与える人が与えられるの法則
不変の法則
与える精神が旺盛な人は、他者に与えているので周りの人々から与えられています。それゆえ豊かになります。これは不変の法則です。
反対に、人から搾取する人がいます。与えられることばかり願っているがゆえ、与えることをせず、どうにか人から、無料で情報を貰おうとしたり、無料で何かを得ようとしたりします。
または、人の時間を奪うこともなんとも思わない人もいます。それも搾取と同じ。しかし当の本人は、それを知らずにやっている場合もあり、ただ単に礼儀を知らない、ということもあります。
その場合は、大人であれば「礼儀知らず」と言われ、周りの人々からは敬遠されるかもしれません。
惜しみなく与える人、というのは、いずれ他人からも与えられる人になります。
与える、と言っても何もお金とか物のことではありません。もちろん、そういうこともありますが、労力の場合もあり、知識のこともあり、知恵かもしれず、優しさかもしれません。
いずれにしても与えられるものがない、という人はおらず、何かを与え続けている人は周りからも与えられるようになっていきます。
出したものを受け取る、これは法則なのです。
エネルギーバランスの重要性
何かをし続けることはエネルギーを放っていることになります。そしてその同じエネルギー分が自分に戻ってきます。
ですから、厳しい言い方かもしれませんが、あなたが放っている分が、お給料として手元に入ってきているのです。
足りない、と思っている方は、与えることに徹底したら与えた分のエネルギーが戻ってくるようになります。その働くべき時間に一生懸命仕事をしていないのならば、それは搾取になるかもしれません。
お給料分を働いていなければ、いつかその仕事はなくなる可能性だってあります。
エネルギーバランスが崩れた時に、つまり頂戴している分と出している分がバランスが取れなくなった時に、仕事は失います。
昨今はデフレの影響で給与が減り、最悪の場合仕事がなくなることも考えられます。
なので一概に言えませんが、しかし、仕事の面でも視点を変えて、違う形でエネルギーを出し続ければ仕事はなくならず、新しい仕事が生み出されることもあるからです。
これからの時代に必要なもの
常に与えている人は、こういう大変な時に、周りの人々から助けられます。与え続けてきたことが、苦難の時に救いの手があちこちから差し伸べられるのです。
そして、そのような人は、自分もまた、誰かをそのように助けてきた人でしょう。
優しさを放ってきた人は優しくされます。
愛を送り続けた人は愛されます。
人を助けてきた人は助けられます。
これからの時代、価値があるのは、物質的なものよりも、信頼を勝ち得ることです。そして、その信頼は、あなたならどのような人を信頼するのか?を自問し、その人に自らなること。
そのようにして、自分の歩む道を構築していくのです。
偉そうに聞こえたらごめんなさい。ですが、いつもそうして自分を正し、周りの人々を観察して、素敵な人を見習うこと。
そして自分がされて嫌なことは反面教師として、決して他人にはそうしないよう、と自戒を込めながら、自分と向き合いたいと思っています。日々精進ですね。
心からのものを届ける
少し私の話になりますが、今から18年前の2006年10月。知識と知恵をブログに書き続けようと、コンセプトは「情報発信」と決めていました。
有料で学んだ知識を、生活に適用しながら知恵に転換できた時、ブログに記事として書きました。
つまり、机上の空論状態でただ知識を書くことはしませんでした。そんな拾ってきた知識を書いても文字に魂は乗りません、読み手に届かないのです。
これからの時代は情報配信、つまり「発信力」はとても大切になってきます。発信のやり方を知らない人も多いと思うかもしれません。
巷でよく、多くのいいねが付いている投稿や、再生回数が取れているリール動画を真似て!とか言われていますが、自分の中から発信していない薄い内容では、続きませんし、つまらないのです。
あなたが心から発信できることを与え続けた時、ビジネスにつながっていきます。
他者承認でなく自己承認を大切に
最後に質問です。あなたは何を周りの人に与えることができますか?
と言いましても、与え過ぎて疲弊することもあります。大切なのは、まずは自分が満たされて、そのこぼれ落ちるほど豊かな水を他の人に与えること。
そして、決して見返りなく、というのが土台です。
自己承認がいちばん大切です。他者からの承認は、あってもなくてもよくて、あったらあったでおまけみたいなものです。
それを一番の喜びにしますと、それがなければ満足感が得られないような位置になります。
誰かに何かを与えた時に、お礼を言われることが承認となり、その他者からの承認を栄養にして生きていくことがありませんように。
あなた自身をしっかり自分で満たしてくださいね。