「お金がない!」から抜ける基本のキ
「お金がない!」が脳に与える影響
今日は、「お金持ちになりたい!」以前の話で、「どうにもこうにも、生活が苦しくて、その状況から抜け出したい!!」と思っている人への記事です。
「お金がない」という生活は、本当に苦しさ、不安、恐怖を感じますよね。もうがんじがらめといった感覚に陥ります。
「ない」の意識にフォーカスが当たるものだから、そればかりに注目してしまいます。まさに負のループに入ってしまっている状態。私にも経験があります。
脳のお話を少し。脳の部位である、網様体賦活系というのは、自分が注目しているものは、自分の興味のあることと認識して、アンテナ立てて、もっとたくさん拾っていく働きがあります。
その働きは、もっともっとたくさん、と似たような事象が目に入るようにしてくれるのです。便利ですよね。
「ない」から抜け出す方法は簡単!
便利ではあるけれど、この働きは当然悪い方にフォーカスが当たっても同じです。
「お金がない」ということばかりに注目し、胸を痛め、言葉に表し、SNS(一人にいうより多くの人に影響を与えられる)で発信し、貧乏自慢するのは非常に危険。
自分の意識のみならず、他人の意識にも影響を与えて、結果、もっともっと自分に貧乏である、という現実を引き起こさせます。
そうとも知らず、やり続けるなら、もっともっとお金がない事象が起こり、そして、「私はお金がない」というセルフイメージが定着。かつ、人はセルフイメージ通りの行動をするようになるので、貧乏への道まっしぐらに・・・あーこわい。
でもこれは、単純明快な法則であり仕組みです。 仕組みが分かっていれば脱却方法はとても簡単!一つ、「金銭的に苦しい」と感じている人に質問します。
ここまで読んでみて、そこから抜け出す方法は何だと思いますか?
答えは簡単です。ポイントは、注目しているものが現実を招いているということ。豊かになるためには、何をやめて、何に注目したらいいのでしょうか?
小さな「ありがたい」を拾おう
答えであり、単純明快な方法、それはこのブログや拙著を読まれている読者様には、耳にタコができるくらいお伝えしているかもしれませんが、
小さなありがたいこと、小さな豊かさを日常から拾うこと。
その日の「ありがたいこと」だけ、毎日記録してみましょう。メモ程度で「良かった」と思えたことがあったときだけ、書き出してみる。あちらこちらで聞く方法ですが、これが本当に効果があります。
日々のありがたいことや感謝を思うだけでなく、ノートに書いている人が、ただ思うだけよりも往々にして幸せになり、その幸せの周波数が、似たような事象を引き寄せますので、少しずつではありますが、豊かになっていくのです。
経済的な観点から言えば、日本に生まれているだけで、どれだけ恵まれた立場、幸せな立場なのかを、理解していない人が多くて。目の前に「ある」にも関わらず なのに
「あれもない、これもない、それができない、あれもできない・・・」ないことばかりを見て、思っていたら、その視点は暗示となり、ますます不幸になっていきます。難しいことではありません。まずは、注目しているものを変えるだけです。
それ、当たり前ですか?
そして次に、自分から発する言葉を替えて、ありがたいなと思えるものだけに注目してみましょう。
あなたが注目し続けている、小さな幸せに対して、脳は「それに興味があるんだ」と理解し、そして「もっと似たようなことないかな?」と、アンテナが立ちます。これが脳科学の観点でみた法則です。どんどん目に入ってきますよ、あなたが幸せだと思える事柄が。
「そうはいっても感謝できることが中々・・・」なんて方も、いらっしゃるかもしれません。でもね、
雨風しのげる家があること
ご飯を食べられていること
あたたかい布団で眠れること
手足が自由に使えること
視力があり、青い空と白い雲を眺められること
鼻があり、香りを感じられること
大切な家族がいること
全部、「当たり前」になっていませんか?
豊かであるか否かは、感謝の念があるかどうかです。もし神様がいたとしたら、与えられたものに感謝する人と、不満・愚痴ばかりを言っている人、どちらに贈り物をあげたいでしょうか?
私がお金がなかった頃も、思えば後者の方でした。今目の前にあるものは、当たり前じゃないと気づき、「ありがたいなぁ」と心からわかったときから、少しずつ変化していきます。
感謝に気づけば生き方が変わる
今回は、お金に関しての基本中の基本としてお伝えしましたが、これでお金だけでなく、生き方が変わった人をたくさん見てきました。
基本が変われば、生き方全体が変わるのです。
日常の小さな感謝を見つけて生きる。騙されたと思ってやってみてください。大丈夫、騙しませんから(笑)日常にある感謝に意識を向けた人だけが感じる、本当の豊かさに出会えることでしょう。