「今」も大切だけど「未来」も時に思い見る
「今、ここ」を生きることも大切だけど
8月に入りましたね。2024年残すところあと5ヶ月。あと1カ月で3分の2が過ぎることになります。また月初というのは、何かを新たに始めるのに、すごくいいタイミングです。
今日からでも全然遅くありません。何か小さな習慣を始めてみませんか?3分クッキングならぬ、まずは3分でできること、オススメです。例えば
瞑想、片付け、エクササイズ、読書、マッサージ、など・・・タイマーをかけて、ヨーイドン!で、3分間集中してみてください。たった3分でも意外とできることはたくさんありますよ。
さて、本題です。「今・ここ」の解釈が拡大し、今さえよければいいから後先考えず好きなことをやる、ということをやっていると、後で大変な思いをします。
今しか重要でないのなら、なぜ人間は未来を考えたり、計画したりする部位が脳にはあるのでしょうか?そして、脳はまだ見ぬ未来を映像にてイメージできる機能まであるなんて、すごいことだと思いませんか?
人が精気を失う時
そして、今しか考えられない人は、その言動が近い未来にどんな影響があるのか考えられないので、ありえない行動を取ったりします。
今さえ良ければいい、その時が楽しければいい、どうせいつか死ぬんだから自分さえ楽しければいい・・・こういった考えになり、その後身に受ける報いで後悔もする可能性が多いのです。
感情的になって、爆発して言動を発する人も同じく、その時の感情を吐き出せればあとはどうにでもなれ!で、撤回できないようなことを身に招いてしまうことがあります。
だから、感情のマネジメントやコントロール術が流行るのでしょう。
脳には未来脳という部位があるそうで、未来を思い見たり、計画したりできるのはそのおかげです。脳科学的にも今しか考えられない人は、ボケる可能性も高く、逆に未来を考えている間は、ボケづらいそうです。
仕事をストイックに頑張ってきた人がリタイアした後に急に老け込むのは、未来に目標がなくなった人の傾向が多いそう。
つまり、未来に目標などがないと、生命力が低下し、精気が失われるのです。
変わりたいなら「今」を変えるのではなくて
前述した通り、目標や夢があることは良いことですが、別に壮大な目標ではなくてもいいのです。
例えば、子供を育て上げたら、月に一回は、夫婦でどこか温泉地に行ってのんびりできる経済状態にしたいな、とか今の仕事をやり遂げたら、いつか小さな小さな自分の店を持てたらいいな・・・とか
結婚したら、子供を産んで子育てしながら、子育ての何か支援をするために、今のうちに勉強しておこうかな、とかまたは、数年後、マイホームをもちたいな、とか、自宅で子供たちに英語を教えたい、とか
いろんな近い未来を、イメージできることでしょう。
よく「変わりたい!」思う人は、今を変えるのではなくて、未来の到達したい点を考えると、その瞬間から今が変わります。
その場所に向かっていくための自分であろうとするので、すぐ変わることができます。
未来がどうありたいのか?ということを考えるだけで、その道筋や、人生のアウトライン、人生の青写真を作ることになる、楽しい作業です。
毎年発行している未来手帳は、未来からの逆算で、今の行動を変え行動力を上げ、そしてあなたの望む未来を手に入れるためのワークをふんだんに取り入れています。
2024年はあと5ヶ月あります。自分を知る、自分と向き合うためのワークブックとしても活用できますし、もちろん、2025年からスタートしてもいいでしょう。
ノートを書く、ということは、脳内設定、脳内インプット、セルフイメージの構築、潜在意識へのインプット作業、冷静かつ客観的に自分を見ることを、安価にできる方法です。
書くだけでは未完!もっと内側に気付く方法
最後に、実を言うと書くだけでは完成ではなく、それを言葉に出して言うと、もっと自分の内側に気づくことができます。
というのは、頭で思っていたのと、言葉に出したら、感覚が違うことに気づけることも多々あるからです。
書いていたときには、ワクワクしたのに、それを人に話した時に、それが感じなかった、または逆もありで、書いている時に、なんとも思わなかったのに、話していたら、すごいワクワクしてやる気がみなぎってきた・・・とかね。
なので、自分の設定した未来を誰か心を許す人に話してみるのはいかがでしょうか?
時々、各SNSで、未来手帳を使ったシェア会があちこちで開催されています。MCC卒業のコーチ達も開催していますので、良かったらご参加ください。
コーチングベースで作っておりますので、あなたの望む未来にシフトするのに役立つはずです。