内緒話のマイルール
内緒話を誰にする?
内緒話をしますと、一気にその相手との距離が縮まりますよね。皆さんの中でも、体感したことがある人、いらっしゃるかと思います。
異性と仲良くなりたいときにも、誰彼に言っていないことを話すと、相手は「自分だけに自己開示してくれた」という気持ちが芽生え、急接近することも。だから私は男性には内緒話はしません。
これまで何度も男性に言われたこととして「簡単に手を出せないどころか、あなたに男を感じていませんよ!とか、誘うなよオーラがでている」と。高い、高ーい、そしてぶ厚い、ぶ厚ーい壁があるそうです。それ当たり!壁を作っています。
ただし、運命の人ー!と思える相手には、白いフェラーリに乗った王子様にはうっふぅ~ん、あっはぁ~ん、と・・・ない女性ホルモンを必死に毛穴から出すかもです(笑)
って、何の話かわかんなくなったので、本題に入りますが、私が内緒話をする時の一つのルールは、口の硬い人を選ぶべし!です。
当たり前過ぎて記事にするほどのことではないのかもしれませんが、続けさせていただきます。
「守秘義務」をうたっていても・・・
コーチ、カウンセラーなどプロの場合は、守秘義務の契約事項がなくても、話された内容を漏らさないことでしょう。
占い師はもちろんのこと、サロン系でも施術者を信じて打ち明けてくださったお客さまの情報を他に漏らすことはいたしません・・・
と思いきや!!!それらを信じて、相手にペラペラと話したら、その人は周りの人に話していた、なんてこともありますので、やはりどんな相手でも確認すべきなのです。
口の軽い人はそれをやってしまいがちで、名前を言わなくても、状況説明すればその人だと分かる場合も、守っていることにはなりません。
守秘義務の契約を交わしておらずとも、状況からしてこれは周りに話してはいけない個人情報だった場合は、訴えられる可能性まで出てきます。日常で何気なくするうわさ話にも注意が必要なのです。
ですから、コーチングやカウンセリングを正当に行っているところは、守秘義務履行のための契約書まであります。
話す側も聞く側も口が軽い人は要注意!
反対に、内緒話を打ち明ける側の口が軽い場合も要注意です。どういうことかと言いますと・・・
ある人は、人間関係の不和に巻き込まれ、「誰にも言わないでね」と言いながら、自分の周りの人の多くに、さらにはSNSで軽く知り合った人にでさえ自分のモヤモヤを言いたいものだから、あちこちに内緒話として話します。
そうすると、周りの多くの人が知っているものだから、知っているもの同士でその内緒話が語られたり、広められたりします。
本当に内緒であるなら、口の固い人だけに話すようにしないと、内緒話で話したことも結局、自分で広めていることになるのです。
それが誰かの評判を落とすようなことになれば、名誉毀損や営業妨害になったり、慰謝料請求やら、1年以下の懲役や罰金などの危険も潜んでいます。
SNSなどで誹謗中傷をして逮捕された、なんてことは、ネットの時代に多くなっていますので、気軽に悪口などは書けないものです。
悪気があってもなくても書いたことはいくら削除しても消えなくて、逮捕されて刑務所行き・・・なんて事にならないように。誹謗中傷したところで、いいことなんて何もないですから。
コーチは、書面上で守秘義務を履行することを交わしていますから、誰かに漏らすということはありませんが、契約を交わしていない人でも、状況で「内緒だよ」と言われていなくても、それが個人間のものだけの情報であると理解できたときは、言ってはいけません。
「口は災いのもと」とならないために
そして、もう一つ言える点は、内緒話を誰かにするということは、その重荷を相手にも負わせてしまう、心の負担を掛けてしまう、という認識を持つべきなのです。
どういうことかと言うと、おしゃべりが好きな人は、誰かの内緒話やトラブルの内容、打ち明け話を聞くのが大好きです。
「誰にも言わないでね」というのはご馳走なので聞きたいのです。しかし、聞きたいと同時に、それを誰かに言いたい、という衝動もあります。
ですから、内緒話を相手にするときは、その重荷を相手にも背負わせてしまう、という認識を持つべきです。お互い本当の信頼がなければ、内緒話を相手に話さないほうがいいでしょう。
これは元夫の実体験なのですが、「口が堅い」と自負している友達に打ち明け話をしたら、まぁー広まる広まる!あちこち広まる(笑)
もしかして、その口の固い人は、たった1人にだけ言ってしまったのかもしれませんが、たった一人でもアウトです。そのたった1人がおしゃべりなら終わり。
何を話して良くて、何を話してはダメなのか、その見極めができない人には、話さないほうが得策です。
「口は災いのもと」と言いますが、まさにそうで、話をする相手、というのは慎重に選ばなければなりませんし、自分自身を守るためにも重要なことなのです。