潜在意識と顕在意識の声の見分け方
その声は顕在意識?潜在意識?
よく、潜在意識(直感的な部分)がGOなのに、顕在意識が抵抗をするケースが多々あります。もちろん、逆もしかりで。
顕在意識、頭で考える意識的な部分はGOなのに、潜在意識がストップしてしまうケース。この違いが自分でわかりますか?
「今のこの声は、どっちの声だろう?在意識?それとも顕在意識?」
これがわかると本当に最強。なぜなら、潜在意識がGOであれば、あなたがやろうとしていることは成功するからです。
潜在意識は偉大なソースと繋がっています。あなたの成功する方法を知っている部分でもあり、すべての人と繋がっている集合意識体でもあるので、知恵の宝庫です。
「何をやれば上手くいって、何をしないと上手くいかないのか?」まで知っているあなたの成功を教えるツールなのです。直感をキャッチするのが上手い人は、自分の思い通りの人生を歩んでいけます。
今日は自分のGOサインが潜在意識からのものなのか?顕在意識からのものなのかを見極める方法のいくつかをお伝えします。
「感じたこと」がカギとなる!
一つ目は、ほとんどのケースで、最初に感じたことが潜在意識からの答えである、ということ。初めてその情報に触れた時、どう感じたか?です。思考の部分ではなくて、感じた部分はどうだったのか?がポイントです。
たいていの場合、「あとからよく考えたら・・・」と、ストップサインが出ることがあります。そこでのポイントは、「よく考えたら」です。これは、顕在意識の部分、思考の部分です。
ただし、こういうこともあります。最初の直感はGOサインだと思ったのに、あとから何かの情報が入ってきて、それを感じたら、ストップサインになった。ここでもポイントは「感じたら」、です。
そして、確信度も判定材料になります。過去、こんな経験をしました。
遡ること6年前、とある勉強会に出席、そこでさらなる学びを深める勉強会の案内をいただきました。1年間通しての長い学びです。私はその情報を聞いて、じわりじわり考えた末、「よし!行こう!」と思いました。
ところが、その後、勉強会に出た人の情報を一人、二人と聞いた時、ボルテージが下がり、出たほうがいい、という感覚が10%以下になりました。もう、「行かないほうがいい」という確信に変わったのです。
反対に失敗もしました。あることをするにあたって、GOサインのような気になってていたのですが、感覚にはほんの数ミリの引っかかりが。にもかかわらず、GOしてしまいました。結局、ストップしておけばよかった、というような結果になったのです。
あの時、ほんの数ミリの気になるところを無視した結果です。引っかかりは大抵の場合、潜在意識からのものです。
このように、毎回データ取りをしていますと、潜在意識からのものなのか、意識的に考えたものなのかがわかります。
シンクロニシティが起こる意味
もう一つ、潜在意識からの答えであるものの中に、シンクロ二シティというものがあります。シンクロニシティというのは、「意味のある偶然の一致」なのですが、たいていの場合、偶然ではなくて必然です。
GOサインの意味合いやそれに関する似たようなことが、2度3度と重なり、起きたり、見たり、聞いたりした場合、それを無意識レベルでキャッチしている、ということですから、それはGOサインです。
多くの人は、それを「偶然」と意味付けて、スルーします。(かと言って意味付けだらけのものは、「こじ付け」と言いますがね)
しかし、アンテナを立てていると、それが偶然の一致ではないことがわかるようになります。そのためにもやはり、トレーニングとデータ取りをしておくことは大切。
実は少し前に、あることをするかどうか迷っていて、潜在意識はGOサイン。顕在意識がいろんな言い訳「無理かな~」という声を出している状態でした。
でも、その情報が来たタイミングは、ちょうどそのことについて考えていた時、さらに何回も何回も耳に入っていた時なのです。
シンクロニシティどころじゃなく、「神様、その情報をわざと入れてくれていますか?」と尋ねたくなるくらいでした。
進化のための違和感は恐れないで
いつも自分の感覚をキャッチすることをしていれば、大抵それが本当にGOサインか、ストップサインかがわかるようになってきます。
ですが、新しい世界に行く時には必ず、ブレーキがかかるもの。
それは、「いつもと違うことをしたくない」という声が、潜在意識の表層部分で表れます。表層部分は、癖や習慣などのこと。
これを潜在意識の声、と意味付けてしまうと、違う世界を見ることができません。いつまでも同じ生活が、ただただ続くだけです。それを選択したいと思うならそれでもOK。
しかし、人間は常に進化していく生き物です。新しい世界に飛び込むと、今では想像もできないような、素晴らしい未来が待っていることでしょう。
潜在意識でキャッチできさえすれば、あなたの人生はもっと軽やかに動き出すのです。