直感力を磨こう
いまこそ直感力の時代
「直感力を磨く方法は?」と問われて、私が答えるとしたら、「ボーっとする、ダラダラすること。そして自然とチューニングする、自然に身を置くということ」
ブログ初期の頃から、よく、直感力を磨く方法について書いていました。
yahoo辞書によると、直感の意味は、推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること。と記されています。
今この時代になって、まさにこの感覚。野生の勘にも似た人を嗅ぎ分ける嗅覚といいますか、潜在意識の声ともいいますか、自分の奥底から来る声をキャッチすることがいかに大切か?という時代に入ってきました。
なぜなら、これまでは、そして今の時代も、多くの人は見えるものだけで判断をする、逆を言えば、見えない何かを判断する力がなく、判断能力が鈍ってきているからです。
見えるものは、ほとんどのケースで虚像です。業界の裏というものを見ると、見えるものとは間逆な状態です。視覚情報に騙されないこと。その人の言っている言葉だけに騙されないことです。
自分が「嫌だな」という言葉を吐き出しているような人ならわかりやすいですが、耳あたりのいい言葉ばかりを言っていても、その人の瞳がどうか?行動はどうか?しっかり見つめてください。
直感のコツはリラックス&フィーリング
では具体的に直感力を磨くにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは、常識と先入観をなくした状態で、リラックスしている時間があること。その時間に稲妻が走るような感覚、いわゆる「ビビビってきた」ですね。もちろんあります。
リラックスする時間がない人は、ちょっとこの直感力は鈍っていくかもしれません。時には意識してリラックスする、ダラダラする時間を作ることは大切です。
そして次に、五感を使うことを意識してみましょう。ただ、ぼーっと空を眺めた時、耳を澄ますと、幾多もの音を拾えます。
静かな部屋でも耳を澄ませば、空調の音、ライトの音、自分の血流が流れる音、時計の針が進む音、外の電車の音、もしかしたら隣の住人の家のテレビの音まで聞こえるかもしれません。
五感を向けるだけで、普段拾っていない情報をたくさんキャッチできます。一日たった数分でもいいので、毎日練習していると、感覚が鋭くなっていきます。それが、直感を少しずつ少しずつ磨いていくコツです。
良い情報に出会う読書のすすめ
情報量が多い人もまた、鋭い答えを引き出す可能性を持っています。というのも、直感のようなひらめきは、ないところからはひらめきません。
さらにその情報から、良し悪しを感覚でキャッチできたら最強です。お勧めは、たくさんの本を読むこと。 そしていつもは読まないような本とかも定期的に取り入れてみましょう。
私もですが、自己啓発などは読みやすいものが多く、ついつい似たジャンルを読んでしまいますが、小説など、違う脳を(特に右脳)を使って、情景などをイメージすることも、直感力が養われていきます。
誰かから、簡単に答えをもらうより、心の奥底に問うてみて、自分で答えを出してみることを続けていますと、自分の直感からの答えをキャッチできるようになっていく。これもトレーニングなのです。
中には「直感がよくわかりません」という人もいますが、そんな人はまず「わかりません」と言わないことです。あなたがそう言葉にするたびに、ブロックと暗示をかけていることになります。発する言葉、口ぐせはそれだけ影響力があるのです。
良い質問が良い人生を創る
最後にもう一つ。
質のいい質問は、直感力を磨く助けになります。質のいい質問は、人生の質の向上と直結していると感じています。自分に向けて問う習慣を取り入れてみてください。
質問は、答えが出るまでの間、脳内では空白を意味します。脳はその空白を埋めようとします。答えがすぐに出なくても大丈夫です。直感が磨かれると、急に答えが降ってくるという体験も。
おかげさまで毎年発行している未来手帳には
・やりたいことリスト50
・年間ゴールリスト
・エイトゴールズ
・やめたいことリスト
・夢貯金
・片付けリスト
など、様々な自分に問う質問を取り揃えました。年内中にワークに取り組んでみましょう。もちろん私も書きますよ。
あなただけの答えで思い通りの人生を
自分の思い通りになっている人はほとんど、直感の声、潜在意識の声をキャッチし、すぐに行動できている人なのです。
誰かに簡単に与えられた答えは、あなたのオーダーメイド級の素晴らしい答えではないので、たいした成果は生まれません。それらをヒントとして、自分はどう感じたか?そして、どう行動するのか?なのです。
これからの時代は、人も仕事も物も、色んな意味で見極めが大切です。お金をかけずに直感を磨く方法はたくさんあります。
まずは、できることからやってみてくださいね。