女であること、美をあきらめないこと
坂を転がり落ちてしまう前に
女性である限り、本来は誰でも美しくありたい、という願いを抱いている方は多いのではないでしょうか。しかし、何かがきっかけで、その感覚がなくなり、坂を転がり落ちるほどに下降していってしまう危険性があります。
実は、今から約15年ほど前にそんなことがありました。私の場合は太った時、と言っても大幅に体重が増えたとかではないですが、自分のキープしていた部分を超えて、あるところに突入してしまった時がありまして。
するとそこから、ボディラインをキープする意欲すらなくなってしまい、何もしなくなる、という風に坂を転がり落ちていきました。
しかしその後、美しい人を直視して、その人と一緒にいる自分の崩れた姿に大ショック!一大決心して、「スキニーを美しく履きこなすこと!スキニーをブーツインして履く!」という目標を掲げ、家での毎日30分のエクササイズ2ヶ月で、6〜7キロ痩せ、サイズダウンに成功しました。
「美」は周りも幸せにする
人によっていろんなパターンがあるかと思うのですが、何かがきっかけで、美しさからどんどん離れていく瞬間、経験ありませんか?もしくは、その渦中ではありませんか?
ある人は、妊娠出産がきっかけで、子育てに掛かりっきり、美に興味がなくなってしまったとか、体形が崩れてお気に入りの服が着れなくなってしまったとか。
また、体形のことではなく、オーガニックや自然派のものに傾倒し、もう、メイクもファッションも興味がなくなり、美意識がなくなった、という人もいました。
ある人は、失恋がきっかけで、美しくいることや、綺麗にしていたって無意味・・・もう外見なんてどうでもいい、と思う人もいます。
私自身は、「美人になる方法」なんて大それたタイトルでブログを書いている割に、内容は、メンタル、願望達成や人の在り方、そして、精神世界の情報やお話など。「外見美を整えよう」と外見だけに特化した発信はあまりしていませんし、最近では特に、さほど重要とも思っていないのは事実です。
ですから、「外見美が非常に重要だ!」と言いたいのではなく、神様からの借り物であるこの器(身体)を大切に、ケアしながら健康であればいいと思うのです。
ただ、一つ言えるのは、やはり女性が美しいということは、周りの人の幸せにもつながるということ。旦那さんは喜ぶでしょうし、子供にとっても自慢のママであり、そして、家族以外の誰かの目の保養となっていたりします。
今より少し、美に関して意識を高めるだけで、女性が本来持つ美しさが発揮されます。簡単に言えば、あなた自身が「女性である」ということに気づけばいいだけ。それだけでいいのです。
女性だからこそ味わえる「美」の喜び
私は内面も、ファッションも男勝りな感じで、ビジネスの話をすると、ほとんどの人に「まるで男ですね」と言われます。我ながら、そういう分野に関しては男でして、気を抜くと、男性性がかなり優位になってしまい、言葉遣いも、ゼスチャーも男勝りになってしまいます。
このままでは、おじさんかおばさんかわからない人になってしまう、ということを懸念しているからこそ、女性性をより意識したり、美について関心を高めるようにしています。
どうやったら女性であることを意識できるのか?それは、反対である男性を意識することでもあります。男性がいるから自分が女性であると分かるのです。
女性だけで話をしていると、すごいことになっている・・・なんてことありませんか?(私はよくあります(笑))女であることを忘れて、どんなひどい格好も、どんな醜い顔も、女性の前だと平気でできちゃうとか。
女性は恋をすることであったり、身体中のエネルギーを循環させるためにも、sexで触れ合うことであったり、それにより、女性であることを細胞から思い出します。
しかし、最も重要なことは、魂です。外見美や女性性などが第一ではなくて、幸せに生きることができれば人生大大成功!ただ、女性としての喜び、美を求める喜び、それらも人生の中での大きな喜びの一つにもなります。
美に必要以上に執着しなくていいですが、美をあきらめない姿勢もまた大切なのです。
美を磨く=魂も磨かれる
なぜ急にこんな記事を書いたかというと、美意識と外見に関して、改めて意識をしようと感じたのです。
昨年のカオラボ+から始まり、現在のMCCコーチングスクール。読者さんや生徒さんとリアルに顔をみせる機会が、定期的にあるからこそ、意識するにはいい機会!これも皆さんのおかげなのですよね。
美に執着がない分、手放しやすくもあり、そして、手放し続ければとんでもない方向に行ってしまうので(私がね・・・)、ここはひとつ、気を引き締めてまいりたいと思います。
皆さんは、ご自身の美意識度を、数値化したら、100のうち、どのくらいだと思いますか?いま想像している数値から+1、いや+0.5でもかまいません。美を、そして自分を意識してみましょう。
そうすることで、あなた自身の美(魂)は、磨かれてゆくのですから。