悪習慣を断ち切る3つのステップ

悪習慣を断ち切る3つのステップ

望む未来のために何を断ち切るか?

12月ももう半ば、月日は本当に早いものですね。

来年から理想の自分で過ごすために、12月のうちに どうなりたいかを明確にして、そこにチューニングしておくとよいスタートが切れることでしょう。

何かを始めるには、何を断ち切るかも重要なことです。

今日の記事は、コーチング理論を織り交ぜながら、悪習慣を断ち切るシンプルな3つの方法についてお伝えします。

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すべてはマインドから~意識を味方につける~

誰でも悪習慣、悪い癖、直したい習慣というのがあるものです。 

習慣というのは、いい習慣や癖であれば、いい結果になるので良いですが、よくない癖があると、メンタルはガタ落ち、行動は失敗するし継続できない、いつもうまくいかない、何も望む結果が出せない、ということになります。

全てにおいてマインド、つまり意識が必要です。意識と思考は結びついています。

意識とはご存知の通り、わかっている部分の意識と行動や思考の9割以上を閉めている無意識の部分があります。

ですから、無意識に根付いたものは、なかなか変えられませんから、本来の順番としては、無意識の部分にどんな傾向や癖があるかを知らなければなりません。

しかし、それは結構面倒なもので、時間もかかります。なぜなら、無意識という言葉どおり、自分でわからない部分だからです。

ですが単純な話で、よいか悪いかを知るのは簡単、結果を見ればいいだけですから。いつも望まないどんな似たような結果を引き寄せているか?をすこし振り返るといいのです。

悪習慣へのアプローチの違い~カウンセリングとコーチング~

常に与えている人は、こういう大変な時に、周りの人々から助けられます。与え続けてきたことが、苦難の時に救いの手があちこちから差し伸べられるのです。

例えば、いつもお金がない、いつも何かが続かない、いつも人間関係がダメになる、いつも家族と喧嘩になる、いつも部屋が汚い、いつも・・・

このように、いつもよくない何らかの結果があれば、そこから潜在意識の奥底にあるあなたの良くない癖を探す必要があります。

お金がないのは無意識で無駄なものを買っているとか、継続力がないのは無意識で自分はだめな人間だと思い込んでいるとか、人間関係がダメになるのは無意識で人から嫌われたくなくていい顔しているから嫌な人間が近づいてきているとか・・・

そんなふうに原因を探り当てることもできます。

この方法が難しいと感じる方には、より簡単に変える方法があります。それは、原因探しよりも、どうなりたいのか?に意識を向けることで、潜在意識の奥底にあるものを望む習慣に変えていくのです。

どういうことかを、カウンセリングとコーチングの違いを解説したいと思います。

誤解しないで読んでほしいのですが、カウンセリングがよくない、と言っているのではありません。アプローチの違いだけです。

王道の心理カウンセラーは「なぜそうなったのか?」という過去に戻って原因探しをします。その原因にアプローチして様々な心理療法を用いて、そこを改善して望むマインドに向かわせようとします。

デメリットは、時間を要します。時間を要すということは、クライアントにとってお金がかかるということです。

大切なのは未来はどうなりたいか? 

過去の辛かったことなどの吐き出しはある意味必要ではあります。

しかしコーチングでは、そこに多くの時間をかけません。それをすることで得られる効果はその時にスッキリするだけ。実際の問題解決には至っていませんし、その場限りのスッキリは、またすぐにもとに戻ります。

コーチングはむしろモヤモヤしてセッションが終わることがありますが、そのモヤモヤが残ることで、そこからアンテナが立って潜在意識が真の答えを探し出そうとします。

過去に意識を向けない、という手法がコーチングなのです。

結局大切なのは、未来はどうなりたいのか?何が理想か?何を望むのか?です。

意識は未来と、未来を見た後の今がいちばん大切です。それが明確になれば過去などはどうでもいいのです。

もちろん、過去の話は聞きます。しかし、クライアントの悲しい過去に深入りすることや、しんどかったことに過剰にフォーカスさせません。ただ傾聴するのは、スキルのない一般の人でもできてしまうからです。

コーチングもカウンセリングも、決して安いものではありませんから、30分で完結させるスキルが必要です。

と言っても、30分で長年培ってきた悪習慣が直る、という意味ではなく、何をどうしたらいいのか?というその人の中から答えを引き出すことができる、ということです。

未来のあなたが笑顔であるために

解説が長くなりましたが、今日のステップは3つだけです。

・改善したいと思った部分が何かを明確にする
・そしてどうなりたいか?を明確にする。
・そうなるためにできることを明確にする。

例を挙げてみましょう。

・改善したいと思った部分が何かを明確にする
→ダラダラとスマホをみるのをやめたい

・そしてどうなりたいか?を明確にする。
→その時間は英語の勉強をしたい。

・そうなるためにできることを明確にする。
→スマホを持ったらタイマーを掛けて時間を10分だけにする。それ以降は英単語帳を見る

3つ目を明確にしたら、あとはただただやり続けることです。最初は、上書きのような感じでして、すぐに戻りそうになります。

すべての癖は反復作業で書き換えられていきますから、来る日も来る日も同じことをしていたら、今度はそれが習慣になり思考の癖も悪習慣も改善します。

さて、来年のあなたが笑顔でいるために、何を改善したいでしょうか? 悪習慣を断ち切って、気持ちよく来年を迎えましょうね。

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