波動を下げる言葉のキケン
世の中のものにはすべて波動がある
数年前から「波動」というの言葉は、聞くようになったかもしれません。波動とは周波数であり、周波数とは振動です。
波動を高める、なんてことはよく聞くかもしれませんが、なぜ高いといいのかというと、人間は、高くなるように目指して生きているからです。
いつしか高次元の神に向かっていくために成長していっている最中で、精神性を高めて生きている、なんて言われていまして、私もそれを信じている人間です。
反対に、低い波動というのは、別の言い方をすれば、周波数が低い、振動数(周波数)が粗い状態。粗いとその次元の上昇は難しいのです。
なので、物質と人間ではかなりの差があるのですが、人が物質に過度の興味・関心・喜びなどを感じるとしたら、それは波動の低さが表面化しているのかもしれません。
波動が高い状態とは目に見えるようなものではなく、光の状態なので、精神性を高めることが生きている目的なのでしょう。
発する言葉とあなたの波動は比例する
波動とは、人間や物質だけに備わっているものではなく、私たちが日常的に発する言葉もそうです。言霊というのはどなたもお聞きになったことがあると思いますが、言葉には力がある、つまり言葉は波動を発しています。
「ありがとう、うれしい、感謝しているよ」、「クソ、死ね、ばかやろう」などの言葉がありますが、あなたにとって、気持ちが良い言葉はどちらでしょうか?
正解はなくて、あなたが心地よいと感じたほうが答えであり、どちらでもいいのですが、その言葉に心地よさを感じる人がいたなら、あなたとその言葉は同じ波動ということです。
どちらが波動が高いか低いかは、量子力学や心理学などを学んだことがない人でも一目瞭然でしょう。言葉はエネルギーであり、共鳴してさらにその力を増していきます。
いくら上品に装っても、いくら善人にみせても、発する言葉と行動で、その人の発している波動は、見る人にはわかります。
もし無意識で汚い言葉や、人をののしるような言葉、非難ばかりしているような言葉たちが出ていたら要注意です。無意識で人を陥れるような悪いウソ、そんな言葉を発していたなら、自分はその波動だということですから。
波動の低い言葉は見ても聞いても発しても・・・
口から出る言葉使いだけでなく、ブログに書く文字や文章も同じく波動を発しています。そして言葉や文字は確実に脳や心、潜在意識に影響を与えます。
だいぶ昔の話しですが、お腹が弱い私は高速バスが苦手で、極力避けていたのですが、その当時どうしても高速バスに乗らねばならず、朝何も食べずに乗りました。
道中酔いもなく調子良く乗車していたら、街のビルの上に大きなひらがなの文字で「でるでる」という広告看板が。
その文字の書き方もまた本当に勢いがありまして。 目にした数秒で、お腹がゴロゴロと・・・まさに、出たくなったのです。(便秘気味の方、トイレに「でるでる」とひらがなで張っておくといいかもですよ 笑)
だいぶ話がそれましたね・・・何が言いたいかというと、言葉に心が込もっていなくても、声に発していなくても、文字だけでその波動が伝わります。それは形態波動と言って、文字の形からも波動は発せられているのです。
さらに声に出して言えば、その波動はもっと強まりますし、声で発せられた言葉は聴覚を通して脳に届き、細胞に染み付き、潜在意識にもインプットされます。
濁点のある言葉で悪口に使われるような言葉は、波動は低いです。例えば
ブス、ドブス、バカ(馬鹿)、グズ(愚図)、ゲス(下衆)、ブサイク(不細工)、ガメツイ、ゲレツ(下劣)、ズルい(狡い)・・・あと、悪口ではないですが、病気のガン(癌)もかなり重く、低いですよね。
言葉たちは選べるものだから
さらにいつも波動の低い言葉を発していると、印象や顔立ちにも影響します。若さでカバーできるのも30代までで、表情筋は表情の癖で決まりますから、波動の悪い言葉を常に発していると、みるみるうちにとんでもない顔立ちに変化していきます。
まず最初に口が曲がり、そのあと目つきが変わってきます。大抵釣り上がることが多いかな。あと瞳も濁ります。恐ろしいですよね。
発せられる言葉の波動が低ければ、気分良くいることに意識を向けて生きているつもりなのに、友達は怒らす、離れていく、お金はなくなる、仕事はなくなるとなっても当たり前の話です。
口から出る言葉たちが自分と相手にとって真珠のような貴重なものとなるか、それとも毒のような害になるかはチョイスする言葉次第です。言葉たちは選べるものですから。
言葉の波動を高め、自分の精神性を高めていくためにも、美しい言葉、品のある言葉をチョイスしていきましょう。