お金の源に感謝をしよう

お金の源に感謝をしよう

あなたのお金の源は?

お金の流れてきている源に文句を言う場合、いずれそのパイプは細くなり、腐り、なくなっていきます。源とは、お金を出してくれている会社や社長、経営者であれば、お客様のことです。

さすがにお客様に対して悪口を言う経営者はいらっしゃらないでしょう。しかし、自分が雇われている場合、会社の社長の文句を言うのも要注意です。よくある話としては、社長が嫌な人で、勤めてはいるが、やっぱり尊敬もできない。お給料はもらっているが、少ないし、昇給はナシ・・・この状況では、文句の一つも言いたくなるでしょう。

しかし、ここはひとつ、見方を変えてみる。それでも・・・やっぱりあなたにお金を支給してくれている人なのです。尊敬できなくても、人として嫌いでもあったとしても、お金をくださっているという事実には、「ありがたい」と思えるはず。その頂戴したお金で生活できているし、自分の楽しみごともやれているのだから。



見方を変えた途端、尊敬できなかった社長への意識が変わることもあります。直接感謝を伝えていなくても、意識は全て繋がっています。

 「はい、おっしゃる通りです」

そしてもう一つ、さすがにお客様に悪口を言う経営者はほとんどいないですが、お金を支払ってくれるお客への文句を言うお店や、スタッフをたまに見かけます。

例えば、口うるさいお客様。事あるごとに商品についてあれこれと、めんどうなことを言う。確かにお店側にとっては、面倒な人にカテゴライズしたくなりますね。でも、その人は結局納得して商品を購入する。購入していただいたのだから、いい気分で終わらせればいいものの、口では「ありがとうございました!」と笑顔で見送った後、「はぁ~、めんどくさい!もう二度と来ないで!」と吐き捨てる・・・。

よくあることかもしれません。しかし、お給料をもらっている立場であるならば、その文句や態度は、お金に対して言っているのと同じです。せめて、「はぁ~、めんどくさかった・・・だけど、結局買ってくれたからありがたいことだよね」にしておいたほうがいいでしょう。「もう来ないで」は、お客様に言っているようでも、宇宙に投げかけている言葉であるから。そして宇宙は「はい、そうですね。おっしゃる通りです」と受け入れ、あなたの言った通りに動いてゆくのです。


対等である、だから感謝が溢れる

私自身も、お客様は神様だとは思っていません。「売ってあげている」でも「どうか買ってください」でもなく、お客様とは対等な立場です。必要な方、欲しい方に買っていただき、かつ感謝をいただく。するとそこに「こちらこそ、ありがとうございます」と、お客様へさらなる感謝が生まれる。このように感謝が循環していきます。

以前、ある男性から弊社の商品へのお問い合わせがあり、「なんですぐに返事がないんだ?こっちは客で、商品、買ってやる立場だぞ?」のようなメールをいただいたことがあります。お問い合わせをいただいてから4時間後のことでした。それからまた、数時間後にまた暴言じみた言葉でメールが来たため「お客様にお譲りはできません。申し訳ございませんが・・・云々・・・」と、お断りさせていただいたことも。購入してくださる方を選ぶことも大切です。

しかしながら、私もお客様からお金を頂戴していて、そのお金が会社の利益となり、その利益から国に税金の支払いができ、そして、給料が会社から支払われています。そのお金で、生活できているだけでなく、好きなものを食べ、買って、遊んで、マイケルやハナを養うことができているのです。

つまり私は、皆様に生かされている立場。ですので、皆様には、日々ありがたい気持ちが溢れています。

お金も感謝も、よい循環を

お金が流れる源。それは、お国であれ、社長であれ、そして、お客様であれ、働いてくれている旦那さんにであれ、文句を言ったり、お給料もらっておいて、「はぁ~・・・」などのようなため息を吐くことは、お金のパイプを詰まらせることと同じ。

お金のパイプを詰まらせるということは、お金に関して、ありとあらゆる負の感情を乗せ、ふつふつと考えてしまうことです。そうなった時、「はい、そうですね。おっしゃる通りです」の出来事が、いつか身に起きることになるでしょう。すぐに起こることもあれば、時間差、というのがありますから。


今日も、お金を頂いているということ。そして、使える喜びを味わっていることにありがたい気持ちを乗せ、お金も感謝も、いい循環を巡らせていきましょう。

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