マイナスなことは言っていいんだよ

マイナスなことは言っていいんだよ

まずは吐き出していいんだよ

他人の悪口、マイナスなことを言うことは、個人的な関係内であるなら、それは悪口というよりも吐き出しとなり、お互い守秘の元であれば、大いに結構だと思います。私自身、吐き出したあとに、笑いに変えて活力にすることだってあります。

私からのおすすめは、クローズドでさらに本当に口の堅い人のみ、に話をした方がいいでしょう。守秘義務を守れるプロであったり、プロでなくても心からあなたが信頼できる人。そういう人を選び、吐き出すようにしましょう。

仕事柄、他人が私に対する悪口を言っていたとしても、気になりませんし、人の好みは当然あると思っていますが、個人的に「嫌だな、聴きたくないな」と思うケースはあります。

それは、聞いてもいないのに、「〇〇さんがあなたのこと悪く言っていたよ」という告げ口です。

聞いたとて、「それが何か問題でも?」と疑問を感じますし、親しくもない間柄なのに、「〇〇さんに気をつけて。あの人はね・・・」と、人の中傷を言い回る人は、本当に品がないと感じます。

付き合う人を選んでいいんだよ

しかし現実には、「あの人には気をつけた方がいい」なんて、聞きもしないのに下世話なことを言う人、誰かのマイナスになることを言い回る人は多数います。

辛辣ですが、品がないなどのレベルを超えて心が腐っている、と個人的には思ったりもします。

仲が良くもない人に、都度そういった情報を耳に入れようとする人には、気をつけなければなりません。あなたの味方のふりして、他の人の評判を下げたいだけ、心根が腐った危ない人なのです。

動機がいい場合というのもありますが、賢いやり方ではないでしょう。なぜなら伝えた相手の判断力を奪っていることになりかねないから。判断の前にフィルターをかけてしまうのです。

私自身、そういう人とは関わりませんし、張本人でなくても、そういう品のない人と仲良く付き合っている人とも、距離を置くようにしています。

以前にもお伝えしましたが、付き合っているもの同士は、類友の法則、波動が同じだから。波動は下がるわ、運気も下がるわで、いいことはありません。

いつもよりかなり厳しいことをお伝えしているかもしれません。それでも、誰と付き合うかよりも、誰と付き合わないか、ということは大切なのです。

10人の良い人と付き合っていても、たった一人の危険な人と付き合うだけで、人生が狂ってしまうことは、大いにあります。人に対するマイナスなことを誰彼に触れまわっている人は、自分の品格も信頼も下げていることに気がついていません。

マイナスなことを言うのなら、あくまでクローズドの中であり、他言しないこと。最後は笑いで終えること。そして結局は、そこからの学びを抜き取り、「我が身はそうならないように気をつけよう」と、反面教師にするなりして、昇華させていきましょう。

一人で吐き出してもいいんだよ

「スッキリしたいけど、聴いてもらうのは相手に悪い・・・」と、思う人は無理して言わないようにするのではなく、どうぞ、一人の時に思う存分吐き出してください。

言わないで済むなら言わないことに越したことはありません。それでも、なんとなく、モヤモヤとして、スッキリしない場合、空や自然に向かって、思う存分吐き出していいのです。

マイナスな言葉は、我慢して無理して飲み込むよりも、一旦吐き出すこと。川の水が流れないと澱んでいくことと同じで、その飲み込んだモヤモヤは澱み、自分の心を蝕むこともあります。

一旦は自分の腹から吐き出して、そのあと笑いやプラスな言葉で締める!そのことで、すべて相殺されます。

「はぁ疲れた~、だけど充実してた!」
「もうダメ・・・といいながらいつもやれている自分ってスゴイ!」
「もー頭にくる!!でも、○○さんもがんばってるんだよね」

言葉は大切です。しかしそれよりも大切なことがあります、それはあなたの感情です。悪口やマイナスな言葉を言った後に、笑いやプラスの言葉で締める。すると心がほんの少し軽くなります。

「聞いてくれて、ありがとう」

他人を交えて吐き出しをする際は、注意点があります。それは吐き出したいマイナスなことを相手に断りもなく、聞かせないことです。

愚痴、否定非難、悪口、陰口・・・これらも吐き出した方がスッキリするかもしれません。しかし断りもなく聞かされた人は、その毒のようなマイナスな言葉たちによって相手を蝕むことになる可能性もあります。

私たちは苦しいことやつらいことを、無理矢理心の中に押し込めて、苦しい気持ちになるよりは、誰かに吐き出して聞いてもらいたいもの。それは悪いことではありません。「話を聞いてほしい!」その時は、まずは相手に聞いてみてください。

「ねえ、ちょっと聞いてもらってもいいかな?」

許可を取ることで、相手も心の準備ができますし、往々にして人は、誰かの何かを聞くのが好きです。そして、誰かに吐き出したあと、解毒作用がある言葉があります。つらいことを、相手が聞いてくれた時は必ず、次の言葉を言ってください。

「聞いてくれてありがとう。あなたのおかげで元気になった!」

この言葉によって、「相手の役に立った、自分が聞いたことで、相手が元気になったのだ」そう思えると、相手もまた元気になるのです。

「おかげさま」の精神

余談になりますが、日本人は昔から「おかげさま」の精神を持っています。

直接、その人にお世話になっていなくても、森羅万象、すべてから私たちは影響を受け合い、相互に何らかの作用を及ぼし合っているとしたら、直接何かなくても、回りに回って、その人のおかげで何かを得ている可能性もあります。

常に、「おかげさま」の精神を持っていると、相手にも、感謝を伝えたくなります。決して、自分だけ吐き出してスッキリして、最後にまた不平不満を言って終わらすようなことはしたくないですよね。

一人で空気に向かって昇華できるならそれでもいい。一人で対処が難しいようなら、誰かに助けを求めるのもいいのです。マイナス言葉であっても、最後は「明るく、楽しく、教訓を学ぶ!」

話した後には、スッキリと笑い合って締めたいものですね。その時、そのマイナス言葉たちは天に昇華されていくのですから。

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