外見は衰えても心までは枯らさない女性になる
年齢とともに衰えはあるけれど
「枯れる」には、いくつかの意味があります。衰えることや、水分がなくなること、そして、鋭気が失われること・・・など。女性にもいろんな意味で二極化がありますが、年齢として出る分かれ目は40歳くらいかもしれません。
老化を本当の意味で感じ始めるのは、45歳以降と聞いていますが、私は、現在55歳。45歳の壁はあまり感じませんでしたが、50歳を超えた時、やはり年齢と共に表れるものは多くなったと感じます。
ボディラインは当然、30代の頃とは違いますし、目尻のシワやら顔のたるみやら、そりゃあ出てきますよね。
かろうじて、肌再生のおかげで、定期的にお肌の調子を整えていますが、それでも、若い頃とは何かが違う・・・そんな違いが、体の機能のみならず、外見からも見て取れます。
しかし、どんなに外見が衰えていっても、心だけは枯らさない生き方をしたいものです。
内面は外面にも表れる
では、「衰える、水分がなくなる、鋭気がなくなる」が枯れるという現象だとしたら、心の枯れとは何なのでしょうか?
心の筋肉が衰えると、謙虚さが失われ、感謝の気持ちが薄れていきます。歳をとると自己中心的になる人がいますが、そういう意味で枯れたくありませんね。
心の水分がなくなると、自分も潤せず、そうなれば他の人を潤そうと考えられなくなります。「自分さえよければいい」という利己的さは、ますます心が枯渇する生き方になるかもしれません。
心の鋭気が失われると、もう、動きたくなくなります。夢も目標も願望も願いもなく、行動力まで低下します。
主観ですが、おそらくこの鋭気が失われると、一気に外見的な若々しさや、女性の美しいオーラなどが見られなくなると思っています。内面は外見に間違いなく反映しますから、やはり心は枯れたくないものです。
外見の衰えは、あきらめ過ぎてもならず、かといって若さに執着しすぎても、どこかに痛々しさが現れてしまいます。
できることは実践して、我が身に手をかけて、健康体を保ち、美意識を持つことで、死ぬまで枯れない生き方ができることでしょう。
植物の力で美人になる!?
そして心や気が枯れないために、オススメしたいのが植物です。
植物のエネルギー値はとても高く、触れていると、エネルギーをもらえるだけでなく、自分の悪いものを吸い取ってくれる、とも言われています。
周りを振り返っても、植物を育てている人、庭いじり、土いじりをしている人って往々にして穏やかな人が多くありませんか?そしてまぁエネルギー値が高いこと!若々しく健康的な人が本当に多いのです。
それはやはり、大地からのエネルギーと植物からの透明感のある、美しいエネルギーを定期的に頂戴しているからでしょう。
本物の美しさに触れる植物や自然の力
余談ですが、相当、疲れている人やしんどいことを抱えている人の場合、部屋にある植物がよく枯れるそうです。それでも植物を置いたほうがいい理由として、スピリチュアリストの江原啓之さんがこう仰っていました。
「人間の代わりに(植物は)枯れる、植物が枯れないと人間が枯れてしまう」と。
この言葉でハッとしたのが、私、植物買っても買っても次から次へと枯れる時期がありましてね。当時は相当心も体もしんどかった頃で、ネガティブな時期だったなと。
今思えば、私の変わりに邪気を吸い取り、変わりに枯れてくれていたのだと思うと、枯れた植物に関しても感謝の気持ちが湧き上がってきます。
私の趣味である人間観察でも、やはり植物が好きな女性って内側から潤い、美しい人がとても多いと感じます。それも朽ちていく美しさにしがみついているような感じではなく、生命力あふれる透明感あふれる美しい人。
私たちがいつまでも枯れない、本物の美しい人を目指していく上で、自然の力、植物の力をお借りすることは、とてもオススメです。
もちろんお借りするだけ、見るだけ、話すだけじゃなく、実際に植物に触れたり、愛でたりしてみましょう。植物も生きています、きっと喜びますよ。
いくつになっても枯れない女性であろう
これまで「枯れない女性になるために」をテーマに書きましたが、私もたかだか半世紀しか生きておりません。
まだまだ説得力が足りない部分も多いですが、80歳になっても、美意識に関する発信もしていけるといいな、と、今から25年先を見ています。
皆さんはどんな80歳になりたいですか?私は心や器は広く、そして80歳であっても、潤いのある女性でありたい、と思います。
至らない点はたーくさんありますが(笑)、枯れない生き方、潤った女性の生き方を追求していきたいなと。
本当の意味で「枯れる」ときは、この世を去るとき。それまでいくらでも、どれだけでも、心身ともに潤いのある女性を目指していいのです。