幸運な人と不運な人の違い
何に注目しているか?で幸運にも不運にもなる
早速ですが、イメージしてみてください。
新しいネイルに変えた夜、モノにひっかけて人差し指のネイルが剥がれてしまいました。とても気に入ったデザインだったのに・・・
さて、「なんて不運なんだ」と思うのか?「全部剥がれなくてよかった」と思うのか?ここが幸運な人と不運な人の違い。
幸せも不幸せも簡単に言えば、認知の違いだけです。
出来事は関係ありません。いかに幸せな見方ができるかどうかだけ。幸運な人は不運があっても、すぐに幸運に転換しています。
しかも、転換しているゆえに、本当に自分では努力とかそういうことではなく、幸運な出来事が舞い込んでくるわけです。
経験した人はわかると思うのですが、嬉しい出来事は、二度あることは三度ある。三度どころかいいことが続いているような。逆に不運人は、嫌な出来事が続いていく・・・
その理由は、あなたが何に注目しているか、ということ。
注目していることは、脳はそれに興味があるとあると判断し、もっともっとそれらを探してくれるので、良いも悪いも続くのです。
不運な人はひねくれ上手
不運な人の傾向は、自分に起きたラッキーをラッキーとは捉えずスルーする、もしくは、逆にマイナスに取ったりします。
「いいことは続かない」とか「いいことあると悪いことあるんだよね」と、不運が再び起きる道やパイプをちゃんと作っている状態です。または、人の落ち度やマイナスポイントをいちいち拾い、それにフォーカスします。
フォーカスするから、そのマイナスポイントは自分の思考と感情を支配し、磁石のように同じようなことを引き寄せてしまうことになるのです。
誰かのラッキーの幸運を知ったときに、幸運な人は「いいなぁ、私もあやかろう!」と思います。
反対に不幸な人は、「自慢ばっかりして」「見栄っ張りなんだから」と相手が事実を言ってるだけでも、ひねくれ上手で、曲がってそれらを捉えてしまう。
自分が不運であることは、そういうのが原因で不運が続くというのがわかりませんし、わかろうともしません。
たとえ、こういう記事を読んでいても、「そんなことあるわけない!」と一喝して退けるのです。
高慢は不運のもと
さらに、不運が続いてしまう傾向として。
調子がいい時に、どんどん調子に乗っていくのはいいのですが、「お陰様の気持ち」を忘れて、自分の手柄や自分の力!と思い込んだ時に、小さな警告のような不運が起こることがあります。
例えば、営業のお立場の人がめっちゃ調子が良くて契約がバンバン取れ続けていた時に、自分の小さな失敗で、大きな契約が解約になって損失などが出るようなこと。
そこで身を引き締め、初心に帰って「これは警告だからちょっと慎重にならねば」という見方をしていくならばまた、幸運に転換していくことができます。
しかし、気にも留めず、高慢になって進んでいくような感覚ですと、山から転げ落ちるような、不運がどんどん舞い込んでくるようなこともあります。
これ、本当にあります。ですから、高慢になることがいかに恐ろしいか・・・常にお陰様の精神と謙虚さが必要です。それもまた幸運な人の特徴です。
最後に、次の章では誰でも手っ取り早く幸運な人になる方法をお伝えします。
幸運な人と交友を持つ
その方法とは、幸運な人との交友を持てばいいのです。
「朱に交われば赤くなる」と言うように、私たちは、無意識で人に同調しようとします。そして、同じような感覚の人同士で交友を持つと、その幸運も不運も倍増どころか、何倍にも膨れ上がります。
幸運な人との交友を持てば、セルフイメージもどんどん上がり、かつ夢も願望もどんどん叶っていく感覚になります。これが、マスターマインドの法則です。
「マスターマインドとは、二人以上の統一した願望や目標を持った人間の集まりのことであり、また、それらの人々の間で行き交う、波長の合った思考のバイブレーションのことです。マスターマインドの協力無しで、偉大な力を発揮し得た人はいません」 ーナポレオン・ヒル「思考は現実化する」よりー
このバイブレーションは、ますます幸運を呼び寄せます。
ラッキー体質になりたいな、という願望を持った時点で、その人の内側には、幸運な人が持つ資質と同じものを持っていることになります。
そして、幸運な人と交友を持ったときに、無意識で周波数を合わせ、高い波動を発することができるようになるものです。
もしあなたの近くに「この人は運がいいな」と思う人がいましたら、交友を持てるように、お近づきになるといいと思います。
不運があったら幸運に転じましょう。幸運があったら、2倍3倍に喜びを表しましょう。もっともっと幸運体質になっていきます。
目の前の小さな幸せを大切に
いかがでしたでしょうか。不運を感じたときは、意識を向けて、イライラすればするほど、その不運はどんどん大きくなるので気を付けてください。
謙虚な気持ちと、しかしながらそこに意識を向け過ぎず、違う小さな幸せに意識を向けていきましょう。
大丈夫です、不運は続きませんから。