「あの人、ムカつくな、嫌だな」の感情が教えてくれること

「あの人、ムカつくな、嫌だな」の感情が教えてくれること

嫌いな人は、いてもいい

今日の記事、結論から申しますと、別に嫌いな人がいてもいいのです。「も~ムカつく~!!」と思ってもいいし、その人を宇宙へ飛ばして、木っ端微塵に爆発させてもいいし(想像の中でですけどね)、その人に対して、暴言を一人で騒いでも、ノートに書き殴ってもいいし、友達に吐き出してもいい。

むしろ、それを我慢してはいけません。我慢してしまっているから、本心に蓋をしてしまっているから、自分が何をしたいのか?どう感じているのか?という本心に気づけなくなってしまうのです。

とはいえ、私たちは社会の中で生きていますから、ムカつく上司などに思うまま暴言を吐いたとしたら、会社をクビになってしまうなど、不都合もありますよね。

それはそれで学びかもしれませんが、事あるごとにムカついている、いつもイライラしている、キレるといった感覚を持ち合わせていたとしたら・・・それは今世に生まれてきて「もっと学ぼうね」という天からの課題かもしれません。

私たちは、人との関係性の中で生きています。だからこそ、いつも我慢する必要はないにしても、負の感情を我慢せずに自己処理できる術(すべ)を身につけておきましょう、ということです

感情を処理して、ひとたびスッキリしたら、少しその時の感情と向き合ってみる。すると、いろんなものが掘りおこされてきます。

負の感情を見過ごさない

時々私も、心から信頼できる友人たちに愚痴や暴言を吐いております。しかし話すときにはもう自分の中で消化できているので、聞く友人たちにとっては笑い話になっています。

私自身も笑いながら言っている、ということもあるのですが、誰かに話すことは、私にとっては「仕上げ」です。やっとそこで感情は昇華され、気体となって天に昇っていくというようなイメージ。

嫌いな人というのは、当たり前のようにあなたの目の前に時々現れて、あなたを試します。嫌いなら排除する、という方法もあるし、嫌いだからこそ糧としていろんなタイプに対応する術を学んでもいいし、嫌いである感情を味わい知る、ということをしてもいい。あなたに合った方法で向き合ってよいのです。

ですから、嫌いとか、ムカつく、怒りを感じる、という感覚に蓋をしたり、見過ごしたり、見ないふりはしないようにしてください。

次の章では、なぜ見過ごさない方がいいのか?詳しくお伝えします。

「~はいけない」という思い込みを外そう

なぜなら、その感情から「ああ、自分はこういう人が嫌いなんだ」とわかるから。これは、波動の違いを感じる時に大切です。ですから、まずそれを感じたら、思いっきり「あいつ、大っ嫌い!」と思っていいのです。

それをいちいち、関係のない他人様に愚痴を吐いてたら、かえってあなたが厄介な人になってしまうので、注意しましょう。心を許せる人くらいには言えるようになるといいですね。そうすることで冷静にもなり、「じゃあ嫌いな人とどう付き合ったらいいか、どう向き合ったらいいか、どういう対処がいいのか?」も見えてきます。

負の感情を思ってはいけない、ネガティブな言葉を出してはいけない、という訳ではありません。負の感情を抑え込むと、かえってあなたの奥底に蓄積され、心を蝕んでゆきます。

それよりも、一人でいるときに「ああー!ムカつくー!」と声に出して、スッキリとした方がいいのです。

負の感情が、あなたに教えてくれること

私の場合は、相手を思い浮かべ、エアボクシングで完全KOしてから、宇宙に飛ばして木っ端微塵にします。その後、心穏やかに「それでもあなた(嫌いな人)がしあわせでありますように・・・どこかの違う星で(笑)」と言います。

誰にも迷惑かけないで、スッキリする。するとなぜか、その嫌いな人に愛着が湧いてくるということも。皆さんも、そうしましょうという意味ではありませんよ。私はなぜか、しっかり消化すると、愛着が湧いてきます。

「ああ、その人は人間界にやってきて、もがいて苦しんで頑張って虚勢張って生きているんだよね」と、本気で思えたりね。そう思えたら、なんだか嫌いな人も自分の一部のような気がしてくるのです。

どちらかというと、嫌いな人があまりいないのですが、時々、「いやだわ、この人」と感じたら、その感情を大切にして、自分自身と向き合っています。

感情を掘り下げない、ということがあなたにとって一番の成功法ならそれでもいいのですが、内側と向き合う、ということをしたことがない場合は、ぜひやってみてください。今までになかった、あなたの気持ちに気付いたり、面白い発見にめぐり合うかもしれませんよ。

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