自分の人生は自分のもの
その人生は誰のものでもない
常々ブログでもお伝えしている、当社そして私のスローガンである「やりたいことは全部やる!自分の人生」、今はそこに「大暴れする!」も加わってますが。
かれこれ10年ほど前、ある編集者さんのご紹介で、元警察官だった顔相の先生がいて、「鑑定がすごい!」と聞いてつなげていただき、視てもらったことがありました。
その時のノートが出てきて、改めて私のスローガン、生き方の背中を押してくれるかのようなメッセージばかりが書いてありました。
当時は、理解できなかった、というよりも、自分のコンフォートゾーン(変わりたくないいつもの位置)の外のことばかり言われたので、どこかで恐れがあったのだと思います。
ノートの中で心に響いたことがいくつかあり、当ブログをお読みの皆さまにも必要なことのような気がしたので、シェアしますね。スピリチュアルを信じていない方にもこれらの言葉たちはメッセージ性があると思います。
どう歩めばいいのかは自分自身が知っている
ネイティブインディアン、ソーク族の格言
私の前を歩くな 私が従うとは限らない
私の後を歩くな 私が導くとは限らない
私と共に歩け 私たちはひとつなのだから
吉田松陰さんの言葉
みだりに人の師となるべからず
みだりに人を師とするべからず
フレデリック・パールズのゲシュタルト療法9原則の中の7原則目
「権威者を作るな」
これも絶対的な師を作るな、という意味でして、誰かのことを盲信してしまう、そんな存在を作らない、というものです。最近気の合う仲間と話した内容も、クライアントを心から信じ「指導しない」ということ。
そして、顔相の先生とのリーディングでは、そのノートに私へのメッセージとしてこう書いてありました。
誰かのために生きることは、関わる人の生命力が細くなる
先生はその後、「あなたは誰かのために生きなくていい。好きなことを好きなようにして楽しめばいいだけですよ」と、説明してくださいました。自分的に要約すれば、「大暴れの人生ってことですね」と理解いたしました。
常々私もブログでお伝えしている通り、誰かに影響を与えたいとか、救いたいとか、みんなのために私、頑張ります!とは思わない、ということ。
師にもなりたくありませんし、指導者にもなりたくありませんし、何かの組織を作って、お山の大将みたいにもなりたいと思っていません。
「誰かのために生きる」というのは、確かに美しい響きがあります。しかし、誰かのために生きなくても、その誰かは、あなたの力なしでも、ものすごいパワーを秘めているのです。
あなたがその人に影響を与えて何とかしてあげようとすると、その人のパワーは奪われていくのです。本当はただただ信じているだけでいい。
それが顔相の先生がくださった「誰かのために生きるとは、関わる人の生命力が細くなる」というメッセージの意味なのです。
リーダー的立場の方々はそれを理解していないと、強いメッセージと誰かを助けてやりたい、と思った途端、助けが必要な人々が現象化され、さらに言えば、依存者をどんどん増やしていくことになります。
誰の人生でもなく自分の人生。どう歩んだらいいかを知っているのは自分自身、なのです。
自分の人生を生きる「覚悟」を持つ
自分の人生自分のもの、とはどういうことなのでしょうか?
私が思うに、自分の世界観、自分が歩む道筋は、常識はずれと言われようが、他の人から滑稽だと言われようが、自分で創り、そして堂々とそこで生きていくことです。
どのみち、人はあなたに文句を言う時は言いますし、そして、そうかと思えば、あなたに関心を払っている振りしていても、実は興味など全くありませんし、何をアドバイスしてもらっても責任など持ってくれません。
だから、自分で考えて、自分で決定し、自分でその刈り取る結果の責任を取る。それが自分の人生を歩んでいる感、自分の世界観でもっと生きる術です。そこに、覚悟というものがあれば、世界まで変わってきます。
自分の世界観の中で生きると、嫌われてもいいし、関心を払ってもらわなくてもいいし、誰に何言われても、誰に何も言われなくても、いいという覚悟。
そういうふうに生きれたとき、これまで見たことがない、新しい世界が待っているでしょう。
自分の人生のハンドルは他の誰にも持たせてはダメで、自分でしっかり握り、後ろを見たり脇見運転をせず、まっすぐ前を見て、前進するのみです。余計な雑音は入れないこと。
長い長い人生だから、時に立ち止まって休むことも必要だし、時にコケて痛い思いをすることもあるかもしれないけれど、それもまた覚悟を決めた人にとっては必要なこととして、貴重な経験となります。
自分の人生は自分のものだから、ただただ前を向いてまた走るのみなのです。
私は私のため、あなたはあなたのため
最後に、ゲシュタルト療法のフレデリック・パールズの言葉は、皆さんにお伝えしたいドンピシャな言葉なので、引用してお伝えします。
ゲシュタルトの祈り
私は私のために生きる、あなたはあなたのために生きる
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない
私は私、あなたはあなた
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ