wjproducts 言葉の力～発する言葉の大切さ～
とりあえず言ってみよう～Just askの精神～
私たちは、動物には与えられなかった「言葉」を神様から与えられました。しかし、ほとんどの人が言葉の力や大切さを、認識せずに使っていることでしょう。
さらに、日本人には、人間関係の中で「察する」ということを大事にする傾向がありますが、ぶっちゃけ私たちはエスパーじゃありません。本当のところは言ってみないと、聞いてみないとわからないですよね。
勝手に察したつもりになって、「無理だろうな？」「嫌われるだろうな？」と、思い込んでしまう。言うだけで、ゲートが開く可能性が0.1％でもあれば、言ってみればいいのです。
給料が上がらないと文句を言う前に、「給料上げてもらえませんか」？と言ってみる。断られたら、「どうしたら上がりますか？」と聞いてみる。
小さな子供の世話、すべての家事を自分だけでやっていて大変・・・体調やメンタルを崩す前に、お姑さんに「お力貸してもらえませんか？」と言ってみる。
好きな人がいて、その人がフリーだと知っていても、「私が告白しても無理に決まっている」と思い込むより、「言わなければ分からない、もしかして、0.001%でも可能性があるなら！」と、捨て身で伝えてみたらいいのに。
「どうせダメだから何もしない」ではなくて、「どうせダメなら、やるだけやってみよう！」「可能性にかけてみて、ダメ元で！」の精神で、ますは言ってみる。この方法で、運命のゲートをどんどん開いた人をたくさん見てきました。
Just askの精神です。言うだけだったらタダなのですから。
「なるようになる」は本当にそうなるよ
まずは言ってみる！これだけで可能性が広がるだけでなく、自分の心を軽くすることだってできます。
例えば、問題が起きた時などに言う「なるようになる」。この言葉は「どう転んでも結果は出る」という意味でもありますが、「もうまな板に乗った鯉だ！」のように、開き直った時の軽やかさもあり、どっしりと腹が座っているさまもあります。
そしてその時に起きる出来事や問題は、自分サイズのもの、つまり自らが受け入れられるほどの困難度程度のことがほとんどです。
それがたとえ最悪の結果だったとしても、「なるようになる！」という見方が心から出来た時には、すでに最悪レベルからは脱却していて、自らが甘んじて受け入れよう！という心持ちになっているもの。
「なるようになる」は、本当になんとかなります。困ってる人はとりあえず声に出して言ってみてください。
なるようになる！
そうだよ、なるようになるよ！
いや、ホントなるようにしかならないよね！
そう、むしろ、なるようにしかならない！
大丈夫だ！なるようになるから！
なるようになる！なるようにしかならん！
ほら、言ってるうちにどんどん心が軽くなってきませんか？
流れに身を委ねることと、甘んじて身に受ける体勢があると、不安と恐れが薄れて軽やかに歩めるようになります。とりあえず言ってみる、これも言葉の力なのです。
アファメーションと執着の違い
言葉の力を生かして、潜在意識に落とし込んでいく代表的な方法に、アファメーションがあります。
アファメーションとは何か？については、下記のブログを幾つかお読みになってみてくださいませ。
①簡単願望達成術アファメーション
②口癖の魔法
③アファメーションがうまくいかない人へ
ある時、読者様から「アファメーションは何度も唱えますが、それは執着にならないんでしょうか？」と、ご質問をいただいたことがありました。
執着と、アファメーションとの決定的な違いは、恐れや不安が伴っているか？ということ。
潜在意識は、恐れと不安と強い欲求というものを嫌うという性質があります。執着とは何か？わからなくなったときに、見分けるコツがあります。
執着の正体は、いつも悩んでいることに密接に関わっています。例えば、いつもお金について悩んでいるとしたら、そのような人は、お金に執着しています。
いつも、友達の成功を妬み、心が苦しくて悩んでいるなら、その人は成功することに執着、または、その友達に執着しています。
悩みを手放した時、その悩みは執着ではなくなります。すごくシンプルなのですが、その悩みを手放すことが難しい・・・と言われる方もいらっしゃることでしょう。
対処方法は、無意識レベルでやっていることを、意識に移してあげる、つまり、無意識の顕在化するのです。
無意識でやってたことや思考を、頭で理解する、意識で認めることなのです。「ああ、私はそれに執着していたんだな」ということを認めてしまうことなのです。
自分の本質を理解した時に、その感覚は小さくなっていき、その上で心地よく感じるアファメーションを言い続ける。恐れと不安がない肯定の言葉は、言えば言うほど、脳内、潜在意識下にインプットされていきます。
無意識レベルに、インプットしたい内容の言葉や文章を作り、毎朝晩心地よく、できればその言葉のビジョンをイメージをしながらのアファメーションなら、なおのこと効果があります。
伝えよう！命は限られているのだから
最後にもう一つ、愛と感謝について、言葉で表すことの大切さをお伝えします。
特に家族や、毎日顔を合わせている人たち、当たり前のように存在している人たちにも、恥ずかしいかもしれませんが、「いつもありがとう」「本当に感謝している」「愛しているよ」と、言葉や手紙などで伝えること。
これは私のセミナー内で行ったワークで、参加の皆様に、感謝の手紙を書いてもらい、そのお相手に渡す、または読んでもらう、というミッションをしていただいたことがあります。
私たちの命はいつ終わりが来るかわかりません。わかっているのは、人は100％、必ず終わりを迎えるということ。あなたの声や言葉が届く内に、感謝の気持ちを伝えていきましょう。
同じ言葉なら「愛」ある言葉の毎日を
いかがでしたでしょうか。冒頭にもお伝えした、私たち人間だけに与えられたもの、それが「言葉」です。
せっかくならば、言葉で傷つけ合うのではなく、自分にも周りの人にも、安心や希望、喜びや愛を届け合える言葉を発していきましょうね。