人生を好転させる秘訣
人生がつまらないのは自分のせい
一言で言えば、人生で起こる試練や逆境は自分で選んでいるわけではないにしても、冷たい言い方かもしれませんが、それでも、それらをどう感じるかは自己責任です。
本当に人生つまらない、おもしろくない変な人ばかり周りにいる、いいことなんて全然ない・・・
いつもいつもそのように思えるなら、それは自分の見方や感じ方がそうさせています。人生がつまらないのはハッキリ言うと、自分のせいです。
世の中は、自分の認知と意味付けで成り立っていて、それによって自分の前にどんな世界が現れるかが決まってきます。
つらいことが起きた時、人生の学びとする人もいれば、誰々のせい、政治のせい、世間のせい、悪いことは全部他人のせい、といつも他人に責任転嫁する人。
後者はいつまでも思考が不幸ですから、現実も不幸の真っ只中にいるのです。それは本当に疲れる生き方です。
不幸の中にも、幸いを見つけるクセ付けが出来ますと、総じて人生の幸福度は高まります。
前向きな人と後ろ向きな人の人生の違い
性格や発する言葉の表現など、「前向き」と「後ろ向き」というのがありますが、前を向いている人は、姿勢もまっすぐで、意味付けも前向きなとり方をします。
そのような人が笑顔が多いのも、幸せそうであるのも、他人に対して親切であるのも、そして、人から応援されるのも、前向きで一緒にいて心地が良いからです。
前を向いていますから、過去に生じた終わったことにグチグチと言うこともなく、良くないことがあっても、良い意味付けをして前に進んでいきます。
一方、後ろ向きとは終わったことに対して、いつまでも執着して、マイナスなとり方をして、前に進めません。
前に進めないので、立ち止まったまま。しかし宇宙も自然も時代も、どんどん変化と進化していますから、それらについていけない。
人のアラ探しと悪口ばかり言っている人に、人々は寄り付きません。自分まで同じになりたくない、そういう人と一緒にいるのは心地よくないことを知っているからです。
この二極化のうち、自分はどうありたいのか?どうなりたいのか?がわかっていれば、思考も、言動もどうしたらいいかを考えるでしょう。
まずは与えるに徹してみる
人生を好転させるにあたって、本当は、「うまくいかない」と思い込んでいる思考や、これまでのやり方、その他あなたが重要に思っているものを手放すことが早いです。
しかし、そもそも手放すものが何かがわからない・・・というケースもあるので、何かを手放す前にできることがあります。それは、与えるに徹してみるということ。
「うまくいかない」とグルグル考えるのをやめて、とにかく、関わる人々に、余裕があれば関わりがない人にも、与えることに徹してみると人生の廻り方が変わってきます。
誰かのためになっていること、誰かに貢献できること、誰かが喜ぶこと、誰かが助かっていること、誰かが幸せになること・・・
それらに自分が貢献できますと、双方の幸福度は高まるのですが、与える精神は、受け手よりも与え手のほうがより高まるものです。
なぜなら、与えることで、相手が嬉しがったり助かったり、幸せになった姿を見ることができる喜びがあるからです。
そして、自分が役に立っていると自負できます。自負とは、自分の能力に自信が持てること。それは自尊心にも、自己の重要感、自己肯定感にもつながっていきます。
あなたが想像しているより、与えられるものはたくさんあります。もちろん、すべて可能な範囲で、が前提であり、相手との関係性にもよるので、無理をすることではありません。
ほんの些細な事でも、「私が与えられることはないか?」と探して、小さな行動を起こし続けると、次第に自分の気持ちが変わります。
なかなか与える機会がない場合は、すれ違う人に「あなたが幸せでありますように」と心の中で祈ってみるのはいかがでしょうか。
そのあといいことが舞い込んできたり、そして何よりもあなた自身が満たされた気持ちになることでしょう。騙されたと思って試してみてください。
自分の意思に沿った生き方をした時に
どんな生き方をしたとしても、たった一度の人生です。
どうせなら幸せで豊かな生き方をするために、良い意味付けをしながら、山あり谷ありの人生でも、楽しんでいきたいと思いませんか?
美しい生き方をしたい。豊かな生き方をしたい。幸せな生き方をしたい。もし、そう思うのなら
あなたにとって美しい生き方とは?
あなたにとって豊かな生き方とは?
あなたは人に何を与えられる?
自分なりに書き出してみることをオススメいたします。ぜひ未来手帳に、上記の質問と、答えを書いてみてください。
たとえ完璧でなくても、あなたが出した答えに沿った生き方をしようとした時に、今あなたの人生を好転させる生き方をしているはずです。