貧乏臭さはなぜ臭うのか?

貧乏臭さはなぜ臭うのか?

「〇〇臭い」ってどういうこと?

今日のテーマは「臭い」。と言っても、文字通りの臭いではなく、直感がキャッチするもの。テレビドラマで刑事が言う「なんか臭うな・・・」というセリフ、一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか?昭和過ぎるかな(笑)

なんか臭う・・・は、何か感じる、とも言えます。言葉の一つに「貧乏臭い」ってありますよね。どういうことか言語化するのが難しいのですが、「オバさん臭い」なんてことと、同じ類(たぐい)のこと。

ビジネス雑誌等で「金持ち〇〇と貧乏〇〇」という比較、どのような違いがあるのかを読むと、本当に勉強になります。そして成金の人々のお金の使い方と、本当のお金持ちのお金の使い方は全く異なります。

成金と本当のお金持ちの違い

成金の定義は分かりやすく言うと、急にお金持ちになった人のこと。急にお金を持ってしまったのでセルフイメージが追いつかず、なんか、お金持ち風なことをしたくて、ついつい見せびらかしてしまうそうです。

お金持ち風のことをやっていても、貧乏臭さを感じてしまう人もいますし、本当のお金持ちが節約して、カップラーメン食べてても貧乏臭く感じないのは、やっぱりセルフイメージと、お金に対する向き合い方・遣い方が違うからでしょう。

貧乏臭い人は、我が身を飾ることためだけに使ったり、それをあえて見せびらかしたり、「すごいででしょ?」と言わんばかりに、大したことないことで自慢げに見せびらかしたりします。

見せびらかすことがその人にとって特別なことなのです。特別というのは、その人の中で当たり前のことになっていないから。だから必要以上に誇示するのです。

成金と本当のお金持ちの違い②

本当のお金持ちはブランド物を見せても、SNSにゴージャスな食事や、海外旅行に行っている様子をアップしていても、違和感を感じない、嫌味に感じない、むしろ素敵に見えることがあるでしょう。

それは、そのものたちと波長が合っている、そしてセルフイメージも追いついているから。だから見ている方も、一種のエンターテイメントや、自分が見れない世界を楽しく見ているような感覚になります。

つまり、それが普通の感覚として、お金持ちの人がわざわざ誇示しないのは、日常生活で当たり前過ぎる位置付けになっているから。さらに、見せびらかそうとしてやっていなくても、お金持ちセルフイメージとオーラがだだ漏れ状態なのです。

今でこそ富裕層の方々とお付き合いすることがありますが、彼らは、お金の使い方がとてもスマート。ものすごい収入があるからと言って、無駄遣いはしません。

いい物を、大切にし、直しながらずっと遣います。また、お金持ちはお金を湯水のように使う、だなんて思っている人々もいらっしゃると思いますが、まったく違います。

彼らは、お金を使うところと、使わないところをわきまえています。彼らのお金の使い方を見て、学び、真似するようになってから、私自身も、お金の廻り方がまったく違ってきました。

「お金が欲しい」は下品じゃない

貧乏臭さとは、単にお金がないというだけじゃなく、ケチな人からも臭ってきます。ケチと節約は似ているようで非なるものです。

ケチとは、我が身にはお金をかけるけど、他人にはかけたがらない。誰かに何かをすることに関しては財布の紐が非常に固い。奢ってもらうのは大好きだけど、奢らない、お金を出さない。これもやり過ぎは貧乏臭さが漂うので危険です。

そして、貧乏臭い人、ケチ臭い人のマインドには「お金が欲しい」は下品なこと、負の感情として捉えている人が多い傾向があります。

「お金が欲しい」とか「お金が好き」という気持ちは、決して下品ではないことではありません。お金が全てではありませんが、少なくともお金によって助かること、救われることがあることも事実ですから。

お金に関係するすべてのことに対して、負の感情を持たないようにしましょう。

「品」がある人は臭わない

最後に、「貧乏臭い」「ケチ臭い」と言われる理由としてどちらに共通するもの、主観ではありますが、やはり「品」だと感じます。

本当のお金持ちは、他の人へのもてなしに関しては非常に寛大です。さらにごちそうなったり、頂いたりしたら、天からいただいたギフトと捉え、他の人にご馳走したりプレゼントをしたり。自分だけで止めず、廻します。

品とはつまり、優しさ。

優しさは、お金があってもお金がなくても、身に着けることはできますし、本当の優しさや寛大な精神を持っている人には貧乏臭さは漂いません。

自分にも他人にも、豊かな心を持って、分け合っていける自分でありたいですね。

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