顔や表情に責任を持って生きる
意地悪な人・あたたかい人双方が教えてくれるもの
こういう仕事をしていますと、ほんのちょっとだけ目立つ分、辛辣な言葉や、剣で刺すかのような言葉、嫌味も意地悪も言われることがあります。
普通の人だったら言われることがないようなことですが、メールとかコメントやメッセージといった、対面ではない形で伝えられたとき、いつも思うのは、「それ面と向かって言ってごらん」と思います。
しかし、その1000倍以上、素敵な言葉、温かい言葉、時に涙がジワリとくるような言葉、それだけでなく、たくさんの笑顔をいただいております。
1000倍という数字を出したのは、嫌なコメントは1000人中、1人位の割合、という意味ですが、実際はもっと少ないです。多分、1万人に1人くらいでしょうか?負の言葉は、たまに投げかけられます。
しかし、どちらの頂いた言葉も貴重です。面と向かって心にグサっとくる言葉をもらった時は、自分は決して「人様に対してそういう言葉は言うまい」という学びを得て
そして、あたたかい人から頂戴した力をいただけるような言葉には、自分もまた、誰かに言葉を投げかけるときは、そのような言葉を伝えよう・・・と思うのです。
口から出る言葉と感情に要注意
しかし毎日、アメブロを書く(最近は書かない日もありますが、結局ほぼ毎日書いてる)、書いたことがある人ならお分かりかもしれませんが、すべての記事にエネルギーが注げないこともあります。
素の私が表現されて、もしかして、不快な思いをさせてしまっているかもしれません。そんな時に「一言言ってやれ!」のような精神で、相手をがっかりさせたくなるのでしょうね。
インスタのコメント欄には、「顔見てショック」とか「おばちゃんじゃん」とかね、知ってますってそれくらい。自宅にもそのまんま写る正直な鏡がありますんで、怒りもむかつきもしません。
さて、これとは別の話ですが、言葉や文章にはその人の「人となり」がどうしても現れます。隠そうとしても露わになります。がんばって上品に振る舞おうとしても・・・です。
私の場合は、自分に品がない、ということは自覚がありますので、できるだけ人を不快にさせるような言葉遣いはしないように気をつけています。ま、時々はポロッと出ますけど(笑)
それが、普通の人なら許されることなのでしょうが、私のことを許してくださらない人がいるのはしょうがないですね。万人受けを狙って書いているブログではありませんしね。
人は、いつも唇から出る言葉と感情で顔が作られていきます。つまり、心は顔に現れる、というのは本当の話なのです。
顔には内面が現れる
NLPのスキルの中に、キャリブレーションというのがあります。相手をしっかり観察してその内側に気づく、というものです。
言葉に出して言わなくても、表情にしっかり出ていて、好きな人を思い浮かべているのか?嫌いな人を思い浮かべているのか?言葉がなくても顔を観察するとわかります。
表情は表情筋が動くことで作られています。つまり、感情と表情筋はつながっています。そして無意識で出る表情筋はコントロールが難しいので、顔の癖として残ります。
だから、心の美しい人は顔も穏やかですが、顔が美しくても心が冷たかったりすると、顔も内側と同じようにどこか冷たい顔になるのです。
顔や表情というのは、その人の心の変化で良くも悪くもどんどん変わり、ほんの短い期間で驚くほど顔が変わることもあります。
いい顔に変わればいいのですが、我欲に走ったときの顔は目つきやら口元やらに色々と現れるもの。特に目はすぐにでも現れますね。
反対に徳を積むと、顔が福相に変わっていくそうです。心と行動で顔が変わるというのは本当に不思議なことですが、そうすると、目に優しさや熱意やあたたかいものが現れるようになるのでしょうね。
外見が美しく生まれた人は「よかったね!」なのかもしれませんが、善い行いや人としての優しさ、誠実な在り方をしていたら、顔もどんどん良くなっていく、ということなのでしょう。
美しく、そして福相になりたいなら、そうしたことをしていく、というのが大切だということ。何事にも目に現れてきますから、人を見るときには目を見るとだいたいわかるものです。
見れるのは観相学を勉強しているからだと思われるかもしれませんが、私の場合は、ただの興味です。一人でこっそり楽しんでいます。
顔や表情にも責任を持って生きる
私の場合は、イライラしているときに、よく鏡を見るようにしています。イライラしてる時は眉間にシワ寄せてこわばって、まぁブサイクだこと(笑)私にとってすぐに、イライラがやめられる特効薬のようなものです。
何事も顔に現れる、というのはかの有名な方たちも言葉を残しています。
「40 歳になったら、人は自分の顔に責任を持たねばならない」
第16 代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンの言葉
「20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔はあなたの功績」
ココ・シャネルの言葉
上記の名言は、生き方が顔に定着することを知っているかのような言葉です。そしてたしかにそうだなと。
これを胸に留め、顔や表情にも責任を持って生きたいものです。