発信力~「好き」を発信し続ける~
発信者として大切にしていること
今やYouTuber、インフルエンサー、ライバーなどSNSが仕事となり、一般人でも発信者として影響力を持てる時代となりました。
発信を続けていますと、フォロワーやファンなど応援してくれる方が増えていくわけですが、始めはただ好きなことを発信していても、だんだんと怖くなることがあるかもしれません。
私自身、今でも、この表現が誤解を生むようなことがないように、とか、見る側の意思をコントロールするようなことがないように・・・など、毎日の発信で気をつけてはいます。
しかし、あまり発信への枠を作っていまいますと、”自分の味”であったり、コンセプトや、価値などを伝えられなくなることがあります。なので、気にしすぎもよくありません。
価値提供を第一に考え、そこに、自分らしさを大切にしつつ・・・もうすぐ発信者として19年目を迎える今でも、大切にしていることです。
その発信に「思い」はありますか?
現在は、SNSコンサルなどをすることがありますが、その目線で見てやってはいけないのは、ただの情報の横流しです。
ほかには、ビジネスのために記事を書いている人へは、自分の仕事に関することを発信する、というのが大前提です。無意味な日記や日常ばかり、というのはあまり多くないほうが良いです。
しかし、まったくないというのも、その人のパーソナリティが伝わりませんので、ほどほどに発信する、という塩梅が重要です。
日記のような記事は、フォロワーやファンがたくさんついたときには、効果絶大ですので、そうなってから思う存分書きましょう。
情報の横流しに関しては、しても良いのですが、そこに自分の感想や感情、正直な思いが書き込まれていないと、意味のないただの文字の羅列に感じられるような薄いものになってしまいます。
自分の発信に軸がないと、誰かの投稿や、動画にすぐに影響されて、その人の、語り口調を真似たり、十八番(おはこ)の言葉をよく使ったり
または、この人が書いていた、あの人が書いていた、と自分の考えではなくて、引用や引照が多くなりますと、これまたその人の思いが伝わらないものになってしまいがちです。
SNSではよく「バズっているものを真似て」と言われます。
いい例を真似ることは悪くはありませんが、そのまま真似て流すのではなくて、自分でまずはやってみて、自分の経験を交えての情報提供じゃないと、本当の意味で相手に響きません。
そして、何よりもですが、”好きなこと”を発信することが1番パワーがあります。
「好き」を極める
皆さんもご存じの有吉弘行さん。この方の毒舌キャラはどうやって出来たと思いますか?
随分と前にテレビで有吉さんご自身がおっしゃっていましたが、猿岩石で一世風靡をしたあと、相方とは別々の道へ、その後有吉さんは、今までの給料制だったのが歩合になり、とうとう収入が0円に。
そのうち外に出たくなくなり引きこもりに、不眠にもなり、一日20時間テレビを見て、売れている人たちに画面に向かって文句を言ったり、毒を吐いたりしていたそうです。
毒舌キャラで再起し、今やテレビにひっぱりだこですね。ある意味、毒舌を極めたわけです。
考えてみたら、1日20時間テレビを見ているということは、一日20時間リサーチしているのと同じです。
私も、大好きな文章を書く仕事をするためには、書き続けるだけでなくて、周りのブログや書籍を読むことも必要でした。
人気記事の傾向や良いこと書いてあるのにアクセスが伸びないブログの理由などを研究するために、当時は一日に他の方のブログを100記事くらい読んでいました。
ブログを極めようと努めた結果、現在の色んな仕事に繋がりましたが、好きであれば、極めるためのプロセスも楽しいものです。
あなたの好きは誰かの好き
これから起業する人、ひとりビジネスをする人はますます増えていくでしょう。
周りからのウケがいいことを題材にして扱うよりも、あなたがエネルギーを込めやすい大好きなことを心から誰かに伝える内容を発信するほうが、ずっといいものです。
なぜならば、あなたが好きなことは誰かも好きであり、その好きな人々の大小にかかわらず、続けていればいずれコミュニティーができるからです。
では具体的に何をしたらいいのか?については、とりあえず、自分の好きなことを見つけたら短くてもいいので、それを発信してみてください。
ブログでもInstagramでもTikTokでもYouTubeでも、まずは、小さい場でもいいので、発信すること。そして、発信し続けることです。
そして始めたら、結果を出すのに焦らないこと。試行錯誤しながら調整しながら、それでも動いていれば、結果はある程度得られるものです。
それは、亀の歩みかもしれませんが、やれば変わります。何もしなければ同じ結果、ただそれだけです。
結果よりも、出す(アウトプット)する喜びに着目して、楽しみながら、今からでも好きなことを発信することをおすすめします。
これからは発信力がモノを言う時代
いかがでしたでしょうか。
好きなことを極めていく必要性がこれからもっともっと高まり、発信力がモノを言う時代です。
さぁ、あなたは何を発信してみますか?今までにない、新鮮な気持ちで楽しくトライしてみましょう。
特に何かのスペシャリストでなくても、あなたの好きや経験は、誰かにとっては欲しい情報なのですから。