生きることを楽しむ

生きることを楽しむ

変えられないものはない!

よく言われることとして、変えられるのは自分と未来。変えられないのは他人と過去。なんて言いますが、実は過去は解釈次第であり、他人は、自分の見方と関わり方と自分が変われば、相手も大いに変えられます。

ということは、人間に変えられないものはないということ。

自分自身だって、変えたいと思えば変えられるし、変えたいと思わなければ当然そのまま。変わりたいのに変わらないのは、案外自分とその状況が好きなんであって、そして、他人も未来も過去も、全部自分の手の中にあります。

意味づけや解釈、望みと意思だけで、自由自在に、あなたの願う通りになるのです。

の前の世界はすべて・・・

とはいえ、願った通りに行っていないように思うこともあるかもしれません。しかし、思考をシンプルにしてみると、この世界は願った通りにしかなっていません。

「お金が欲しい!」という思いは、お金がない状態と余裕がない状態が叶っています。「結婚したい!」という強い願いは、「結婚できないんじゃないだろうか?」という不安と恐れがあり、それが叶っている。「他人がもっとやさしくなればいいのに、なんで私はこうも誤解されてばかりいるの?」なんて思っていると、ますますその現状がやってくる。

願いとは、あなたの思考であり、感情であり、興味であり、祈りだから。脳も潜在意識もその他大いなる力もまた、結局それが願っていることだと解釈するのです。

思考と感情がシンプルになると、本当にサクサクといろんなことが叶っていくのですが、叶っていないのも、実は自分でそれを叶えている、ということ。叶わない自分、というのが叶っているのです。

だから、自分の内側と向き合うことが必要なのです。「なぜ?」と問うことで答えが見つかり、次なる行動を成功させるための、自分だけの成功データができます。

辛く苦しいのは、「楽しみたい」から

さて、ここからは、物語だと思って、お読みいただければと思います。そう、作り話という観点でいいです。スピリチュアル的に捉えられる方はそれでもOKです。

本日のタイトルにある「生きることを楽しむ」というのは、高い高い視点から見た言葉であって、文字通りの、「わーい!楽しいなー!」の楽しさの事ではありません。

実はもともと私たちは、何でも思い通りに、まるで魔法のランプを自由自在に使えるかのような存在です。

あちらの世界(あの世とも言えますね)は、欲しいものは欲しいと思ったら手に入り、瞬間移動もでき、外見だって好きなようになれ、恋愛だって楽しめる。好きな人と一緒にいられる、まさに楽園。

しかし、そんなに素敵な場所にいるのに、みんな思い通り行かないこの三次元に来ている。本当はどうやったら思い通りになるかは分かっているのだけど、当時の記憶を消してこちらに来ているから、その法則を思い出そうといろんなことを試しています。

その何でも思い通りになった記憶は時々、直感、潜在意識からのメッセージなどによって、呼び起されます。

それをキャッチできている人が、この三次元の世界でも割と好きなように、思い通りの人生を歩んでいます。潜在意識の使い方を思い出した人は、あちらの世界でやれていたことを、こちらの世界でもやっているのです。

でも、それは完璧ではなかったり、失敗したり、苦しみを体験したり、頭に来たり、泣いたりわめいたりと、もがきます。

その思い通りに行かない、苦しいと感じることが、「生きること楽しんでいますか?」に繋がるのです。つまりね、私たちは飽きているんです。あちらの世界で何でも思い通りになる生き方を。

それはまるで答えを知っているクイズや、最初から攻略を知っていてゲームをやるようなもの。だから、あっちの世界で経験できない、苦しみ、悲しみ、別れやもがき、妬み、憎しみ、苛立ち・・・そんな「遊び」をしたがっているのです。

よくすべて必然の出来事とか言うのを聞いた事があるかもしれません。もしくは、どんな嫌なことでも、魂が経験したがっているから、その経験をしていると言えるのです。

そこを一つ一つ乗り越えた時に、また成長、そして次の試練が起きる。人生は死ぬまで勉強であり、それを楽しむということ。そんな循環が「生きる」ということ。

生きることを楽しむとは、苦しいことも含めて、全部全部経験すること。この経験こそが、楽しみとなるのです。

Anything is OK

ここまで書いておきながらですが、私も、辛い時やその渦中にいる時は、「そうは言っても辛いもんは辛いわ!」とツッコミたくなります(笑) それでも、辛い渦中にいる時には、深呼吸して心を落ち着かせ、こう思ってください。

「私の魂は、この経験をしたがっていたんだ。だとしたら、ここからの学びや成長って何だろう?」と。すると少しだけ、視点が高くなることでしょう。

そして、乗り越えた時に、上記の質問をもう一度自分に問うてください。すると、辛かった出来事、逃げたいくらいしんどかったその出来事、それに関係した憎たらしい人たちにでさえ、感謝できるようになるから。

嫌な経験をしないことが、いいわけではありません。
辛く悲しいことがない人生が、いいわけでもありません。
幸せしかないことが、素晴らしいわけでもありません。

それらは、心から「楽しい、うれしい、幸せ」と思えること以上に、貴重な体験なのです。

幸せも喜びも、その対極にある辛い事があるから、より一層ありがたく感じるもの。だから、視点を高く見た時に、それらは全部、今日のタイトルで言う「生きることを楽しんでいる」ことになります。

すべて楽しんで、何でもOK。Anything is OK !なのです。

魂は知っている

本当は、全員の魂が知っていることですが、遊びたくって、楽しみたくって、学びたくって、辛いことを経験して、成長したがっている。そう思えば、自分自身にも試練にも、向き合いやすくなるかもしれません。

人生、簡単に思い通りにいかないからこそ、思い通りにできた時の喜びと楽しさがある。あなたが今日の記事を読んで、この意味付けによって、心が楽になるのなら、採用してみてくださいね。

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