決意すると見えるもの~決意するだけで天は応援してくれる~
「してはいけない」にとらわれていませんか?
今日の記事は、「決意する」ということについて。言葉を換えて言いますと、やりたいことへ「意識」が向いて、「さあ、行動しよう!」とする前の段階のことです。
そして人は往々にしてこの「決意する」ことを躊躇したり、つい先延ばしにしてしまったり・・・なぜ人は、中々決意ができないのでしょうか?
決意したら、行動しなければならないから。行動したくないのは、失敗を恐れているから。失敗を恐れるのは、後悔をしたくないから、言い訳をしたくないから・・・。探せばいくらでも出てくるかもしれませんね。
でも本当は、失敗なんてありません。それは成功しなかった方法を知ることができたということであり、さらに言えば、後悔したくなければ、後悔しなければいい。言い訳をしたくなければ、言い訳をしなければいい。すごくシンプルなことです。
それに、ぶっちゃけて言えば、失敗してもいいし、後悔してもいいし、言い訳してもいいのに、これらを「してはいけない」と思っていませんか?
途中でやめてもいいし、途中で引き返してもいいし、お金の無駄をしてもいいし、逃げてもいいのです。ものは言いようで、これらは「調整」と思えばいいのです。
「そんな逃げ場を作ってしまったら、決意の意味がないのでは?」そう思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、もっと柔軟な思考を持っていいのです。
やるだけやって、ダメならやめればいい
私がセミナーをやるきっかけとなったのは、2008年くらいから。ブログや著書の読者様から「セミナーとか勉強会とかやってほしい!」という要望を多くいただきました。
「書くことは好きでも、セミナーなんて、ムリムリムリムリ!人前に出るのも話すのも苦手だし・・・」逃げていた私に、当時の夫から一言。
「やるだけやったらいいじゃん。ダメならやめればいいし」
鶴の一声、私のブロックが一気に外れた瞬間でした。それ以降、大きな事業や決意をする時に、心の片隅には、この言葉を置いています。
そして、コーチングにも通じるのですが、結局やらないで、「ムリだ」と言っているより、本当にそれが無理なことなのかどうかは、やってみてからしか分からないのですよね。
目の前の食べ物がおいしいかどうかは、食べてみないとわからないでしょ?それと同じです。
まずやってみる!やってやって、それでもダメだったらやめればいい。それくらいの逃げ道はあった方がいいですし、そのおかげで遠慮なく行動することもできます。
意識を向けるだけで結果が変わる
「まずやってみよう!」その決意は、時として家族であったり、周りの抵抗などで試されることがあります。
しかし、それは周りのせいではなく、実は決意がまだ心から出来なかったり、「大丈夫かな?」と思っている段階。そういう場合は・・・乗りこえる!これに尽きます。
しかし、決意する前に、ワクワクして、リアルにイメージが出来て、楽しくなり、その仮定の下で決意をした時に起きることは、あら不思議!まだ何も行動していないのに、そこに到達する前に、それに必要なことがあちらからやってきます。
・家を建てようと決意したら、考えてた予算で理想の物件の話がきた。
・モデルになろうと決意したら、「モデルをしないか?」とスカウトされた。
・サロンを開こうと決意し、その為にスタッフを探さなきゃと思っていたら、友人が紹介してくれた人が理想の人で、人材が集まった。
など、よくある話です。皆さんも経験があるのではないでしょうか?
意識は現実を引き寄せます。そして、どこに意識を向けるかで、結果は違ってきます。決意した時、「よし!(楽しんで)やるぞー!」と思った時に、天のサポートが始まるのです。
天を味方にする意識の向け方
ただ、意識の向けどころに関しては、注意点があります。いくら楽しくイメージしたり、決意しても、その後、不安や恐れに意識が向いてしまうと、違う結果を手にしてしまいます。
特に現実主義者の場合、リスクを考える傾向がありますから、ワクワクイメージした後、リスクを考えているうちに、不安と恐れのほうに意識が流れてしまうなら、楽しい、ワクワクのイメージのところで、考えるのを止めましょう。
極論をいうと、楽しいことだけを考えてたら、それだけでうまくいくようになります。そして到達する方法論よりも大切なのは、「そこに到達したら(それが叶ったら)楽しいだろうな」と、叶った時に意識を向けることです。
そうすると、天があなたの決意を応援してくれます。
やるかやらないか。それだけ
いかがでしたでしょうか?今日の記事、要点をまとめますと
・そもそも失敗はないし、後悔したくなければ後悔をしない、言い訳したくなければ言い訳をしない。動機と意味付けは、自分で決めることができるということ。
・できるかどうかは、やってみないと分からない!だからまずはやってみる。やるだけやってダメだったらやめてもいいということ。
・行動する時は、そこに到達した時、叶った時のイメージやワクワク感に意識を向けること。
決意するとは、なんか腹に力を込めなければいけないと思っている人が多いと思いますが、中には、私のようにゆるく「ダメならやめればいいや」の精神で動いてもいいのです。
実はリスクなんて世の中にはありません。やるかやらないか、それだけなのです。