出したものが返ってくる~豊かになる単純明快な法則~
嫌なものが返ってきてほしくなければ・・・
人を見下したら見下される
人に親切にしたら親切にされる
人に暴言吐いたら暴言吐かれる
人を信頼していたら信頼される
人を騙したら、自分もいつか騙される
世の中には普遍的な法則、というものがたくさんあります。物体を上から落とせば、地球の引力で下に落ちていきます。引力の法則を無視した行動が命取りになることは、小学生だってわかります。
心理学用語で「類似性の法則」というものがありますが、簡単に言えば、似たような者が引き寄せ合う、ということ。共通点がみつかっただけで、親近感が沸くのもそうで、仲良しグループの人々は皆似ている傾向がありますよね。
引き寄せる、ということも単純明快な法則で、自分から発した感情、言葉、周波数、エネルギーと同じものが返ってくるということ。
周波数やエネルギーが同じであれば共鳴し合い、心地よく感じます。心地よく感じればまた、その人に会いたくなり、そして関係性のパイプは太くなっていきます。ということは、嫌なもの返ってきてほしくなければ、自分からは嫌なものを発しなければいい。ただ、それだけなのです。
嫌なものを発した時には対処が大切
とはいえ私たちは人間ですから、イライラすることも、「ふざけんな!」って言いたくなる事もあります。それを言ってしまったら、すぐにそれが返ってくるのか?と言ったら、そうではありません。ここも誤解されやすいところ。
返ってくるタイミングには、時間差があります。ですから、思ったとしても、発してしまったとしても、そのあとどうするかが大切です。
まずは早くそれらを自分の中で消化し、昇華させることです。そして、できれば一刻も早く、波動の低い周波数を心地の良い周波数、高い波動に変えてあげることです。
一番よろしくないのは、その感情に蓋をして、我慢とともにその感情を心の中に居続けさせること、つまり、良くない状態でずっと居続けることです。これが悪いことを返らせる、引き寄せる力を強めます。
例えば、匿名をいいことに、コメント欄から相手を批判したり、非難したり、価値観を否定したり、暴言を吐いたりする人がいますね。
昔は出した周波数分・エネルギー分だけが戻ってきましたが、今は、ネット・SNSの力で拡散力が大きいため、2倍返し3倍返しどころか何十倍にもなって返ってくるでしょうね。
この法則を知らない、または信じていないから、誹謗中傷といった行動をします。しかしこれは信じる信じないではなく、法則です。だから当人もまた同じようなことを身に受けます。
そして、大抵の場合、満たされていない人(お金も環境も心も)がそのような行動をやるものですから、書かれた方も反応しなくていいのです。
誹謗中傷を快楽でやっている人、または自分の不快感やうっぷんを晴らすためにやっているなんて、人としてのマナー違反をしている人が身に受けるものとは・・・想像したくありませんね。
残念ながら、人の揚げ足ばかりを取り、人を非難否定ばかりしているような人が豊かになることは、まずありませんし、今はそうでないように見える人々も長続きしないのがわかります。それも法則なのです。
出したものが返ってくる
反対に、心地いい人生を送っている人たちは、無意識なのか法則を知ってなのか、他の人に良くないことを発したりはしません。人生豊かに生きている人や、成功者はほとんどの場合、よいものを発しています。
呼吸で例えるとわかりやすいのですが、空気をいっぱい吸いたいな、と思ったときに、じゃあすぐに、とにかくたくさんたくさん空気を吸い込めばいいのか?と言ったらそうではないですね。
まずは深く息を吐く。すると、たくさん空気が吸え、肺に入っていきます。つまり、出すことが先です。
そして人生を豊かにするためには、あなたの友人が出すことでもなければ、親や夫でもありません、つまり自分自身が何を出すか?なのです。
出したものが入ってくる、与えたものが返ってくるようになる。
お金が欲しいと思ったら、お金を出すこと。
豊かになりたいと思ったら、人を豊かにしてあげること。
関心を払ってもらいたいなら、他の人に関心を払うこと。
人に愛されたいと思ったら、小手先のテクニックだったり、愛されるための行動をとるのではなく、まずは自分が人を愛すること。
これが単純明快な法則なのです。
よい人と、よい言葉で、よい習慣を
いかがでしたでしょうか。
人生を歩む上で、法則を理解していると、自分の思考をコントロールしたり、よい思考ができるように、教育したり、よい思考の人と付き合うなどすることでしょう。特に、付き合う人というのは、かなり自分に影響があります。
すべてでなくとも、日々できなくてもかまいません。ですができるだけ、よい人たちと、よい言葉を発し、よい習慣の中で過ごす。
法則を活用して、豊かな人生を歩んでいきましょうね。