問題を解決する力はあなたの中にある
問題が立ちはだかるということは・・・
生きている限り、ありとあらゆる問題が目の前に立ちはだかりますよね。超えても超えても、次なる問題が目の前に現れてくるかもしれません。人生は山あり谷あり・・・
しかし実は、それは問題解決能力があがっている証拠でもあります。同じような問題は、すでに乗り越える力も知恵も身についているので、経験値が上がっている、ということになります。
もし、似たような問題が目の前にいつも現れるなら、「それを解決しなさい。または乗り越える経験をしなさい」という天からのメッセージかもしれません。
そして、問題を解決するためには、情報収集をすることも大切です。その為に、例えば、私のブログや発信していることを参考にされる方もいることでしょう。
外に正解はない!
ブログの読者様なら、もう気付いているかもしれませんが、私の情報には「これが正解!」というものはありません。
「あるがままでいい」もアリですし、「変わる努力をする!」でもアリ。がんばってもいいし、がんばらなくてもいい。
「やりたいことだけやろうよ」もあるけれど、「やりたくなくてもやらなきゃならん!」ときもある。
「わがままに生きよう!」も本当にそうだし、「他の人のことも考えよう!」がなくては、秩序がなくなって迷惑を被る人もいる。
たった1つのルールだけではなく、その時々、そしてシチュエーションによって変わるものもあります。陰と陽、表裏一体、片方だけが正しくて、片方が間違っているということもなく、結局、自分が地いい、手放したくない方を誰もが選んでいるのです。
その結果、うまく行っていない人もいます。それは、その人がそれの「手放し練習」だったり、「執着とはなんぞや?」ということを学んでいる最中だったり、結局は、正解も正しさも、実はその人が知っています。
目の前に見える世界はあなたが作っている
私自身、未だにいろんなことを経験させられ中であり、学ばされている最中でもあります。さらに言えば、対極の嫌な方を経験することだって未だに多々あり。「もう、勘弁して」な状態も、おそらくこれからの人生まだまだあるんでしょうね。
大切なことは、うまくいかないことの経験は、うまくいく方法を知るために、自らの経験値を上げるためのトレーニングであるということ。対局を知らないと、本当に求めているところには到達できないものです。
ですから、私の発信内容は、ただのヒントであったり、ある人にとっては気づきとなったり、ある人にとっては、「これは違うかな・・・」となったりもする。でも、それでいいのです。
自らの目の前に見える世界は、結局すべては、自分の認知と意味付けで成り立っています。つまり、正解はその人が持っているということです。
問題解決能力を高めるコツ
問題を解決するために動くか、逃れるのか、どちらを選択してもいいのですが、今回は、問題解決能力を高めるためのコツをお伝えいたします。コーチング手法でもありますが、それは
①問題と見ないこと
②問題にフォーカスせず、解決策にフォーカスすること
①に関しては、目の前のことを問題とみたときに、「問題だ」というフィルターがかかり、そこから抜け出れなくなってしまうからです。
②に関しては、ゴールを、遠くに視点を持つことで、脳が無意識のうちにそれらを解決するための情報収集をしてくれるからです。
問題にフォーカスしているうちは、そこから抜け出せません。ゴールはそれが解決されること。意識を向けるべきところは、解決策です。視点を変えるために、次のような質問をしてみてください。
「この件に関して自分はどうしたいか?またはどうなったら最善なのだろうか?」
最善の解決策を出したところで、そうなるかどうかはわからない、それは無理な方法だから、と最初から決めつけないことです。決めつけたときから、脳も潜在意識も解決策を探すことをやめてしまいます。
自分で解決できない場合は、誰かがその知恵を持っているかもしれないですし、誰かが、その問題を解決する力を持っているかもしれないのです。 そして、世の中にはその問題を解決したことがある人は、必ずいます。広い世の中ですからね。
解決したことがある人も、同じ人間。であるならば、あなたにもそれができるはずです。
答えはあなたの中に
最後に、解決できないような大きすぎる問題の場合は、いつものように、天に丸投げしましょう。力を抜いてあとは流れに任せた時に一番いい情報や解決策・着地点が見つかります。
見つめるところは、問題ではなくて解決策。そして情報にも解決策にも、これが正解!はありません。とどのつまりは、コーチング理論でいう「答えは自分の中にある」なのです。