今年の感謝は今年のうちに!
年の瀬に感謝へ思いを馳せる
もう年末ですね。皆さんは仕事納めまされましたか?
年末になると、今年感謝したい人をリストアップしてその人々に感謝を表す、というワークなどが多いですね。
「終わりよければすべてよし!」で、年の終わりとはじめは感謝の気持ちを高め、心穏やかに年を越し、新しい年を迎えたいものです。
年の瀬に、今年一年お世話になった方や、大切な家族の存在に想いを馳せる。
そのような人々を数人リストアップしてその人達に、感謝を伝えるなり感謝を形にして送るなりすることでその思いはもっと強くなります。
そして、理想の終え方は、翌年の理想のスタートを切りやすくさせます。
今年は残り数日しかありませんので、来年の最初のミッションにするといいかもしれません。
結局、愛と感謝
私は、今年も色んな人と関わり、表には出てこなくても影で支えてくださる方の存在はあまりにも大きくて、その人々を思い巡らすと、胸が熱くなる思いです。
あなたにもそのような存在の方はいますか?
お陰様の精神は、忘れやすいものです。それは、身近であればあるほど、関わりが深くなれば深くなるほど、忘れやすいものです。当たり前になってしまうのですね。
あなたがいま生活できているのは誰のおかげでしょうか?今、あなたが不自由なく過ごせているのは誰のおかげでしょうか?そして、誰のおかげでいま笑っていられているのでしょうか?
年の最後くらいはそんなことを思い巡らす時間を取ると、自分もまた幸せな気分になり、感謝を行動で表したときに、相互で温かい感情のエネルギーが行き交う感覚になります。
感謝という言葉を耳にするたびに、何かの変な自己啓発やら精神世界を思い出し「気持ち悪いな」と思うこともあるかもしれません。
しかし、本当に最後は、愛と感謝です。
それを忘れた人の行動は、言葉では感謝感謝と言いながら、どこか失礼な言動をしたり、人様を雑に扱ったり、利己的な言動をとってしまいがち。
かといって、残念ながら感謝は「しよう!」と言われてもできるものでもありません。感謝とは、滲みあふれるようなものであり、感謝体質になる方法はあります。
それには、洞察力と想像力が必要になります。
表に現れない部分を意識する
いいことでも、回数が多いと何事も、当たり前になりがちです。
仕事がないときは、仕事があることのありがたみを感じるのですが、そのありがたみを忘れたときに、惰性で物事を行ったり、挙句の果てには文句が出たり・・・
人間は感謝の気持を忘れがちですから、意識して、常に表に現れない部分に思いを馳せてみることができます。
そうすることで、優しい気持ちが育ちます。
表に見えていることなどほんの1割もなく、その9割の影の行動や努力や表に現れない想いをどれだけ洞察できるか?どれだけ想像できるかで感謝の気持ちが左右されます。
例えば、当たり前のように家族は存在していて、当たり前のように旦那はお給料を入れてくれて・・・になっていますと、夫がどんなふうに会社で働いているか想像もできないことでしょう。
夫が会社で、お得意先に怒られながらも、笑顔で我慢していたり、上司と折り合いがあわなくてもお給料をもらうため、つまり家族を養うためにがんばっているわけです。
それを想像できると、「ただいま」とやつれた顔で帰ってきた夫を、笑顔で出迎えて、ハグをして、「お疲れ様」と言いたくなることでしょう。
コーチングスクールもそうです。
一人ひとりに想像力を働かせ、彼女たちがここに出席するのに、どれだけのお金と時間と労力と、家族の協力をお願いしたりしたのだろう・・・と。
そう思うと、こみ上げてくるのは涙だけでなくて、あたたかい想いです。
それが人を幸せにし、そして運の巡りまでよくなります。
誰に感謝を伝えますか?
最後に、感謝とはなにか?それは、今あるそのものに集中していることです。
「ある」は「有る」であり、そこに意識を向けた途端、潜在意識はその「有る」状態を現象化させようとしてくれます。
そして、もうちょっと言いますと、幸せな人の顔と、いつもつまらん顔をしている人の差は歴然で、幸せな人には人が寄ってきます。
幸せな状態もまたエネルギーが高めだから。
人が寄ってくるということはビジネスもうまくいきますし、寄ってくる、ということは、良い人とのご縁にも繋がっていくのです。
総合的に捉えて、感謝の気持ちがある人は、行動も言葉も、そして発するエネルギーも魅力的で、人を寄せる特徴があります。
さぁ、あなたは誰に感謝を伝えますか?そして行動に表すとしたら何をしますか?
感謝できる人に、今年中に感謝を伝えてみてください。