運気を上げることよりも大切なこと
運は上げるより下がることをしない
巷ではよく「運気を上げたい!」とか、運気を上げるための方法はよく見かけます。しかし、今日はその反対、運が大きく下がらないためにはどうしたらいいのか?についての記事です。
基本中の基本ですが、運の悪い人とは付き合わない。これは鉄則です。
運の悪い人とはどういう人かと言うと、自然の法則に反することをしている人。自然や宇宙はベースが愛ですから、それらとは反対のことをしている人です。
今日は運の悪い人については詳しく扱いません。それよりも、下記のようなときの過ごし方で、運を大きく下げない方法についてお伝えします。
調子が良くても調子に乗らない!
私達は、人としての成長のステージを少しずつグレードアップしていて、そのステージごとに課題が少しずつ難しくなっていっています。
しかし、生まれてからずっと学び続けて成長し続けていますので、大抵の人は経験値が高まっていき、その課題をクリアしていけます。
人生の前半でやってきたことは後半で受け取る、というのは長い間出し続けてきたものを受け取る因果応報の法則です。
それは悪いことに関してだけではなく、いいことに関しても出したものが戻ってきますので、ご褒美のような人生になることも当然あるわけです。
問題は、調子がいい時にどう過ごすか?ですが、調子いいときには、謙虚になり、感謝とお陰様の気持ちがないと、そのいい状態は終りを迎えます。
そのとき、人が離れたり、いろんな悪いことがあったりして、因果応報と気づかずに、離れた人を悪くいい、自らの保身に走ればはするほど、天に向けた矢は、何十倍にもなって我が身に降りかかってきます。
だからこそ、順調なときほど、慎重になり、調子に乗らない、図に乗らない。
一部の自己啓発では「調子がいい時には調子に乗る!」と言われていますが、意味を履き違えてはいけません。
サーフィンをイメージすると分かりやすいのですが、順調なときは、波に乗りつつも、バランスを崩さぬよう、慎重にしつつも、波乗りを楽しむイメージ。
「調子に乗る」という言葉の真の意味は、鼻高々になって、浮ついた気持ちになることをいいます。浮足立っていますから、その足元をすくわれるのです。
その試練は因果応報かも
しかし、人生にはバイオリズムがあり、どんなにうまくいっている人でも、大きな嵐に耐えて、それらが過ぎ去るのを待たなければならないような時期を過ごすことはあります。
そんなときに、誰かのせいにしたり、文句、不平不満、悪口を言ったり・・・周りに向けて言っているかのようでも、結局それらは天に向かってツバを吐き出しているのと同じことです。
自分の顔に、そのツバが落ちてきます。そうなったときには、最初の状態よりももっと悪くなります。しかし、悪くなっても、この宇宙の法則を信じていない人は、ますます悪循環に進むのです。
試練のときこそ、静かに、学びに集中する、心を養うために内観をする。
または、いつかの自分の知らずに犯した罪の報いを受けている、因果応報の可能性もありますので、ただただ甘んじてそれらを受け入れてみる。
ただし、受け入れられるようなレベルなら、です。あまりにも理不尽なことは現実的な対処をするようにしましょう。警察も弁護士もそのために存在していますからね。
愛と笑いと感謝の心
そして、試練の時期に突入しても焦ることなく、人生で必要なことを意識して過ごしていくだけで、好転の兆しが見えてきます。
人生で必要なこと、それは、愛と笑いと感謝の心。
他人様を騙したり、嘘をついたりせず、感謝の気持ちで過ごしていますと、運勢が底を打っている時であっても、幸せに過ごせるものです。
数字での根拠は出せませんが、それらは内側からこみ上げるかのような、幸せが滲み溢れるような感覚。
ご自身が幸せなことをやってください。そしてその幸せを誰かにも味わってもらうためにその幸せを分かち合ってください。
嘘をついてばかりいたら信頼を失いますし、自慢話ばかりしていたら人が離れていきます。思いやりを示さなかったら思いやりを示されることはありません。
人の悪口ばかり言っていたら、今度は言われる立場になり、自分の評価も下がっていきます。
決して自分のことは棚に上げず、日々の生活で「ありがたい」ということに目を留めていったら、その瞬間から流れが変わります。
いいときも悪いときも、いつでも・・・
いかがでしたでしょうか。順調なときも、順調ではなくてなんだかうまくいかない試練のときでも、基本であり大切なことは
いつでも、お陰様の気持ちと謙虚な気持ちでいることです。これが最も安全であり、天や何か大きな力に護られていきます。
いま順調な方も、あまりいいことがない方も、参考になれば幸いです。