Time is money. 時間搾取とならないために

Time is money. 時間搾取とならないために

時間を奪っていませんか?パターン①仕事編

人は知らずして、他人からあることを搾取していることがあります。それが時間です。

過去に、とある編集者と話をしていて、その人が言っていたことの中で、「最近は時間を奪われることに怒りを感じる人が多いように感じる」とのこと。言われてみれば、本当にそうだなと。

お金をあからさまに奪う詐欺でもなければ、人様からお金を奪うということはあまりないのでしょうが、しかし、時間を奪うというのは目に見えないために、私達も知らずにやりがちなことです。

今後ちょっと気をつけるためにも、どんなことが他人から時間を奪っていることになるのか考えてみる記事にしたいと思います。

何度かお金に関する記事で書いたことがありますが、会社への労働を提供する時間に、仕事をサボることも時間を奪うことになります。

もし自分が会社の社長なら、社員にどんな働きを期待するだろうか?と考えたら、私用は労働時間外にすべきこと。

いつもサボってばかりなら、その時間に提供すべき労働(そこから生み出されるお金を)奪っている人になりかねません。

パターン②待ち合わせ編

他には、待ち合わせの時間に長々と遅れるパターンも、相手の時間を奪っています。

人間ですから、時々のミスでそうなることは誰にでもあることです。

しかし、いつもいつもいつも、遅刻し「あの人は遅れてくる人だよね」というレッテルが貼られるくらいであれば、それも相手から時間を奪っている行為であり、相手をイライラさせる要素を持っています。そして、信用を失っていく・・・

私の場合は、待たされることは結構平気なほうです。その待っている間に仕事ができますし、もしくは、何かしら本を持っていっているので、隙間時間に読めるので、逆に時間をもらった、という感覚になります。

しかし、こういう人はどちらかというと少ないほうだそう。なので、時間に過敏な人は、相手が遅れた場合にイライラしないための何かを考えておくのも手ですね。

パターン③期限への意識編

さらに他のパターンだと、何度も何度も相手に確認をとらせること。頼まれたことを一度で行わないことです。

「あの件、どうなっていますか?」と何度も聞かせてしまうのは、聞く時間、その人に考えさせている時間と労力を奪っていることにほかなりません。

これは本当に自戒を込めてなのですが・・・過去に、原稿のチェックに余裕を持って、「〇曜日までにお願いします」とメールが来ていたのに、期限を忘れてしまったことがありました。

そして編集者から「どうなっていますでしょうか?」とメールをいただいてしまったことが・・・編集者だけでなく、依頼をする側は、常に頭の中で「何日までに何々をする」などを計画、計算しているのだと思います。

それを「ワタナベさんから原稿の戻りがないな」と考えさせている時間や、「まだできないかな?」と思わせている時間、そして結局「いかがでしょうか?」とメールさせている、その時間を奪っているのです。(はい猛省です・・・)

パターン④ドタキャン編

最後に、これもよくある別パターンの時間搾取、ドタキャンですね。これは時間のみならず、お金が関係するケースもあります。

サロンさんとかでしたら、もう大変です。もし、サロンの予約をしていてドタキャンするのなら、その分のフィーをお支払いするくらいの覚悟でドタキャンにしたほうがいいでしょう。

なぜならサロンさんは、その時間、あなたのために、誰も予約が入らないようにしていたわけですから。

もし、あなたがもっと早く変更なりキャンセルをしたら、そこに他のお客様の予約を入れて、1万なり2万なりの利益をあげられたのです。

ドタキャンは、そこで利益が上がったはずであろうお金の搾取になります

サロンさんではないケースも、約束していていた相手には多大な迷惑をかけてしまいます。(体の不調時は仕方がありませんが)他の予定を全部断って、その時間を確保したわけですから。

ビジネス上ではしないとは思いますが、個人間、友達でも同じことです。

私自身は好みもありまして、大丈夫な点と本当に嫌な点があります。ドタキャン、待たされるのは案外平気です。

しかし、頼んだことを相手がしてくれないとか、何度も「あの件、どうなっていますか?」と確認することは本当に疲れますよね。

これ、実際に仕事上でも結構ありまして、(先ほどの猛省案件を棚に上げて 笑)会社なのにそういう行為をする人、結構いるものです。

何度かそういうことが続くと、面倒になるので、その会社とは取引をしないことにしています。

気をつけよう!時間を奪うことは・・・

いかがでしたでしょうか。

この記事を書いていて、私の場合は、時間を奪われるというより、頭の片隅に「あの件どうなっているかな」と気がかりが増えることがとても嫌なのだと思います。

必要以上に神経質になる必要はありませんが、ただ、目に見えない時間を奪うことは、お金を奪っていることと同じことです。

皆さんもご存じの言葉、“Time is money” ですからね。

この記事を書いた人

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