wjproducts 貧乏経験は宝
私も昔は貧乏でした・・・
早いもので、2024年も4分の1が終わりました。気候も一気にあたたかくなって、東京は桜も開花したようですね。
さて、本日の記事は、過去の貧乏経験について。私のビジネスコンサルを受けていたクライアントで収入が上がった人々の多くは、「昔、貧乏だった」という環境でした。
元々はセッションを受けるための費用や移動費もヒーヒーだったのに、今では家族全員を連れて旅行に出かけられるようになったり、泊まることができなかったようなホテルに泊まれるようになったり。
昔はひどかったけど、ここまで来たんだ・・・という実感と、あふれるほどの感謝の気持ち。
そんな話を彼女たちがするたびに、目に涙を浮かべて、私に感謝を伝えてくれていたのですが、私も貧乏出身なので、その気持ちが痛いほどわかります。
苦労を知っているから喜びは大きくなる
私が豊かさを感じる時、というのはホントに小さなことです。
これまでも書いたかもしれませんが、マイケルとハナのペットシーツをふんだんに使うことができるようになったこととか、何かあったとき、お金を気にしないで治療を受けさせてあげられるとか、スーパーで値段を気にせず、食材を買えるとか・・・
以前は、スーパーで400円のバターを買うのでさえ、その陳列された棚の前でしばし買うかどうか迷い、タイムセールを待って、２０円３０円の値引きした食材を買うというような環境でした。
それでも、結構やりくり上手なのと、ないならない中で楽しんではいましたけどね。
お金の苦労を知っていることがいかに宝になるのか？ということを実感しています。そしてその貧乏経験は、決して忘れたくない貴重な経験のひとつです。
苦しい状況は忘れたいと思う人もいるかもしれませんが、忘れないほうが、幸せを感じやすく、感謝の気持ちが芽生えやすいものです。
それがあるからこそ、今の豊かな生活をキープしていこうというモチベーションと、さらに重要なこととして、そうした小さな豊かさを大きく喜ぶことができます。
ラグジュアリーなホテルに友人を招いて泊まれるとか、貧乏時代は色んな人にごちそうになってばかりいましたが、大切な人ににお金を惜しまずに使える喜びを、「幸せだな〜」としみじみと感じています。
ですが、普段の生活は貧乏時代とそんなに変わっていなくて、自分一人で食べるとき、家では雑穀米とお味噌汁、漬物に納豆と、老人食さながらの夕食。それさえも贅沢と感じるほど、美味しいのです。
豊かになるためのトレーニング
元夫がサポートをしてくれていた頃、セミナー遠征で夫婦二人で4,000円の狭くてカビ臭いビジネスホテルに泊まったことがありました。狭すぎてスーツケースを開けられなかったことを時々思い出します。
そういうことをしながらのセミナーは、地方は赤字のところもありましたが、ドサ回り的に安いホテルに泊まり、窮屈になりながらも今のビジネスモデルの土台を作った、あの日の経験が今は宝物なのです。
その経験があるからこそ、もうお金がないというのは嫌、という強い気持ちと、その貧乏時代と、今の真逆の生活が、かなり強い仕事のモチベーションに繋がっています。
だからこそ、今もしお金がなくて苦労をされている方がいたとしたら、その経験が今後にどれだけ大きなパワーを与えることになるのか、忘れないでほしいと思うのです。
もし、あなたが今お金がなくても、決してネガティブにはならないで、豊かさに向かっていくためのトレーニングだと思ってみてください。
今の状況でも、「ありがたい」と思える部分に目を留める練習です。それをしていると、不思議とお金の流れが変わっていきます。
それは、どこをあなたが観察しているか？ということで、観察しているものが現象化されるという法則なのです。
小さな臨時収入から始まり、今度は自分がお金を生み出し、収入を得られるようになったり、それを元手にまた増えていったり、少しずつ少しずつそれは増えていくことでしょう。
貧乏が糧となる生き方を
お金がある状態になりますと、あまりお金に執着しなくなります。（なくても元々無頓着な人もいますが・・・）
「ない」から執着してしまうのですが、「ある」と「ある」ことが当たり前になり、あるはある状態を作ることができます。
あるお金でそれを元にまた新たに商品を作ったり、投資などをして増やす、不労所得を得るなど・・・お金はお金を生み出すことができます。
今のお金がない状態は、まず、しっかり管理能力を身につけるためのトレーニングです。その管理能力がなければ、お金がたくさん得られるようになったときに、使ってばかりいて破産する人になってしまうから。
そして今後も、経済がどんな状況になるかわかりません。大切なのは、どんな状況でも自分が自分であり、楽しんでいること。生きがいを持って生命エネルギー値が高い状態でいることです。
経験は宝となります。今思えば、過去の貧乏経験はバンザイなのです。