「違い」を知るということ~主観でなくニュートラルに~
自分の価値観や意見があれば当然・・・
今やSNSで一般人でも影響力を持ち発信できる時代です。となるとほんのちょっとでも目立ってきますと、アンチ、批判、否定の問題がでてきます。
そこは発信者の覚悟でもあるのですけどね。目立てば目立つほど、アンチコメントや批判、否定がある可能性は高まることは常ですから。今日の記事は見方を変えて、批判や否定に強くなる方法をお伝えしたいと思います。
誰もが自分を発信するようになり、昔なら考えられないような、一般の人々がプライベートをあかし、赤裸々に性生活まで語り出すような時代になりました。
様々な発信が増え、自分の価値観を恐れずに語る人が増えたので、それと同時にその価値観とは違う人々もいるわけでして。昔は、テレビのブラウン管に文句を言っていたのが、簡単にパソコンやスマホから反対意見を書き込めるようになりました。
直接相手に言うことは少なくて、自らの名前は伏せて批判コメントを書いたり、はたまた、そのコメントを自分のブログに掲載して、批判返しをするなんてことも増えています。
しかし、少し俯瞰して捉えれば、自分と違う価値観を、誰かが表現したり発信しただけで「批判された、否定された」と捉えず、「あぁ、反対の意見も、存在するのだな」でいいのです。
主観でなく事実を見る
ただ反対意見に遭遇しただけで、直接言われたわけでもないのに、批判されたと取られる人がいます。その心理は、極度の自意識過剰、もしくは、他人の目を気にするタイプの人が多いでしょう。
もちろん、その違いをわざわざ面と向かって相手に言わなくてもいいのですが、やはり言いたい人も存在していて、そして、発言する権利も持ち合わせています。
だからと言って、別に直接批判されたわけでもないのに、自分と違うことを投げつけられた時には「批判された、否定された」と思ってしまう。それは、受け取り側の自信のなさの表れでもあります。
自分の価値観や行っていることに自信があれば、「そういう価値観の人もいるよね」だけで終わるのですが、自分と同じ価値観の人間の承認が欲しいと思ってしまい、SNSで発信して味方がいないと不安になってしまう。
そして「自分は批判しない」と言いながら、結局その人を批判したりしてね。俯瞰して見れば同じことです。例えばこんなシチュエーションがあったとしましょう。
あなた「うわ〜!これかわいい!」
友達「えー?そんなの好きなの?私はかわいいと思わない。」
こんな時は「うう…批判された」ではなくて、「相手はかわいいと思わないんだな、違いを知った」という事実だけを見るようにしましょう。
そんな面と向かって相手が好きと言っているものを、聞いてもいないのに「私は嫌い」なんていちいち言わなくてもいいと、自今的には思いますが、自分の意見をストレートに言うことがカッコいいと思っている人もいます。
しかし、相手への思いやりや優しさはなくさないコミュニケーションを取っていきたいですね。
俯瞰すると違いが見える~ニュートラルに捉えよう~
この「違いを知る、極を知る」というのは、人生や生き方にも通じています。
いろんな目で見る情報も耳で聞く情報も、まずは主観や価値観、感情を一旦横に置きにニュートラルに捉えてみましょう。常に物事を、主観や感情のフィルターを掛けてみることを癖にしてしまうと、視野の狭い見方しか出来なくなっていきます。
近視眼的な人と、俯瞰できる人との違いは、物事の捉え方、意味付けが違い、ゆえに生き方もまったく変わります。視点が高い方が色んな事が見え、それだけ違いを知り、受け取る器も広がっていくのです。
もちろん、最初高く観て、それから詳細を知るために近づいてみる事もあるでしょうが、物事の全体像を掴むにはニュートラルな気持ちと、高い視点で見ること。
批判・否定だと思っていた点が、ただの考えの違いなだけであったり、きつい言葉だと思っていた事が、視点を高くして振り返ると、成長のために必要な教訓だったということさえあるのです。
色んな視点で物事が見れますと、冷静に、そして心穏やかになれますよ。
世界観の表現は「覚悟」である
最後に一つ伝えたいこと、それは、発信者としての私がここで表現することは、誰かの批判でもなければ、ジャッジでもなくて、自分の世界観の表現です。
私がそれをやめてしまって、自分の価値観を捨てたら、書くことができなくなくなってしまいますし、書けなくなることは、私にとって生き甲斐がなくなってしまうのも同然です。
もし、このブログで何か一つでも拾えるものがあれば、持ち帰ってください。なければどうぞスルーしてくださいませ。これからも恐れることなく、自分を表現していく。それが私の仕事であり、覚悟です。