感情というあなただけの宝

感情というあなただけの宝

感情がわからなくなったあなたへ

自分の感情がわからない、という人がいます。それは自分と向き合う時間を取らず、悲しいとか怒りなどの感情があってもスルーをしてしまう習慣、思考を使わない習慣、我慢が美徳と思っている、そして、SNSの普及により、大多数の意見が正しいように見えてしまう傾向などで、自分の感覚や感情がわからなくなっている状態です。

本当の自分の中の声は、感情から探ることができます。この感情とは衝動のような突発的なもの、というよりも、その時その時に感じる心の声、という感じ。最も奥底にある感情に答えや、あなた自身の真実があることがほとんどです。

心が震える、という経験はありますでしょうか?奥底にある何かがヒットした時に感じるもの。自分の最高の答えや、最高のアドバイスは、誰かの言葉からくるものではなく、いや、誰かの言葉からであったとしても、それはヒントであって、あなたの感情はそれをどう思うのか?という、真のあなたの心の奥底からくるものに、どう感じるか?ということ。

それに喜びや愛を感じ、湧き上がる何かを感じた時、それはあなたにとって素晴らしい真理を見つけたことになります。

悪い時もあるよ、人間だもの

反対に、「負の感情でいたら、エネルギーが下がるから、早くいい気分にならなきゃ」「前向きに、愚痴を言わずに、その苦しみの感情に蓋をして早く心地よくならなきゃ」そう思ってしまう方も思く見受けられますが、私たちは人間です。

時に、負の言葉がもれることもあり、悪口をいいたくなることもあり、つい愚痴が口から漏れることもあります。しかし、それをせず、感情をスルーばかりしていたら、そのたまった負の感情は、たまりにたまっていつか爆発してしまう可能性があります。だからこそ、小出しに上手にガス抜きする必要がある、そしてあなたの内なる感情に、真理に向き合うチャンスでもあります。

私が発信者として意識しているところは、何かに関しての答えはやはりあなた自身にあり、そのあなた自身があなたの力でそれを見つけ、感情と向き合い、思考をしっかりつかって理性的に判断できるような伝え方をしたいと思っています。これは、コーチングの理論です。

答えはあなたの中にしかない

コーチングでは、決めつけや誘導、そしてコーチの価値観をクライアントに押し付けることは言語道断で、あってならないことです。コーチが他人の人生に踏み込むことはありません。常にクライアントの奥底にある答えを引き出すのが役目。

私のように不特定多数に、自分の価値観を伝えながら、それでいて、読み手の可能性と力と、その人自身の最も奥にある感情に気付いてもらえる表現、執筆を試行錯誤しています。書きたいこと書けばいい!それでも当然いいのですけどね。でも、やっぱり私の基盤にある信念はコーチング理論です。

決めつけたいい方は、読み手には、その人の自信が伝わっていくことでしょう。しかし、自分と他の人は違うということ、そして、オーダーメイド級の最高のアドバイスは、他人からではなく、自分の内側から掘り起こせるゆえ、やはり、決めつけた言い方はできません。周りからの情報は、答えではなくヒント。ヒントを得て、自分の考えを引き出すのです。

感情に問うて、あなただけの答えを

それは40を過ぎたあたりから如実に表面化してきます。私の個人的な経験では、30代ではさほど顔に現れないのですが、40過ぎると、結局心の癖が顔に刻み込まれてきます。だからこそ、美しいものを美しい、と思える、心の美しさは大切。結局全て目の前にあるものは、自分の心の中を表してくれるものだから、わかりやすいのです。

話がそれましたので、本題に戻します。イライラ、モヤモヤしたときこそ、

「今、私はどんな感情?」
「どう思っている?」
「それはなぜ?」

のような自問を投げかけて、明確に答えを出されることをお勧めいたします。

それらがわかると、自分の奥底にある価値観やら信念やらが掘り起こされていきます。そうしますと、自分の本当に望んでいることがわかり、何か問題に直面したときでも、誰彼に相談しなくても、自分で意思決定できる人間になります。

特に、負の感情と呼ばれている、怒りや悲しみ、妬みその他もろもろには、あなたの本当の感情が隠されています。通常、それらは見たくないものですから、スルーをすることが多いと思うのですが、それがあるからこその、あなた自身の大切なものを掘り起こせるのです。

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