お金の教育は子供の頃から

お金の教育は子供の頃から

可能性を潰すも生かすも・・・

常々考えていたことの一つとして、子供の可能性を潰すも生かすも親であるな、と。そして、親の世代でお金に関するネガティブな思考のクセが無くなれば、子供たちの未来もまた明るくなる、と思っています。

もう拙著やメインブログを読まれている方はお分かりかと思いますが、私たちのお金に対するイメージやマインドは、親からの教育(刷り込み)が大きく影響しています。また古いネガティブなお金のマインドも親からのものです。

真っ白なキャンバス状態だった私たちの思考に、親や大人たちは、自分のお金に対する価値観や、思い込みを教育としてどんどん伝えていきます。

お金は汗水流して得るものだ。
お金は楽をして稼いではいけない。
お金はすぐになくなるから貯金しろ。
お金持ちはケチである

「お金は汗水流して得るもの」という価値観や信念は、「汗や涙を流さないで得たお金はよくないもの」というジャッジが入っています。

工事現場で働いている人が得るお金と、「あはは」と楽しく、暑さ寒さがないところで頭を使って稼いでいる人では、工事現場の人々が得たお金が尊いもの、と本気で思っている人が多いものです。

来る日も来る日も上司に怒られ、お客様に怒られ、頭を下げて事務や営業の仕事をしている女性と、夜の水商売で多くの人々を喜ばせている女性では、水商売で得たお金なんて・・・と、お金の価値が違う、と思っている人も多いようです。偏見ですね。

話が少しそれましたが、生まれた時、子供達は真っ白であって、しかも、誰も教えなくても、宇宙の法則を知っています。

子供は「宇宙、お金の法則」を知っている

不思議に思えるかもしれませんが、わかりやすい言葉で言えば、子供たちは宇宙から、そのまま法則の記憶があるまま、この3次元にやってきたわけです。

しかし、ここ3次元にきますと、その時の記憶はどんどんなくなっていき、加えて、この三次元でご縁があった親とか大人たちから、色んなネガティブ情報を刷り込まれます。

前に持っていた記憶、宇宙の法則をどんどん忘れてしまい、その結果、今の大人のような自分の価値観がガチガチの大人になってしまう。

わかります、私もガッチガチでしたからよーくわかります。頭ガチガチの時にはお金がなくて、回らなくてまさに貧乏暇なし。生きるのでさえ苦痛でした。

しかし、思考を子供に戻した時に、お金は思う通りに動くことを知るのです。

というより、宇宙の法則の記憶があった状態に戻った、といいますか、ゆるやかに、のびのびと、自分のなりたいもの、欲しいもの、叶えたいことなどを思う存分、手に入れていいんだ、そして願ったことは手に入れることは可能なんだ、ということがわかるのです。

願わない人は、願わない結果を手にします。願っているのに、手にしていないのは、思考が子供のようではないからです。

願いやワクワクを遮断しない

子供の頃の夢を語るとき、できるかできないかの制限をかけずに、「もしなれたら・・・」という夢と希望をキラキラした瞳で語る。そこでは理性は働きません。イメージングのときに、理性は入れず、ワクワクして楽しくイメージします。

理性がいらない、と言っているわけではないのです。まずは、子供の願いやワクワクを遮断しないところから、子供たちのお金のパイプがつながる最初の方法になります。

たどり着く方法論は後から付いてきますし、子供の頃に、方法論なんていりません。とりあえず、ゴールとその時やりたいことをやっていれば大丈夫。

イチロー選手が日々練習を重ねたのは、目指す高みにたどり着く方法が、練習することである、と知っていたから。親がどうこうと方法論や、無理だ可能だなど言わなくても、宇宙の法則をわかっている人は宇宙の助けを受けます。

子供達には「無理だ」と言わない。「難しい」と言わない。「お金がない」と言わない。与えれば入ってくることを、子供たちは、私たちよりも知っているのです。

大人は子供から学ぼう

赤ちゃんは、親に与えられて育ちます。おっぱいをもらい、オムツを替えてもらって、食べられるようになったら、離乳食を「あーん」と親がスプーンで子供にあげます。

そのうち、子供は、誰に教わったわけでもないのに、与えることを覚えます。与えられて育ったからです。「お友達にあげなさい」と教えなくても、最初から「はい!」と自分のものを差し出す子供もいます。与える喜びを、最初から知っているのです。

受け取った人は、笑顔で喜びます。それを見た子供は、与えると喜ぶのだ、と理解します。お金も同じく、喜んで与えられるものだ、与えても減らない、与えると相手が喜ぶ、そして、自分もまた与えられる・・・そんな循環を知っています。

赤ちゃんや子供は宇宙からやってきたので、法則、ルールをちゃんと知っているのです。困ったことがあったら、子供にどうしたらいいか、質問してみてください。大人よりもシンプルで、素晴らしい回答が返ってくることがよくあります。

子供へのネガティブ発言はやめよう

ポイントは子供に、お金に関することでネガティブなことを絶対に言わないこと。「お父さんみたいにならないでね」「いい大学にいくのよ!」など、子供が思いついたならいいのですが、親の願いであるならば、それは押し付けです。

子供がユーチューバーやSNSで仕事をしたい、と言うのなら、そこも芽を摘まないことです。「SNSで仕事するから勉強しない」と言っている子供たちには、「それなら、色んな勉強が必要ね!」と、励ませばいいのです。

親である皆さん、子供の可能性を引っこ抜くことをせず、遮断せず、持っている可能性を引き出し、伸ばし、彼らが、もともと持っている記憶、宇宙の法則を逆に教えてもらうといいかもしれませんね。

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