先送り癖からの脱出

先送り癖からの脱出

先送りは計画することで改善できる

気が付けば9月も3分の1が過ぎようとしていますね。2024年も残り4か月です。

10月になれば来年の目標や予定を考え出す頃ですが、その前に、あなたの今年の成果成長はいかがでしょうか?

これらを意識して考えたほうが良いのは、考えなければ、ただなんとなく何も成し遂げたこもないと感じたまま、1年が過ぎ去ったような感覚になってしまう可能性があるからです。

定期的に振り返り作業をしますと、「結構がんばったな、これはやり遂げたね、嫌なこともあったけど、良いことも意外と多かった」などのように、自分への満足度が上がります。

そうしますと、次なる年へ向けてのやる気が起きるものです。

色んなことをそつなくこなしていくには、やはり計画というものが大事で、ToDoリストを書いたり、日々のルーティンに加えてやるべきことを書いたりすると、行動しやすくなります。

なかなか行動量が増えずに、かつそのような計画などに縛られたくない人ほど、書き出してみると、動けるようになった、ということが多いのです。

さらに、今日のテーマでもある「先送り」が少なくなります。

とはいえ、一日のToDoを書き出し、行動した、でもそれが全てはできなかった・・・であっても、がっかりしないでください。次の日にそれを回したっていいのです。

しかし、自分で書き出したことができないと、自分の中に不快感が残り、「次は終わらせたい」という意識が働きます。

そうしていくことで、先送りが少しずつ減っていきます。

小さな「自分との約束」を守る

いつも先送りしていることは大抵の場合、あなたにとって面倒なことがほとんどではないでしょうか?

それを完了させるにはシンプルですが、決意する、決意を強めるために書く、更に強めるために、時々見る、誰かに「やる!」と公言する、自分の約束から逃げないようにする。

そういうやり方は、息苦しいと言われるかもしれません。

しかし、先送りしている時点で頭の片隅には「ああ、やらなきゃ…」という小さな不快感がちょくちょく出てきて、気持ち悪い感覚を数多く味わっています。

それを思ったら、決意して書いて「やる!」と決めたほうが、多少の息苦しさがあっても、終わった時には、今まで感じていた不快感や追い詰められた感を遥かに超えた、大きな開放感と爽快感を味わうことができるのです。

書くということはある意味小さなコミットメントであり、自分との約束です。

自分との小さな約束を果たせた時、それは小さな自信に繋がります。小さな自信の積み重ねが、いつしか大きな自信に繋がっていきます。

ダメな自分のままで心地が良い!と思えるのなら、そのままでいいでしょう。しかし、できれば成長したり、目標や夢を達成したいと思っているのなら、

・玄関に脱いだ靴はすぐに下駄箱に片付ける
・食器など洗い物はすぐすに洗う
・毎日5分だけ掃除する

など、本当に少しずつでいいので、まずは小さな自分との約束を果たしていきましょう。

小さな約束を数多く果たすことは、後に大きな習慣になります。

言葉の力「先にやっちゃおう!」

どんなに小さなことであっても、先送りばかりしていると、あとからやることがいっぱいになり、それらを処理したり片付けたりするのに非常にエネルギーを使います。

どのみち、結局やらなければならないのなら、少しのエネルギーで済むうちにやったほうがいいですし、スキマ時間を使うことも、生産性のある時間の使い方をするのにも、とにかく「すぐやる」習慣が必要です。

しかし、「分かってはいるけど、それでも先送りをやってしまう・・・」という人もいらっしゃいますね。そんな人は、やるかやらないかは別にして、とにかく次のように声に出して言ってみてください。

「先にやっちゃおう!」もしくは、「先にやっつけちゃおう!」

ちなみに、私は「やっつけちゃおう!」のほうが動きたくなるので、そちらを採用しています。

シンクの中の洗い物や洗濯、家事全般など、「先にやっつけちゃおう」と、モチベーションが上がる音楽など聞きながら、ノリノリで動いてみる。

事務関係の仕事などでも、執筆でも、お茶する前に、少しでも「先にやっちゃおう!」で、とりあえず始めてみる。

始めてみる、動いてみるとエンジンがかかり、動きたくなるのです。

これは思うのでなく、言葉に出して言うのがポイントです。言葉の力を借りて、動けるようになりましょう。

先送り癖を直して自信と時間を刈り取ろう

いかがでしたでしょうか。今日のポイントを纏めますと、先送り癖を直すために

・行動計画やToDoを書くことで決意すること
・自分との小さな約束を守ること
・「先にやっちゃおう!先にやっつけちゃおう!」と声に出して言葉の力を借りて動き出してみること

つい時間に流されることが多いという人は、タイムスケジュールまで書き込み、それに従って行動するものいいでしょう。これらをやるとやらないでは、一日の行動量は全く変わってきますよ。

先送りしてしまう癖を少しずつ直して、自分への自信と、余裕のある時間を狩り取り、充実した人生を送っていきたいものですね。

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