やる気が出ない時のやる気スイッチの入れ方
できなかった時の前提はいらない
ずっと自宅に引きこもって仕事をしていますと、時間の束縛もなく、社長に怒られることもなければ、自由気ままに生活し、仕事のような遊びのような仕事も好きな時にできてしまいます。
朝のスタートが悪いと、本当に1日ダラダラと過ごしてしまうことも。「今日はダラダラ過ごすぞー!」と思ってダラダラするのと、何となくダラダラになってしまって1日が終わるのとでは、気分も全く違うものです。
私の場合、最終的につじつまが合えばいいような仕事なので、夏休みの宿題は最後の日にまとめてやる!といったラストスパートで乗り切るスタイルもいいですが、できるだけ前倒しでやる心地良さ、そこに「快スイッチ」が入りますとサクサク動けます。
前日に手帳やノートなどに、翌日の予定を立て、寝る前にイメージをする脳内予習も効果があります。脳内予習をすると、脳はそのように動きたくなる性質も持っています。
中には、予定や計画や目標や夢を考えたり、できなかった時に苦しさや罪悪感、自己否定をするからそんなのはいらない、と言われる方もいらっしゃいますが、「もしできなかった時」の前提は、捨ててしまいましょう!「もしできなかった時・・・」と考えてしまっている限り、できない自分をしっかりイメージしていることになります。それが自分を苦しめているのです。
逃げ道はあっていい
やはり、他の人の時間に敏感だからです。時間は、その人にとっての大切な価値であり、タイムイズマネーにあるように、時間は貴重なもので、お金を生むものであることも知っているからです。
人間の機能には、未来脳がちゃんと備わっていて、それらを計画して動けた時に、快楽物質が出て、もっともっと動きたくなる、そして、人生の充実感、満足感が得られるようになっています。
そして、完全主義的を捨てて「できなくても大丈夫」という逃げ道も作っておき、それでいながら、やる気スイッチを押して行動できるやり方を習慣化してしまうのです。
考えてみたら、やろうと思っていたことがたったの1割できただけでもいいじゃないですか。やろうと思わなければ、ゼロです。そう思ったら、立てた計画目標に到達しなくても、プロセスを楽しんだ、やろうとした、というマインドを変えようとした自分に、賛辞を与えてあげてください。
「逃げ道」というのは逃げてもいい道なので、楽をしてそこに向かいたくなることはあったとしても大丈夫。それは自分の目標や予定をガチガチにしないためもの。次の章では逃げ道を備えながらも、行動していく方法をお伝えしますね。
言葉とジェスチャーを侮るなかれ
なかなか動けない人は、そのダルっとした気(低く重いバイブレーション)が蔓延しているところで、気の重さをしっかり背負っている状態。気というのは、波動、バイブレーション、電波、電磁波、赤外線、音、振動、すべて含みますが、それらが影響して、自分自身の周波数が乱れてしまうと、なんだか重くて動けない。「気が重いわ〜」という「気」の重さは、自分が発する気(波動)が重く、動きづらいのです。
そんな時にオススメは、よく昔から言われていることとして、気を浄化するのに柏手(かしわで)を打つこと。これは部屋中の乱れた電波やら自分のダルい気などを整えるのに役立ちます。あと、体をパンパン!とあちこち叩くこと。
お相撲さんが頬を叩いたり、除霊するときなどに背中をパン!と叩いたり、あとは、「私に任せて!」というときに胸の上をポン!と叩いたりしますが、今思えば仮説ではありますが、全部、自分の気や周波数を正しいところへある程度戻している行為だと思います。
私自身が思考の遮断や気の流れを変えるために気に入っているのは、パン!と柏手を打ってから動くことや、部屋の気の重さを感じたら、空気を入れ替え、何発も柏手を部屋中打ち回って歩き、「よっしゃー!やるぞー!」と声をかけ、右手をグーにして突き上げる、または、四股を踏む、などのジェスチャーをつけます。言葉とジェスチャーを侮るなかれ!ですよ。
やる気スイッチの正体
まとめますと、やる気スイッチって、「少しでいいから動く」ことなのです。ほんの少しでもいいから動くことで、やる気のスイッチが入ります。脳にある「側坐核」が刺激されることで、作業興奮となり、神経細胞が活性化されて、もっと動きたくなる。ということ。動かなければ、ずっと動きたくない動けば、もっと動きたくなる。これがやる気スイッチの正体です。
「動けない」「難しい」という自己暗示もやめましょう。言葉は、暗示を脳内にしっかりかけてしまいます。どうしてもそれを言いたい時は、言い放ったあと、プラスの言葉で締める癖付けをしましょう。例えば、
「ああ、動けない。でも!ちょっとなら動けるよね」
「難しい・・・でも、大丈夫!本当は簡単なんだよね」など。
大人のほとんどの思考がネガティブなのは、幼少時代からの親や大人の暗示がしっかりかけられているからです。我々はもう大人です。自分自身でいい暗示をかけ、主体的に行動していきたいものですね。