あなたの潜在能力を発揮するヒント
人間の能力はそんなに差はないもの
人の細胞は、おおざっぱに言って60兆個あると言われています。そして、天才細胞は200個あって、バカ細胞は100個しかないとかはなく、どんな人間もほぼ同じDNA配列を持っているそうです。
頭のいい人もそうじゃない人も、能力的なものや記憶力というものには、さほど差がないと言われていて、それらは、意欲と好奇心と訓練で差が出てきます。
話は変わりますが、赤ちゃんは大いなるソースとつながったままの状態と言えます。
とてもスピリチュアルな存在であり、テレパシーも使えるし、大人には見えないいろんなものも見えるし聞こえるし、感じる、不思議な存在だけど人間本来のあるべきままの姿です。
ソースとは、よくいうワンネスでもいいし、ユングの言う集合意識体でもいいし、物理学で言えば、素粒子も全部繋がっている、というか一つである。
実は私たちもかつては、誰でもそんな存在だった訳ですが、大人になるにつれ周りからの情報や価値観の刷り込みなどで、その能力がどんどんなくなっていき、大いなるソースと繋がっている、一つであるという感覚がどんどん鈍くなっていきました。
中には幼少期に、その当たり前にあった能力で、何か不思議なことを言い出すと大人たちに、「そんなことを二度と言ってはいけません!おかしい子って思われるから」など言われ、その能力をどんどん閉じていきます。
この、昔あった繋がっている感覚、つまり自分の潜在意識からも集合意識体からも、そして多くの人々との意識内での情報のやりとりも今できるようになったら、本当になりたいものにも、やりたいことも願望も夢も何でも達成できるでしょう。
潜在能力のヒントは子供にあり
今更、超能力者になれなくてもいいのですが、できれば、潜在意識からの声、直感の声、そして能力を存分に発揮していく能力を開発していきたいもの。
その方法が、「子供のようであれ!」ということ。お子さんがいらっしゃる方は、それがどういうことかお分かりだと思います。
子供のような素直さ、そして一人遊びをしているときの子供のイメージ力、非常に単純なところ、嫌なものは嫌、好きなことは好き、といった感覚。
ただし、これを極端にはとらないでくださいね。私たちは大人ですから。子供の頃の感覚をヒントにする、ということ。この単純な感覚を大切に生きているだけで、あなたの発揮する能力が何であるかが分かってきます。
今の世の中は、「やりたいことがわからない・・・」という人がとても多い時代ですが、子供の感覚になると好きと嫌いが明確で、その感覚を思い出すのです。
素直に生き、笑いたければ笑い、泣きたければ泣き、怒りたければ怒る。
自分に素直に生きていると、自分の潜在意識と繋がることができます。どうしたらいいか迷うこともありませんし、答えがすぐにわかります。
例えその答えが、思うように行かなくても、ニュートラルでいい、やったことが飽きて、はい、次!でいいのです。だって、子供は好奇心の塊だから。
シンプルに言えば、好きなことをやっているとあなたの潜在能力は発揮される、ということ。
子供の頃の感覚を思い出す方法
もう一度言いますが、極端に取るとただのわがままな人になってしまいますから、そういうことを言っているのではありませんよ。
自分の素直な気持ちに気付き、それを上手に優先させていくような生き方をしていくと、あなたの本来の能力に気付くことができるのです。
子供の頃に「やりたい!」って思ったことを考えた時、「でも無理だろうな」とか、「不景気だから・・・」とか、他の情報でそのやりたいことに制限はかけていなかったわけですが、大抵の場合、制限を掛けるのが親やまわりの大人たちでもあります。
小学生に「将来何になりたい?」と聞いて、安定している公務員(今や安定もないですけどね)とか答える子がいるとしたら、親の影響や、世のネガティブな情報の刷り込みでしかないでしょう。
私たちはいつの間にか、子ども心を忘れるように教育されてきたのです。しかし、子どもの頃の状態を思い出すことはできます。
子供の時にやっていたような遊びを、大人になってからもやってみたり、子どもの頃に聞いていた音楽を聴いてみたり、自分が得意だったことや、よくほめられていたことなどを思い出し、子供のころに戻ってのびのびとしてみてください。
楽しいこと好きなことをすることによって、潜在意識が開き、あなたの潜在的に秘めている能力は発揮できるようになります。
誰だって今からだって
いかがでしたでしょうか。私たち人間はすべての人にいろんな意味で能力があり、誰だって、今からだって、天才になれる可能性はあります。
私は56歳ですが、年々どんどん子供の時の素直な感覚で生きれるようになってきました。もちろんこれは私一人の力でなく、多くの人々の支えのおかげでもあります。感謝を胸に、まだまだ大暴れしたいと思っています。
さて、あなたも今日は子供のころによく口ずさんでいた歌でも歌ってみましょうか。子どもの頃の心に戻ってみると、何か見つけられるかもしれませんよ。