他人の機嫌より自分の機嫌を取ろう~良いエネルギーの使い方~
自分の機嫌を取っていますか?
「今日、上司が機嫌悪くて、すごく気を使ったわよ」
「日曜日になると夫の機嫌が悪くなるから、ご機嫌取りに疲れちゃう」
日常生活の中で人の機嫌に振り回され、人の顔色を伺って、何を言ったらいいか?何を言ったらダメなのか?そんなことばかり考えてビクビクと過ごしている人も多いことでしょう。
人に嫌われたくない、という意識が行動基準を他人に軸を置き、自分の感情を無視してしまっている状態。以前の私も全く同じだったので、気持ちはよくわかります。
いつも他人を自分の中心に存在させていると、感覚や感情、欲望などがよくわからなくなってしまいます。心が無感覚になるのです。
そうなると、妥協の人生、惰性の人生になってしまい、意欲的に「こうしたい」とか「ああしたい」の気持ちもなくなってしまう・・・
本来なら素直に、自分の言いたいことも、したいことも、したくないこともわかるはずなのに、他人の機嫌ばかりをとっているうちに、自分の感情はわからなくなるのです。
誰の機嫌を取るよりもまずは自分
私はある時から、人の機嫌を取るのを一切やめました。すると「なんと清々しいのだろう!」と、世界が変わって見えました。今思えば、そこからお金の廻り方も、人間関係も生き方もすっかり変わりました。
自分の機嫌を取っているうちに、どこかの組織にいることが嫌になり、自分的に一番心地いい環境を作っていったのです。それが今のライフスタイルとなり、家から出ずに執筆できる幸せと言ったら、何と言葉に表していいかわからないほど。
周りの人々から見たら一見利己的に見えるかもしれませんが、私は、自分の機嫌を取って生きて行くことは、他人のためになっていると考えています。
自分が機嫌がいいと、それは身体にも表情にも現れてくる。そして、それは波動として相手にも伝染していきます。
幸せな人と一緒に居ると、なぜか分からなくとも癒された感覚になるのが、その理由。あなたが機嫌よく居ることで、家族の幸せにも繋がり、周りの幸せにも繋がるのです。
よく「母親はひまわりのようだ」、とか「太陽のようだ」という言い方をされますが、それは本当にそうだと思います。ひまわりは明るく、太陽を向いて(つまり上を見て)前向きに見える。小さなことなど笑い飛ばしたくなる、そんな母親の存在は、家族にとっては元気の源なのです。
だから、どうか自分の機嫌を最優先で取って欲しい。誰の機嫌を取るよりもまずは自分です。それは決して利己的な事ではなく、むしろ他人の平和を期することになりますから。
そして、機嫌よく居られれば、働きやすく、笑顔も絶えず、機嫌がよく、元気に働けるから、当然、ストレスを抱えている人よりも健康的。そういう人にお金も寄ってきます。
エネルギーの浪費してませんか?
あなたの機嫌の良さから生まれた良いエネルギーを、自分の好きなことやワクワクすること、心地いいことに向けられたら、本当に素晴らしい人生になることでしょう。
しかし、知らず知らずのうちに、または癖で、意外にこの大切なエネルギーを否定的なことに使っている人も多いのです。さて、あなたのエネルギーは次のようなことに使っていないでしょうか?
・まだ起きぬことへの不安を考える
・自分を否定したり、卑下する
・誰かの落ち度を見つめて、イライラする
・不平不満、愚痴、文句、にエネルギー消費している
・好きでもない友人と過ごす時間
・家族とのケンカにエネルギー使う
・他人の問題で心を痛める
・他人の機嫌を取ること
これらに時間や自分の感情、精神力、労力を費やしている人は、エネルギーを浪費しています。反対にエネルギーの中でワクワクは、一番分かりやすい潜在意識からのメッセージです。
心地よくないことにいかにエネルギーを注いでいるかがわかれば、それをやめて、もっと生産的な方向にエネルギーを使ったら、ワクワクはもっと増大していくことでしょう。
私たちは誰しも、損をすることを望みません。しかし、負に対してエネルギーを向けていることが損をしていることに気付かないのです。
エネルギーの向け先を意識しよう
いかがでしたでしょうか。
時は金なり、という言葉からすると、あなたが向けているエネルギーの場所が、自分以外の喜ばしいことではない限り、あなたはそこにお金を遣っているのも同然なのです。
さらに言えば、時は命でもあります。あなたの大切な命を、人生を、浪費して生きていくなんてもったいない・・・。
自分のエネルギーをどこに向けているか、今日から意識しましょう。どうせ使うなら、生産的なこと、建設的なこと、愛が成長する方向にエネルギーを使って生きたいものですね。