誰かを幸せにするよりまずは自分が幸せでいること

誰かを幸せにするよりまずは自分が幸せでいること

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自己犠牲で苦しくなっていませんか?

自己犠牲的な精神というのは、一見、人間性が出来ていて、徳のある人だと思われたり、人様のために何かをしているゆえに、高尚な生き方をしているようにみえることでしょう。

しかし、自己を犠牲にして、それがただの行動のみであって、心が伴わず、苦しくて「何で自分だけがこんなに我慢して人のために動いているの?」と感じながら、それをやっているのは、無意味だと私は思うのです。(本人が楽しければいいのですが)

以前の私はそういう人間でした。頼まれると断り切れず、心の中では苦しくて、体が1つじゃ足りなくて、疲弊しながらも他者のために動いていました。

地球上に、心が苦しい人が一人でも増えると、それと同じ波動(周波数)を持つ人同士で同調し、伝播し、そういう人々が増殖していくのです。そうすると、もっと不幸な人が増えてしまいます。

周りから見たらその人が自己犠牲に見えても、もしかしたら、本人はもう幸せすぎて、他の人のために何かをしてあげることは自己犠牲ではなく、本当に何も見返りなく動いているのかもしれません。

そんな人の与える善は、陰徳が多いのです。陰徳とは、人に知らせずに密かに行う善のことです。

他人よりまずは自分の幸せ

さて、今日の本題ですが、他人の幸せを考える前に、まずは、自分自身が幸せな存在であることのほうが、他の人のためになります。それはなぜでしょうか?

「誰かのために、助けてあげたい」とか「その人の不安を減らしてあげたい」とか、「私が何とかしてあげたい」とか、優しい気持ちであるのはわかりますし、一見、素晴らしい考えのように見えます。

しかし言葉を換えて言えば、相手の力を信じていないことになり、助けているつもりが、共依存の関係を作り、お互いの成長が止まってしまうのです。

あなたがいなくても、その人は乗りこえる力があるし、「絶対大丈夫!」と信じる気持ちが、相手に波動として伝わり、お互いの想念がその「大丈夫!」という未来に意識を向け、意識を向けた所が現実化し、本当に大丈夫になります。

誰かを幸せにしよう、と思ったら、まずはあなた自身が幸せでいてください。そういう人が一人でも多く地球上に増えていきますと、その幸せな人々に共鳴して行く人も増えていき、どんどん、地球上は幸せな人で増えていきます。

その人数が多ければ多いほど、世界平和にさえ繋がっていくのです。というか、いつも言っていることではありますが、「幸せになる」のではなくて、いい加減、「幸せである」ことに気付くことがとても大切。どんな状況でもです。

あなたが幸せであることは社会貢献

私も我が身にとって、不幸せな出来事が起きます。「自分が引き起こしているのか?自分の何がいけなかったのか?」という原因探しをする前に、「何事も必然なんだ」と受けとめ、力を抜き、流れに身を任せていますと、不幸せな事柄を何十倍も上回る幸せが転がり込んできた数年でもありました。

もちろん、反省できる点は反省しますが、反省し過ぎて、自分の波動を下げることはしません。もし、私がそんな状態だったら、このブログを読む人々にも、その波動が伝わってしまうでしょう。

変な言い方になるかもしれませんが、私自身が楽しく生きて、やりたいことを存分にやって、元気で居ることが、微力ながらも社会貢献になると信じています。

波動、波動って怪しげに聞こえるかもしれませんが、結局は、エネルギーは場所も、人種も、距離も、何も関係ないのです。遠隔なんかも同じです。その物理量子学でいいますと、それらは繋がっている、というよりも1つなのですから。

だから、私は私が幸せでいることこそ、このブログを読む人々にとっても、幸せになる手段です。そして、その人々が多くなれば多くなるほど、地球上はあなたの思考や感情から発せられる電気信号で、多くの人々にも幸せな影響を与えることができるのです。

なんと、喜ばしいことでしょう。あなたが幸せであるだけで、社会貢献なのです。だから人の心配する前に、あなたが幸せでいてください。

プラスもマイナスの強い想念の方が伝播する

12年前の震災の時に、世界中は悲しみに包み込まれ、原発による恐れの波動に飲み込まれそうになり、地球の危機の状態に陥りました。地震と原発のせいだけではありません。人々の不安と恐れの想念もまた、危機をもたらしたのです。

その波動、エネルギーの原理を知っている人々、または、原理は分からなくても、一部のスピリチュアルの人々もまた、平和で安心のエネルギーを、祈ったり、想像したり、想念を送ったりしていた人々もいました。

あなたが幸せである、というだけで、あなたのその幸せは身近な家族に伝播していくでしょう。友人、親戚、職場の人々に。そして、その人々を通して、またその身近な人々はそれに共鳴して、もっと幸せな人が増えていくことになります。

しかし、中には、あなたの幸せを不快に思う人もいます。その人の気持ちが強い場合は、あなたの幸せの波動は、その人の不快な波動に飲み込まれてしまいます。

強い想念を持つ者に人は同調してくようになるのです。ですから、ハッキリ言えば、そういう人からは離れてください。そういう人に同調し、共鳴したら、今度はそういう負のエネルギーを持つ人々が地球に増えていくようになるからです。

幸せになることに罪悪感はいらない

いかがでしたでしょうか。

自分が受け取ること、幸せになること、満たされることに罪悪感を持たず、本当に満たされていると、今度は、心から他の人に与えたくもなりますし、他の人のために動きたくもなるものです。人間って、そういう風にできています。

それらを知ったり見たり受け取ったりするのは、自分のさらなる幸せにも関係することなのです。

この記事を書いた人

内野瑠三