「自分で生きていく」という自信をつける
自信はありますか?
さて、今日のタイトルですが、今や女性が稼ぐ時代になりましたね。私の周りは、シングルマザーでも会社を興し、豊かな生活をしている人々がたくさんいらっしゃいます。
なぜ、そのようなことができるのか?それは、その人が持つスキルだけのことではなく、そのような女性たちは、決意(腹をくくる)と努力、継続と、甘えのない自分との約束を守るというその強さが、経済的自立をもたらしています。
人生、当然、お金が全てではありませんが、ないのも大変であることを、身をもって知っています。私、若い頃はお金のない生活をしていましたから。
あの時の収入と比べたら、現在は数十倍の収入を得ていて、昔と比べて購入するものは多少質のいいものを買えるようにはなりましたが、実は当時とやっていることはさほど変わりません。
ですから、いつあの時に戻っても生きていく自信もありますし、 そして、将来に対して不安がないのは、万が一強制リセットさせられて、ゼロになったとしても、お金を生む知恵と知識があるから大丈夫!という自信があるから。
「いつでも、なんでもできる!」という根拠のない自信と、根拠のある備えが自信になり、50歳を過ぎて子供もいない、夫もいない、そんな状態でも、声出して毎日笑えるほど楽しくて、1人でいても楽しめる自分がいるからです。
56年、この顔と身体で生きてきたからこその自信というものもついてきました。
大切なのはお金ではなく内面
自信の根源にある大切なことは、経済的自立だけの話ではなくて、内なるところの自立やメンタルの強さ、確固たる自信が必要だということ。
結局、何を差し置いても、内面が大事ということで、内なる部分にあるものが、今の自分の結果として現れます。
もし、今苦しい状況にあるならば、もしかして、今まで出したものの結果を受け取っているのかもしれませんし、もしくは、魂の鍛錬のために、起きていることかもしれませんが、
いずれにしても、人生の学びと捉えますと、前向きに対処できるようになり、それが自分の糧となるので、どの経験も価値あるものです。そして、それらが生きる上での、「自信」につながっていきます。
若い方にもし、一つアドバイスすることがあるとしたら・・・いや、ないんですけどね、あえてするならば、お金の備えよりも、知識と知恵の備えのほうが若いうちは大切だよ、ということ。
得られたお金は、見えない部分に投資したほうが、私のように年を取ってからはそれがお金を生むツールになり、少しだけ経済的余裕を得られるからです。
知識は使えば知恵になり、知恵があれば、お金を生む力になるから。これは真理です。
すべて自信へと繋げられる
思い返しても、私の家庭環境やスキルは、何も自信に繋がるものなどありませんでした。
高校の時から、もう勉強が嫌いで勉強する意味がわからない、とも思っていまして、当然、大学というのは視野に入れていませんでした。
しかし、今思えば、好きなことを大学で学んでも良かったかな、とも思います。心理学とか経済に関してとかね。後悔ではなく、素直に今ならそう思います。
しかし、それよりも大切なのは、やはり内面であると思っていましたので、若いときから聖書を勉强して、自己の内面教育に時間を費やしてきました。
バイトのはしごのような不安定な生活ばかりしていましてね、早朝のお弁当屋さん、ガソリンスタンド、クリーニング屋、営業の掛け持ち…
しかし、それらありとあらゆる仕事が、今の私、ワタナベ薫を作ってくれました。人生経験は糧であり、それらが問題解決能力につながったり、知恵を生み出すものとなりました。
私が50歳記念に出した本ですが、帯の裏表紙に「もっと自分を好きになる、年齢を重ねることが楽しみになる」
と書かれていますが、まさに、女は年を重ねるほどに自由になっていき、自分を好きになり、年をとるのが楽しみになり、それが自信にもつながっていくのです。
これまで生きてきただけで自信を持っていい
ぶっちゃけ言えば、色んなことがあっても、または満足行くような生き方ではなかったとしても、思うようにいかなかったとしても・・・
それでも、これまで一度も死なずに、生きてきましたよね。ただそれだけでも、大きな自信を持ってよし!なのです。
よかったら、私の50歳記念に出した本【女は年を重ねるほど自由になる】をまだお読みになっていらっしゃらない方は、手に取ってみてくださいませ。
何のスキルもない、コネもない、50歳で離婚して独身になり、今後何も約束されたものがない私がどうやって生きているのか?死生観を考えるヒントになるかもしれません。
これからの時代は、誰かに依存していくより、自分一人でも楽しめるような環境と、その中で愛し合い、共に生きていき、距離があろうがなかろうが、人との温かさも感じつつ、活動的に生きていきたいものです。
何歳になっても・・・