自分もまわりも豊かになる方法
金銭的に「も」豊かになるために
今日の記事は、起業している人や経営者だけの話ではありません。金銭的に豊かになりたい人への基本的な記事です。
最近、我欲や儲け心がない人たちとビジネスを一緒にさせてもらっています。なんかみんな似ていて「そんなに利益を度外視していいのかな」と、おせっかいですが心配になるくらいです。
しかし、ビジネス仲間は皆、豊かに潤っています。心も文字通り、経済的にもです。
長年物販に携わるようになってわかったことは、「物販は利益が少ない」ということ。当たり前のことではあるのですが、それでも始めた当初は「こんなに少ないのか・・・」と大変驚きました。
それまで私は、コーチングセッションやコンテンツビジネスをしていたので、経費というのはほとんどかかりません。例えば、1000万円の売上を上げたら、ほぼほぼそれが利益になります。しかし、物販は本当に利益が少ないのです。
関わる人が豊かになること
数年前に取り扱ったとある商品のプロジェクトで、一番利益が発生するようにしたのは、代理店を引き受けてくださる方々へでした。なぜか?
その商品のコンセプトは「関わる人々が豊かになる」でした。まずは使う人が心地よくなって欲しい。販売する代理店さんが豊かになってほしい、そして販売店さんもまた、豊かになって欲しい、そのためのシステム。
弊社だけが儲かるシステムづくりには、あまり興味がなかったのです。
もちろん会社経営をしていたら、会社を存続させるためには、売上を上げなければなりません。いや、上げ続けなければなりません。
しかし、我欲でそのシステムを作ると、続きません。お金の道は一方通行でもなく、そこの行き来だけでもなく、廻るものなのです。何が言いたいかというと、欲望を持ってもいい。しかし我欲ばかりを持っていると、豊かになれないよ、ということです。
自分「だけ」では豊かにならない
とはいえ、私もですが基本、まずは自分が心地よくなることが最優先です。それがあってからの、他人。では我欲とは何でしょうか?
我欲とは、自分1人「だけ」利益を得よう、自分「だけ」豊かになろう、自分「だけ」満足を得よう、というもの。
となると、自分にお金が入るシステムだけを考えるでしょうから、お金が一方通行、または行ったり来たりだけ。それは波及効果が少ないのです。
しかし、周りの人も豊かになって欲しい、ということを考えて、それに準じた行動をしていますと、周りがあなたに感謝をするようになります。
その感謝のエネルギーは、あなたにまた戻ってきます。それがお金だったり、心の豊かさだったり、そして、徳を積んだ結果としての何らかの益が戻ってくることです。
自分が幸せじゃないと他の人を幸せにできない、というのが基本ですから、まずは、今の自分の幸せに気付くことです。そうなった時に周りの人々にも、もっともっと幸せになって欲しいと思い、行動に表します。
目先のお金よりも将来の益を見るより、コツコツと信頼関係を築くこと、そして、自分と関わる人間だったら・・・
どのような人と付き合いたいのか?
どんな人に仕事を依頼したいのか?
どんな人と一緒に仕事をしたいのか?
想像力を働かせて、答えを出し、その出た答えの通りの人に自分がなることです。搾取するより与える精神、それが運もお金もを引き寄せる秘訣です。
幸せも豊かさも与えること
今、自らの幸せを感じている人は、さらにあなたに関わる人が幸せになるために、信頼関係を築くために何ができそうですか?
もしかしたら、その人の前で笑顔でいることかもしれません、「ありがとう」ということかもしれません、ご主人が帰ってきて心地よく過ごせるよう部屋を整えておくことかもしれません、子どもの話を「うんうん」と聞くことかもしれません。
これらが心からできるのは、自らが幸せであり、感謝の気持ちがあるからです。我欲とは結局、自分が幸せではないから、自分だけを幸せにしようとする欲なのです。
幸せも豊かさも、与えることが基本です。しかし、間違いがないようにしたいのは、もちろん、基本自分が楽しいと周りも楽しくなる、ということ。自分が幸せだとそれが伝染して相手も幸せになる、ということなのです。
新年を迎えるに当たり、自分を見直し、そして感謝の心を見直し、正直に、誠実に。そしてベースに愛を持って、一番強力な応援である、天を味方につける生き方をしていきたいものですね。