人生に嫌なことが必要な理由

人生に嫌なことが必要な理由

嫌なことはなぜ起こる?

人生において嫌なことはなぜ起こるのでしょうか?

たとえば筋トレ。筋トレは筋肉の破壊、その後に修復するのでもっと強い筋肉ができる・・・つまり、その後の修復でよりしなやかな筋肉が作られていきます。

人生の嫌なこともこれに似ているのですが、実際問題、嫌なことも嫌な人も本当に嫌ですね。

人生に波風がないと、穏やかな人生を送ることができるものまた真実です。そして実際に、そのようなご褒美の人生を送っている人々も多くいます。

それでも、嫌な経験、嫌なこと、嫌な人が目の前に現れたときに、どう考えるか、どう認識するかで自己の成長や人生が大きく左右されます。

たくさんの苦労した人=愛のある人
嫌な経験を多数した人=懐が広い人

ではないです。実際に、苦労が多くてもその苦労を学びに転換しておらず、一生不平不満を言っている人、性格が悪い人、幸せな生き方をしていない人もたくさんいます。

性格がひん曲がったまま年を取ってしまう・・・それだけは避けたいもの。老年期ぐらいは、ありとあらゆることに感謝をして、幸せに暮らしたいから。

本日のタイトルでは、人生に嫌なことが必要な理由といたしましたが、それらがいらない人もいる、という前提でお読みいただけたらと思います。

嫌なことをどう捉えるか?

生きていればほとんどの人には、大なり小なり嫌な経験は人生の中で多数起きます。そしてそれを、どう消化するか?が分かれ道。

嫌なこととか、嫌いな人というのは、自分の望むことが明確になったり、気付きがあったり、それにより決意決断ができ、行動に勢いついたり、何かのきっかけになったり・・・

それらは、あなたを導く大切な要素になるので「必要だ」と言えます。

たとえば、私の仕事はいろんな嫌なことが絡み合って今の仕事に落ち着きました。さかのぼること私が32歳の頃、人生どん底の時は、嫌なことだらけでした。

・お金と時間がない
・出勤や人と会う仕事が嫌だった(かなりの陰キャ 笑)
・当時から家事が嫌だった
・肉体労働が嫌だった

ここを回避すべく、この反対を目標にしました。

・お金と時間がない
→お金と時間がたっぷりある状態

・出勤や人と会う仕事が嫌だった
→在宅ワーク

・当時から家事が嫌だった
→家事をやってくれる人がいる状態

・肉体労働
→知的労働による収入を得る

こう考えてみますと、嫌なことが動機づけとなり、目指すべきところが明確になり、結局全て叶っています。

今は時間が少し足りない状態なので調整は必要だとしても、ワタナベ薫は、当時の嫌なことを回避しようとして、このスタイルになりました。

ただただ、「嫌だーー!」と文句ばかり言うのか?それとも、それを回避するために動いていくのか?という選択肢がありますが、行動できても継続できないと、結局、その嫌なことはずっとつきまとうのです。

嫌なことがあるから理想が分かる

思考は現実化する、というナポレオン・ヒルの言葉だけが独り歩きして、ザ・シークレットからの引き寄せの法則もまた勝手な独り歩きして、何もしないで思考力だけで引き寄せられると思って、難民になり、貧乏になり、起業したはいいが、お金ゼロになって会社員に戻った人、多くいました。

夢があってワクワクするのはいいのですが、思考のエネルギーと行動のエネルギーは差がありますので、そこをわかった上での行動が大切。

余談ですが、インフルエンサーのコミュニティーに入ってから、「ワクワクだけで夢が叶うのー!」と言っている人がいたら、そのコミュニティ内でその夢が叶っていることを忘れてはなりません。

そこをやめたり、そのインフルエンサーが評判悪くなったり、仕事を辞めたら、お客さんがいなくなる可能性があります。なので、それは引き寄せでも思考が現実化したわけでもなく、コミュニティーを使ったビジネスモデルです。

そのコミュニティがあるからうまくいっている、という客観的な視点を持たないと、何か起きたときにまた元に戻ります。(厳しい言い方ですが)

ビジネスだとそれくらい先見の明をもっておいたほうがいいかもしれませんね。私もいつも崖っぷちなので、そんな視点で自分のビジネスを考えています。

話を戻しますが、結局、嫌なことが目の前に起きるのは意味があるない関係なしに、自分でよい意味付けをして、行動していくきっかけになるのです。

人生に意味があるかないかの意見が分かれると思いますが、それは、どっちでもよくて、ないと思って適当に生きるのか?あると思って、自分なりの良い意味付けをして目指すところを決めてそこにむかって行動するのか?

であれば、後者の、自分で意味づけてやりがいを感じて生きるほうが楽しいとは思います。そのきっかけが、案外「嫌なこと」にあるのです。

ついでに嫌いな人も同じ。相手は鏡とかいう言い方を心理学などでは言われますが、相手を見たときに、自分で何かを感じる、という意味では鏡です。

相手の嫌なところは自分の嫌なところ、という短絡的な考えではなくて、色々と絡み合っていて、嫌いな相手からわかることは多数あって、自分の価値観が明確になったり、反面教師にしたり、他人はよく見えるので、自分をも客観視できたり・・・

色々と良い点もあるものです。

理想の未来を掴むために

最後にまとめますと、嫌な経験は、あなたの素晴らしい未来に繋がるためのきっかけになる、ということ。なぜなら嫌なことの先にあるものは、あなたの理想だから。

32歳のときの私は、在宅ワーク(リモートワーク)を実現しましたが、さらに今は、それが自分の望む形になっているのであのときの、嫌なことがあって本当によかったと心から思います。

最後にこの質問を贈ります。

あなたの今の嫌なことは何ですか?
それを回避するための理想の未来は何ですか?


嫌なことを明確にし、行動して、理想の未来を掴んでいきましょうね。

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【関係者】2022年4月23日時点
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