「幸せ」はいつも・・・

「幸せ」はいつも・・・

ワタナベの思う「幸せ」の定義

今日は、定義があるようでないような概念の部分、「幸せ」について。こういう概念の部分ってあまりウンチクを語っても、胡散臭いのですが、私の思う「幸せ」について書きたいと思います。

過去の賢人と言われた人たちも「幸せ」や「幸福」に関する格言をたくさん残してきましたが、幸せや幸福に定義なんてあってないようなものです。なぜなら

相田みつおさんの詩である 『しあわせはいつもじぶんのこころがきめる』。これは本当におっしゃる通りで、自分の意味付けと解釈で決まります。

ここに、今日は少し私の幸せについて思うことを付け加えます。私も含め皆さんが思う「幸せの基準」みたいなもの、誰でも持っていると思うのです。

例えば、幸せのハードルが低い人は、毎日ご飯が食べられて雨風しのげる家があることを幸せと思う人もいれば、子供がいてくれるだけで幸せ、という人もいます。

夫がいることを幸せと思う人もいれば、離婚して、自由な生活ができることを幸せ、と思う人もいます。

また、自分の思う地位やステイタスを手にしている状態を幸せと思う人もいれば、おいしいものを食べたい時に食べられることを幸せ、と思っている人もいます。

いずれにしても、だいたい自分の中での「幸せの基準」というものを持っているものです。ま、中にはそういうことをいちいち考えないで生活している人もいらっしゃいますが、それも私は悪くないな、とも思うのです。

依存の幸せは真実の幸せではない

しかし不思議で、自他共に愛に、優しさに満たされ到達すると、だんだん望みすらなくなっていくのです。

ただ、幸せを、誰か “人” に依存していたり、”物” や “お金” に依存したりすると、それがなくなった時に幸せではなくなってしまうので、そこは注意しなければならない部分です。

というのは、例えば「私は、夫がいるから幸せなの」といつも思っている人がいるとします。もちろん、それ自体は悪くありませんし、配偶者への感謝の念にも繋がり、とてもいいことです。

しかし、「私は独身じゃない、家族がいるから幸せ」という風に幸せを定義づけていますと、その家族を失った時に、もう幸せではなくなってしまいます。(夫に嫌われて離婚してしまう可能性もあるわけで・・・)

「私は子供がいるから幸せなの」という考えも同じで、子供は自立し、親元を離れるものであり、子供に依存した幸せは本当の幸せとはいいません。子供が自分から巣立った後は、自分の幸せはどうなってしまうのでしょうか?

逆もしかり、「私は独身だから幸せではない」「子供がいないから不幸」と思い込んでいる人も同じで、人に依存した幸せは本当の幸せではない、ということを認識してみましょう。すると、今ある環境からの自分の幸せを見つけられるようになります。

今ある環境からの「自分の幸せの基準」を見つけた時、それは真の幸せの軸になるかもしれませんし、ならないかもしれません。

なぜなら前述した通り、幸せなのかそうではないのかは、自分の心(意味付けと解釈)で決まるから。

今の環境を幸せと思うも思わないも自分です。思えば思えるし、思わないと決めたら思えません。心次第で自分の幸せの基準はどんどん変わるものです。

どんな環境や状況でも「幸せ」はある

「生きづらい世の中だな・・・」と思っていた頃の私は不幸のどん底でした。

しかし、発展途上国のような貧しくて、もっと生きづらい環境の元でも、笑顔で幸せそうな人々の顔を見ると、「私、十分幸せじゃん」と。

「別に好きな人とお別れしても、お金がそんなに無かったとしても、親と不仲でも、たった一人で生きていても、結構幸せじゃないの?」と思った途端、どんどん幸せになってきました。

いつまでたっても不幸だと思っている人は、自分の身に起きる不幸の小さな種に水を注いで、肥料を与えて、声がけまでして、その芽をどんどん成長させているようなものです。

早いうちにその不幸という小さな芽を引っこ抜いて、新しい幸せの種を探して拾い集めて、植えて、水を与え、肥料を与え、声かけをして「幸せ」を成長させたほうがよっぽどいいと思いませんか?

幸せはどんな環境でもどんな状況でも、見つけようと思えば見つかります。人に依存した幸せも、物に依存した幸せも、それがなくなった時にあっさりなくなるもの。本当の幸せではありません。

小さな幸せの種を拾おう

話しが脱線したので、元に戻します。本当の幸せは、きっと小さなことなのでしょうけどね。そんな小さな幸せを拾える人なのかどうかが、幸せの別れ目かもしれません。

小さな幸せの種を拾ってみましょう。日々の暮らしでありがたいことがあったら、「ありがたいな」と言ってみる。拾えば拾うほど、あなたはもっともっと幸せになり、世界一幸せ者なんじゃないの?とまで思えてきます。

自己憐憫、不平不満、そんな状況にならないように、自分が得られている幸せを毎日数え上げていきたいものです。

皆様の今日の幸せの種、いくつありますか?毎日ノートにつける習慣をつけると、自分がとても幸せであることを認識できるはずです。

そして、そのようなあなたの姿を見た、次なる身近な人が良い影響を受けていくことでしょう。

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