「美」は細部に宿る
フューチャーペーシングで来年を先取り
残すところ今年もあと5日ですね。そろそろ今年の振り返りと来年の目標を見据えている方も多いのではないでしょうか。
私はコーチングの個人セッションはないものの、MCCの集合研修の中で改めてコーチング道は「入口あって出口なし」であると体感していました。
コーチングスキルの中の1つに、フューチャーペーシング、というのがあります。文字通り、相手の未来に合わせて話すことです。
自分の来年の捉えたい目標が決まったら、一年後の未来にクライアントとコーチは飛んで、あたかも夢を捉えたかのように話をする、というビジュアライズ、あれをやると面白いですね。
目標が達成できた!という意識回路が脳内にできるのでいい予習になります。思わぬ答えもどんどん出てきますしね。
フューチャーペーシングでは、目標に関して、いつごろから着手したのか?とか、それを捉えるのに何か問題点はあったか?それを捉えることでどんな成長があったのか?一年前の自分に何か言ってあげたいことはある?などを聞いて、未来の自分から現在の自分にもエールを送ることもできます。
私もあとで独りでやってみるつもりです。来年はもうやりたいことが明確になっているので、その予定が全部果たせるようにしたいと思っています。
女を捨ててがんばる時もある
ふと今年を振り返っていましたが、私はというと女を捨てて(周りには見せませんが)髪を振り乱して一身になって執筆、資料作成、動画編集などに取り組む日々がかなりありました。文字通り、徹夜した時もありました。
「女を捨てない」と言われましても、個人的に言えることは、時と場合による、と思っています。一人でダラダラしているときは、どこかすっかり女というものを捨てていて、すべてから解放されている気分。
「あ~ペディキュア剥げているな~」とか、「髪ボッサボサだな~」とか、「あ、今日はボディスーツ着用もしていなくて、体解放しまくっているな」とか、「あ、朝から顔洗ってなかった・・・ま、いっか」みたいな状態。誰にでも、そういうときって必ずあるものです。
疲れているときは、美容など放り投げて、十分自分を癒してください。そしてひとたび力を得たら、どうぞまた女性であることを思い出してみましょう。
キレイでいることは、実はメンタルの安定と大いに直結しています。自分を大切にしている、という行為は、自分の身体や外見に手を掛けてあげられる、ことを意味しているからです。
自分の身体を大切にしている人は、暴飲暴食もしません。なぜならば、それが自分の身体に悪い、と知っているから。自分を大切にしている人は、食にも気を付けますし、身体のケアもします。
見えない足の裏のかかとのケアも大事であり、つまり、心は表面的なことに表れていくのです。
「美」は細部に宿るもの
さて、皆さんはどんなところに気を遣いますか?小さな部分や、見えないところには気を使いたいものですね。
マニキュアが剥げているくらいなら、しないほうがいいです。ハイヒールが好きなのは結構ですが、ヒールがめくれているのは、もう残念極まりないのです。
いくら上質で高い美しいハイヒールであっても、そのめくれたヒールに興ざめする、と言った男性もいました。修理に出すか、お別れする時なのでしょう。
新しいヒールをおろして側溝の穴にヒールを落とした時の絶望感・・・あれは心臓にも悪いです笑 なので歩く時に細心の注意を払いますよね。
また、いくらヘアスタイルを決めて、メイクをバッチリしていても、毛玉がついたニットやジャケットを着ていたら、それだけで、全部がマイナスに見えてしまうことがあります。
時に、上質なニットであっても、毛玉になりやすいタイプのものがあります。そうした洋服は、自分のケアをするのと同じくらい、丁寧にケアして、毛玉取り器やもしくは、ハサミで毛玉を切る、ということも必要です。
あ~書いているだけで私も「はぁーっ!女ってめんどくせー!」なんて頭の中でよぎったのですが笑 これらも実を言うと習慣化できるものなのです。
外見の美しさばかりにとらわれ、見えない美の部分を見過ごしていること、ありませんか?小さなところ、細部にその人の本質があらわれます。
そして細部というのは、だらしなさがあらわれる部分でもあるんですよね。外見はきれいなのに、つかっているコスメポーチが汚れていたり、ファンデケースの鏡やその周りが粉だらけで薄汚れていたり、使っているブラシなども何か月も洗っておらず、ファンデーションがこびりついている、とか・・・
是非、自分の外見に手を掛けると同じくらい、こういう小物たちにも気を配ってみてください。美は細部に宿るものです。
がんばっている女性も美しい
「美は細部に宿る」なんて言いながら、髪 を振り乱して大掃除しなければならないこともありますね・・・。特にこの年末時期は仕事、家事、育児、親族の集いなど、マルチタスクで動かなければならないこともあると思います。
大変な時期がひと段落したら、あたかもセレブにでもなったかのように、綺麗にメイクしておしゃれして、ゆっくりお紅茶とスイーツでも召し上がって自分を癒してあげましょう。
何事もメリハリでして、何事においても完璧な人なんていませんから、がんばっている自分を責めないでくださいね。がんばっている時というのも、人生においては美しい彩りとなるものですから。ふぁいと!