がんばってもがんばらなくてもうまくいかない時は
結局うまくいかないのなら・・・
一時期、「がんばらないでやったほうがうまくいく」という言葉をよく耳にしたことはなかったでしょうか?その一方で、スポーツやアスリートが人を感動させるのは、試合に望むアスリートの姿もありますが、その背後にある努力やがんばりです。
以前私は、マラソンを見るのが苦手でした。見てて何がおもしろいのかまったく分からなかったのですが、元夫がフルマラソンに挑戦してからと言うもの、フルマラソンをしている人を見ると
「どんなに練習したのだろう?苦しそうなのにがんばって走っている。自分ももっとがんばろう!」という気持ちが高まり、涙が出てくるようになりました。
誰かのがんばりや努力は、人を感動させ、そしてそれが伝染していき、特別発信などをせずとも、誰かを励ますパワーとなり、励みを受けます。
さて、タイトル通り、「がんばってもうまくいかない」または「がんばらないでうまくいかない」、双方の方へ今日の記事を贈ります。
まず、がんばってもうまくいかないなら、やり方を変えてみてください。もう、がんばるのをやめて、のんびりといきましょう。目標達成も、夢も取りあえずはいいじゃないですか。
さて、がんばらないでうまくいかない方。どうぞ、がんばってみてください。努力してみてください。継続してみてください。やり遂げるんだ!と腹をくくってみてください。
結局、法則は今のやり方がうまくいっていないなら、やり方を変えるしかないのです。
人にはがんばり時がある!
がんばってもがんばってもうまく行かないのなら、がんばらないでやってみる方法を探してみてください。実は、「がんばらないほうがうまくいく」とは、「がんばったことがある人」に当てはまる言葉です。
例えば、「身体の力を抜いてください」って言われても、身体の力を抜けない人っていますよね。力を抜いてください、と言われても抜き方がわからないのです。
その時は逆に、「身体に思いっきり力をいれてみてください。思いっきり、カチコチになるまで力をいれてみてください」そしてその後、「脱力してみてください」と体験することでやっと、力を抜くとはどんな状態なのかがわかります。
がんばる、がんばらないも同じです。思いっきり、がんばってがんばってがんばり通した事がある人は、がんばらない方法を知っています。対極を知るには、それぞれの経験がないとわからないものなのです。
つまり、本気でがんばったことがない人というのは、常にがんばっていないので、がんばらないという状態というのが、どういう状態なのか、よくわかりません。
だから、人は努力することや、がんばったりすることが必要な時があるのです。「ここぞ!」と言う時や、継続が必要な時などは、やはりがんばり続けることが大切です。
それをやり遂げた時の達成感や、得られた自信、自尊心は一生の宝物となることでしょう。
方法はたくさんあるけれど
さて、過去に、あなたは「あの時は、本当に本当につらかった。でもがんばった・・・乗りこえた!」と言う時があったでしょうか?それは、部活のようなものでもいいですし、何かの試験でもいいでしょう。
もしかして、離婚や結婚などに伴うつらい事なども含むかもしれません。私も、「本当にがんばったな、本当に本当に偉かった、途中で投げ出さなくてよかった、だから今がある」と言える事があります。
小、中、高と勉強も運動も、すべてテキトーにやってきて、20代、30代もがんばったことなど一度もなかったので、大人になってから苦しむ程がんばり通せたこの経験は私にとっては宝物です。
だから、同じがんばるでも、適度な力の抜き方も分かるようになってきました。「もう、二度とあんながんばる事などしたくない!」なんて思いながらも、がんばって何かを得る事に少し快感があったりもします。
人というのは時に、ガツガツとがんばらなければならない時に直面します。がんばらないで逃げることもできますし、腹をくくってがんばることもできます。どっちでもいいのですが、うまくいかなかったら、やり方を変えるだけです。
望む結果を得るには、方法論はたくさんあります。努力してGETする方法が合う人もいれば、力を抜いて、楽しんでスイスイやれる人もいます。どうぞご自身の成功の型みたいなのを見つけてみてください。
ただ、多くの世の成功者たちは、がんばっている人が多いです。しかし、ビジネスは楽しいことなので、がんばっているとは、ご自身で分からない人たちも多いですけどね。
がんばっているのに、がんばっていないように感じるのが一番成功の近道かもしれません。どうしたらいいか、秘訣を最後にお伝えするとしたら・・・
最後のゴールを楽しみながら見つめる、五感を働かせながら、それを捉えた時の自分を想像してみる。そうやってゴールに意識を向けていますと、行動するのが楽しくなっていきます。
人生は一回きりなのだから
いかがでしたでしょうか。
「もう少し自分の人生をがんばってみたいな」と言う方、がんばってみましょう!人生は一回きりです。
そして、もう1つ最後に。どうしようもないくらい疲れたら、休みましょうね。休んで休んで休み切ったら、またいつか動きたくなりますから。