セルフイメージと言葉の関係性
セルフイメージは「言葉」が重要
あなたは自分に対してどんなセルフイメージを持っているでしょうか?
意外に感じるかもしれませんが、自分のセルフイメージは、「周りの人々の言葉」と、それが影響した「自分の無意識な思い込み」、そして自ら発する言葉で作られているものです。
セルフイメージとは、簡単にいうと「自分で自分をどう思っているか?」ですが、周りの人々の言葉によって、それが思考に刷り込まれ、信じた時、セルフイメージが作られていきます。
例えば、あなたが信頼し尊敬している人が確信を込めて、「あなたは偉大なことを成し遂げる力を持っている」と言い、それを心から信じた時に、「私は、普通の人と違ってそういう力を持っている」人、とイメージが作られます。そして、作られたイメージ通りの行動をするようになっていきます。
いい言葉であれば大成功ですが、それがそうではなく、自分の心を傷つける、またはがっかりさせる言葉であると、厄介です。子供の時に傷ついたその心は、終わりを向かえるその時まで残っている人もいるくらいですから。
言葉というのは本当に重要で、いい言葉を自分の潜在意識にすり込みたいものです。
言葉のシャワーを浴びるなら
言葉をシャワーのように何度も浴びると、私たちの潜在意識に到達します。
影響力のある人が言った言葉は、一回で入ることもありますし、自分で取り入れたい良い言葉たちは、何度も、そして、その言葉に疑いがなくなるまで聞いていると、潜在意識にまで到達し、イメージ通りの人になっていきます。
潜在意識にいい言葉を刷り込むために、自分が元気付けられるものであることや、そして、いつも元気で心地よい言葉を発してくれる人と付き合うこと、または、自分の心が感動するようなものを読み続けること。これらの行動は、あなたのセルフイメージとなっていくことでしょう。
逆に、言葉が私たちに大きな影響を与えることを考えると、愚痴や人の悪口、不平不満をいつもいつも聞いていると、それも別の意味での言葉のシャワーを浴びていることになります。
ですから、あまりそういった会話の聞き役をしてしまうことがないように。そして、人間が何かの結果を得るには、3つのステップがあります。次の章で詳しくお伝えします。
人間が結果を得るための3ステップ
人間が結果を得るための3ステップは、以下です。
1、自ら思考する
2、言葉に発する
3、行動する
この中で特に大事な要素は、言葉に発する。ということ。言葉のシャワーを浴び、インプットしたら、それを自分も言ってみる、アウトプットするのです。「言う」という行為は体中を振動させ、体の細胞全体にもインプット作業をしていることになります。
上の3ステップを踏むことで、あなたからのバイブレーション、波動が変わります。良い思考をすれば良いバイブレーションが、悪い思考をすれば悪いバイブレーションが。シンプルですね。
是非、良い言葉のシャワーをたくさん浴びて、そして、その中でもとりわけ、自分の好きな言葉を書き出して、声に出して言ってみましょう。これをアファメーション(自己肯定文)と言います。何度も何度も言っているうちに、そういう生き方を無意識にしたくなるのです。
アファメーションは回数がものをいう
「アファメーションは心から言えなければ効果がない」と言われる人もいますが、心から言える状態は自分で作れます。
それは回数を重ねること。反復、繰り返しです。
思考の癖も、行動の癖も、それで自分の理想に持っていけます。最初は心のブロックであったり、抵抗感がある人は、もう、違和感だらけになるかもしれません。
しかし何度も聞いているうちに、そのアファメーションの言葉は、自分の思っていることのように徐々に感じてきます。そうすると、次は行動をしたくなるのです。
私は常々、「行動なしに何かを得ることはほとんどない」と言っていますが、唯一、言葉を発することでセルフイメージを変え、結果が変わる方法としては、アファメーションという方法はオススメです。
いい言葉がいい自分を創る
いかがでしたでしょうか。
潜在意識を活用するには、まず顕在意識でコントロールする、そして、潜在意識に意識的にインプットする、ということでもあるのです。
あなた自身も、周りにも、いい言葉たちをたくさん取り入れて、何度も何度も自分の潜在意識に刷り込んで、なりたい自分作りをしていけたらいいですね。