オーダーメイド級の答えを導く方法~潜在意識の声をキャッチする~
心の奥底の声を聞いていますか?
何かの決定をするときに、または新しいことにチャレンジするときに、「やりたい!」と思ったものの、その後本当にそれでいいのかを迷ったり、リスクヘッジしているうちに、どうしたらいいのか分からなくなってしまうことがあります。
そんな時は、最初の感情と気持ちに戻って再び感じてみてください。直感は何と言っているでしょうか?あなたの潜在意識の声に耳を傾けてみてください。
それでも、次のように思う、もしくはおっしゃる方は多いのではないでしょうか。
「直感がわかりません」
「潜在意識が何と言っているかもわかりません」
「何も浮かんできません」
「難しい・・・」
これらの言葉をいつも言っていたり、考えていたりすると、そこで思考はストップします。それらの言葉の通りに思い込んでいるためキャッチしようにも、わからないのです。
いつも頭で物事を考えていたり、いつも誰かに答えを聞いたりもらっていたりすると、本当の自分の潜在意識の答えをキャッチしづらくなっていきます。
ではキャッチするためにはどうしたらいいかというと、まず、常日頃、自分の奥底に尋ねる習慣を持ってみましょう。すぐにできるのは「自分が今、どんな感情なのか?」これらを感じてみることです。
ファーストステップは、感情を感じてみること。しかし時に、あまりに強い感情というのは、潜在意識の答えとは違う、自分の思い込みだったりしますので、そこは要注意です。
潜在意識と繋がる質問「もし、〇〇〇だとしたら?」
次に、潜在意識にアクセスする方法はたくさんありますが、今日は、なかなかそこから答えをキャッチしにくいと感じている方にお伝えします。
もし、潜在意識の答えが分かりづらかったら、次の質問をしてみてください。「もし、〇〇〇だとしたら?」。どういうことかと言いますと
「もし、スティーブ・ジョブスだとしたら彼は何と言うだろうか?」
「もし、自分が魔法のランプを持っているとしたら、どうするだろうか?」
「もし、何でもうまく行くとしたら、何を選択するだろうか?」
「もし、自分が尊敬する人の思考を持っていたら、どうするだろうか?」
このように、何でもいいですし、こじつけでも構いませんので、なり替わって答えを出してみる。それは置き換えがジョブスであろうが、魔法のランプだろうが、尊敬する人であろうが、結局その答えは、自分から出した答えです。
そこに間違いも失敗もありません。例え、最初は苦しい結果に見えたとしても、長いスパンで見た時には、帳尻があいます。すべて、あなたのためになることばかりです。
潜在意識は、とても大きなソース(情報源)です。そこには、あなたの習慣、癖、セルフイメージ、もっと言えば、全ての人の集合意識体でもあり、もっともっと言えば、過去に存在している人々の知識や経験や知恵が収まっている巨大なソースなのです。
そこにアクセスすることは、どんな素晴らしい人間からもらった即席の答えよりも、はるかに優れた叡智(えいち)です。ここを活用しないなんてもったいない。
ですから、自分で感じたり、時に考えたり、自分の内奥と向き合ったりすることが大切になってくるのです。そして、そこにアクセスする方法が分かったら、何でもできるようになります。
情報の鵜呑みでなく自分の答えは何と言っているか?
情報発信をする立場としての基本では、「言い切る」ということがよく謳われます。しかし、私個人の考えとしては、それは危険なことのような気がしています。
なぜなら、人は感じ方も、やり方も、また成功の方法論なんて五万とあるわけですから。
発信者は、自分のメソッドを自信を持って伝えています。しかし、全ての人にあてはまるか?と言ったらそうではありません。
だから、情報の受取手は、盲目にすべてを信じることなく、直感の声に耳を澄ませて、自分にあった方法を感じ取る必要があるのです。
潜在意識の答えをキャッチしづらく何をどうしたらいいか分からない、という人は、あちらこちらのセミナーや教材、お茶会など色んな所に足を運びます。
しかし、できれば、自分の直感で「これだ!」と思った方法を1つ選んで、徹底的にやってみるのもいいでしょう。
現代は本当に情報過多で、何でもすぐに調べることができて便利でもありますが、情報が多ければ多いほど、迷ってしまうこともあります。
自分の軸が分かっているならば、その情報の多さは強みになることがありますが、どうしたらいいかわからなければ、まずは、直感で合っている!と思う方法をシンプルに、それだけやり続けてみることなのです。
そして、すぐに潜在意識の声がキャッチできなくても、「わからない」「聞こえない」「難しい」と言わないことです。言った途端に、そこからの答えをキャッチしないように、自分にタガをはめてしまいます。
潜在意識からオーダーメイド級の答えをキャッチしよう
最後に、リラックスすること。頭で凝り固まって考えずに、深呼吸して、リラックスした状態でないと、キャッチできません。ですから時には、のんびりゆるめて、ダラリとする時間も大切。
お風呂や、寝る前のリラックス時間、寝起きのボーっとまどろんでいる時、潜在意識の扉がパッカーンと開いている時でもあります。
いかがでしたでしょうか。潜在意識の声をキャッチするステップはこうです。
・まずは自分の感情を感じてみる
・わからない時は「もし、〇〇〇なら?」と答えを出してみる
・「わからない、聞こえない、難しい」など言わない
・心身共にリラックスした状態を作る
いきなりすべてを網羅しようとするのでなく、ベイビーステップで構いませんから、少しずつ、潜在意識からのオーダーメイドの答えをキャッチしてくださいね。