wjproducts 誰のお陰で今の自分があるのか？
今の自分は誰のお陰？
一人でブログを書くということから始まったこの仕事も、今はおかげさまで多くの読者様、そして仕事で関わる大切な関係者様、スタッフと、多くの人に支えられて仕事ができています。
今日は備忘録とでも言いますか、少しだけ家の片付けをしていた時に、思い巡らしたことを記事にしたいなと。
スキマ時間にクローゼットにあるパソコン横の本や書類、過去に開催したセミナー資料や、皆様の名簿やアンケートなどを整理していた時の事です。ふと頭の中にこんな言葉がよぎりました。
誰のお陰で、今の自分があるのだろう？と。
その時、あるビジネスパートナーの女性との会話を思い出しました。学年は彼女のほうが上ですが、生まれが2ヶ月違いの同じ年。今やかれこれ12年の付き合いになり、信頼している人の一人です。
いまや自宅サロンをオープンし、その後、駅前にサロンを立ち上げ、サロンだけでなく、関東より北、東日本でエクステのスクールもされています。国内最大JLA認定講です。
井戸を掘った人を忘れない
そんな彼女と数年前にも、「誰のお陰で今の自分があるのか？」という話を二人で語り合いました。
彼女は「中国のことわざに『井戸を掘った人を忘れない』という言葉があります。井戸を掘った人がいなければ、水を飲むことはできないことと同じように、今こうして自分が精一杯仕事ができるのは、誰のお陰だろう？と考えた時、色んな人々の顔が思い浮かんできます」と。
その言葉を思い出し、今の状態になったのは誰のお陰？と自問した時に、最初に出てきたのは、やはり、読者様たちでした。
毎回、一冊の本が書き上がったとき、本の「あとがき」には、事情が許せば、いつも読者さんたちへのこみ上げる感謝の気持ちをしたためていますが、もし私が、井戸を掘ってくれた皆さんを忘れることがあれば、私は高慢になり、足元すくわれてしまうことでしょう。
今、執筆ができていること、自由なライフスタイルが実現できていること、お金にしばられた生活からの開放、そして、今、何よりもやりたいことを第一にできていること。
まだ、世間で言う成功の範疇にはないかもしれませんが、私の価値観で言えば、もう十分なくらいいろんなものを皆さんからいただいております。
お客様がいてからこその、売上であること、家族の協力があってからこその仕事ができること、誰かがサポートしてくれているそれは、社員やスタッフかもしれず、はたまた、陰ながらの応援者かもしれない。
もし、あなたが技術を身に着けていてそれがお金を産んでいるとしたら、あなたの努力ももちろんですが、その技術を辛抱強く教えてくれた人のお陰でもあるのです。
絶対に何かしら、誰かの支えや、その人のお陰で、今の自分があります。
成功は一人ではできない
恩を仇で返すようなことが、今、まかり通る時代でもあって・・・個性ではなく、自己中心的な生き方がかっこいいと履き違えているかもしれません。しかし、考えてみてください。
今、そのビジネスでお金が得られているのは、いつからですか？
何がきっかけだったのでしょうか？
誰があなたを紹介してくださいましたか？
あなたが苦しい時、誰が心の支えとなってくれましたか？
もし、その後、ご縁が切れたとしても、その人のお陰を感じていれば、その人を悪く言ったり、けなしたり、はたまた陥れたりするようなことするのは、因果応報。いつかは、天に向かって吐いたツバはそのままいつか自分の顔に落ちてくることでしょう。
自分の実践、行動、努力。もちろん大切ですが、成功は一人ではできません。
常に「誰のお陰で今の自分が・・・」なんて、毎日毎日思い出す事など現実的にできません。でも時々、立ち止まって思い巡らし、その人に対して「ありがたい」という気持ちと、ご恩を忘れない、そんな気持ちが大切だな、と。
変わらないために変わっていくこと
彼女からいただいたメッセージ、「これまでもずっと変わらないワタナベさんを見てきました。これからも変わらないでいてください」。
実際、自分でも驚くほど、環境や状況、仕事、やっていることなどはどんどん変わっていっていますが、一番大切にしている信念・価値観は「変わらない自分」でいることができるコアの部分。
そして、読者さんたちには、飾らない自分と、正直であること、マーケティングやら誇大広告などで自分を大きく見せたり、偽りにならないよう、まっとうに生きていきたいと。
注意していないと、当たり前のように間違いもしますし、ずるい気持ちになったりするかもしれない。そんなところも当然誰しもがあるわけですから、足元すくわれぬように。
ということを改めて思い起こさせられたのでした。