成功は失敗や敗北感の先にある

成功は失敗や敗北感の先にある

成功する人しない人の違い

誰でも夢や願望を叶えたいとは思ってはいても、すんなりと瞬速で、望むところまで到達するわけではなく、叶わない人のほうが圧倒的に多いかもしれません。なぜでしょうか?

それはうまくいかなくなることが途中で起きるからです。目標が大きければ大きいほど、それらの出来事は起きる可能性があります。

多少、行動がストップしてしまう程度ならまた始めればいいだけですが、その決意が試されているかのようなもっと大変なことや、大きな失敗や足止めのようなことが起きますと、大抵の人は、行動し続けることをやめてしまうものです。

そうなると叶えることはますます難しくなります。

これまで自分の経験のみならず、周りにいる成功している人々を観察していても、ずっとうまく行っている人はそうそう多くはなく、大抵の場合、大きな失敗や、敗北を味わっても、それでもあきらめずに進んでいく人々に時間差で成功がやってきています。

成功者とそうでない人との違いは、その失敗や敗北感を味わっても、行動し続けるか?それともやっぱりダメだった、とやめるか?たったそれだけの違いです。

ただただ少しづつ前に進む

結局は、行動し続けたものが何かを掴みます。その何かとは掴みたいもの、達成したいものや、望む場所などです。

「あきらめる」とは、それをやめること、途中で放り投げることです。

実のところ、私はたくさんのことを中途半端で放り投げてきましたが、それは、途中でやめたとしても、すべての行動を止めたのではなくて、その掴みたい物、たどり着きたい場所への行き方ややり方を変えただけで、違う方法で行動し続けるのです。

違う方法というのを乗り物に例えるならば、バスに乗ってたけど、やっぱりバスにはトイレが付いていなくて心配だから、電車に変えた。しかし、電車よりも早くそこにたどり着きたかったから、飛行機にした。

でも、飛行機にしたら、どうも息苦しさを感じたから、新幹線にしてみた。だけど、となりのオヤジのポマードの匂いが無理っぽくて(笑) 時間はかかるけど、最終的には自分で自動車を漕いで行くことにした。

・・・みたいなことがビジネス上でもたくさんあります。

トライアンドエラーしながら時には放り投げても、それでも、やり方違えど行動し続けるからこそ、望んでいるものを、望んでいる場所に千里の道も一歩から、の精神でただただ少しずつ進むのです。

 たとえうまくいかない時があっても・・・

私は人生の中で、失敗も敗北感もすごく大切だと思っています。それらは人を強くしますし、自分と向き合うことにもなりますから。

何かに向かって行動する時に、失敗も敗北もちょっとした神様からのお試しみたいなもので、「本当に、この道でいいのか?」のような自分の決めたことの確認になることでしょう。

本気であるならば、それでも突き進むのです。それはまるで、好きな人と付き合っているが親に猛反対された、それでも、二人で前に進むのか?それとも関係を終わらせるのか?

終わらせるのなら、その決意はさほど強い決意でなかったことがわかることでしょう。

ビジネスも、目標達成も、願望達成も同じです。お試しに何か試練や邪魔や、失敗や敗北感があなたを襲うことでしょう。

順風満帆のようにはいきません。そういうものだと思っていれば、決意、決断してそれを捉えようとする時に、足止めのような状況があっても、自分はそれを捉える!と決めておけば、立ち止まりそうになることがあってもやめないで進めます。

上記に書いたとおり、乗り物を変えるかのように、何かを途中で放り投げたとしても、別のやり方で行動し続ければ、いつかはそこにたどり着きます。

なぜなら、絶対に成功する人というのは、絶対にあきらめないで行動し続ける人だからです。

私なりの「努力は報われる」の答え

最後に、読者さんから「努力は報われると思いますか?」という質問を受けたことがあります。

報われるとは何か?というそれぞれの意味合いの違いはあれども、このケースの場合、努力していることが叶うか叶わないかで言えば、残念ながら、私は報われないこともある、と思います。

どういう意味かと言いますと、自分の望んでいるような、または、願ったような報われ方は、100%するわけではない。しかしながら、違った報われ方がある、という意味です。

努力は願ったとおりの報われ方をしないこともありますが、ただ、無駄には絶対にはなりません。その後に起きる何かに、その努力は確実に役立ちますから。

ですから、継続し続けること。うまくいかなかったら、やり方を変えて行動し続けること。うまくいったら、楽しく続けること。

楽しくなかったら、ただただ続けること。それはいずれ習慣になります。そうなったらこっちのもの。歯を磨くかのように、無理なく続けられますから。

あなたが望む成功の前には、ほとんどのケースで、失敗や疲弊や敗北の後にやってきます。続けていれば必ずそれを捉えられることでしょう。

それに、ラクして何かを捉えられるくらいなら、この地球に生まれていません。あちらの世界ではラクして何でも叶い、それがつまらなくてこちらの世界に来たのですから。

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