本当の望みを叶えるには・・・
心が広い人間なんて
・結婚願望があるのに、なかなかご縁がない。
・不妊治療がうまくいかず、友達や親戚が妊娠したと聞くと、心から喜べない。
・起業する人が増え、自分も起業したのだけど、周りの子はどんどん稼いでいる。
・さらには出版の話まで!私も出したいけど、そんな話は夢のまた夢・・・
上記の例にあるように、なかなか欲しいものが手に入らない時、モヤモヤザワザワすることがあるかもしれません。中には、友達の結婚も出産も出版も、心から喜んであげられない、私は心が狭い人間なんだ・・・なんて、自己否定する人までいらっしゃいます。
一つ言えるのは、心が広い人間なんてそうそういません。そして、妬みもまた、長く持ち続けるのは体に悪いですが、一時的に思うのは、全くもって普通の感情です。
まずは、「ああ、いま私、妬んでいる・・・」と、自分の感情を認めてあげましょう。「ああ、私も結婚したいのだな」、これでいいのです。認めただけでも、心は軽くなります。
「祝福できない自分はダメだ」など、自己否定をしないでくださいね。否定をすればするほど、本当の望みが手に入らなくなってしまいます。
強がりは逆効果
さらに危険なのは、感情の逆を行ってしまう人。批判であったり、自分はそれを求めていないとアピールするなど、いわば、強がりを言ってしまう人です。
結婚であれば、強がって「私は結婚はもう、いいかな」と言ってしまうなど。本当にパートナーを求めていない場合は、「結婚はもういい」と発言しても問題ありませんが、結婚をしたいなら、決して「結婚しなくてもいい」とは言わないほうがいいです。ご縁が本当に遠のきます。
むしろ、「結婚したいんですけど、ご縁がなかなかなくて・・・」と素直に言っていた方がいいです。誰か紹介してくれるかもしれません。
それ本当にうらやましいの?
そして、お勧めしたいのが、妬んでしまう対象に対して、もう少しだけ想像力を働かせてみる、という方法。つまり、本当にその人の立場は、妬むほどうらやましい状況なのか?ということです。
結婚している人は、自由な独身者をうらやましく思い、独身者は結婚して安定している既婚者をうらやましく思う。お子さんがいらっしゃる方は、子供がいない分、自由なお金がある人をうらやましく思い、子供がいない人は子供がいて、幸せそうにしている人をうらやましく思うのです。
仕事をしている主婦の方は、パートナーの働きで、家事だけに専念できる専業主婦の立場が、うらやましく見えるでしょう。逆に、専業主婦の方は、社会に出て自分でお金を稼いで、お金を自由に自分のために使えることをうらやましく思うでしょう。
しかし、お相手の状況に本当に自分がなったとき、いいことばかりではないものです。とどのつまりは、隣の芝生は青く見えて、自分の芝生はイキイキしているようには見えないもの。本当は、別のところに目を向ければ、あなたが持っているものは結構あります。
持っているものに焦点を当ててみると、すでにある上での幸せに気づきます。人はどんな状況でも自分の見方次第で、幸せな人生を送れるのです。物質や金銭にかかわりなく、です。
この世に生まれた上での運命というものもありますが、私はそれもまた、変えられると思っています。だいたいは決めてくるのですが、変更できるものでもあると思っています。簡単に言えば、人生を楽しく、いま得ている恩恵に感謝の気持ちが湧きあがり、ワクワクして過ごしていることが、本当の望みを叶える近道なのです。
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これもまた、天はあなたに・・・
余談ですが、望みには「別れた相手と寄りを戻したい、復縁をしたい」、という物もあるかもしれません。それもまた、忘れた方がよいでしょう。本当に自分の人生にとってのご縁というのは、切っても切れるものではなく、そして、繋がろうとして繋がるものでもありません。
本当のご縁であれば、何をしてもしなくても、また繋がるようになるのです。繋がらないならそれはご縁がなかった、ということでしょう。これもまた、「天はあなたに悪いようにはしない」のです。
あなたのところを「私」に変えて、声に出して言ってみてください。結婚も子どもも、ビジネスも、復縁もなかなか手に入らなくても、大丈夫。
「天は私に悪いようにはしないから」です。