デキる女の自己管理~スキマ時間の活用術~
スキマ時間活用のキッカケ
「デキる女の自己管理」・・・と言っても、自分のことではありません(笑) とはいえ、そうなれるように少しずつでも向かっている感じです。
それは亀の歩みで三歩進んで二歩下がる、でも、一歩は進んだね~というようなレベルですが、今日は、経験上、三歩進んだ感があることを記事にしたいと思います。
これまでも何度かお伝えしたように、私の昔といえば部屋は汚く、自己管理がまったくできていなく、体調もよく崩し、冬がくるたびに、ひどい風邪ばかり引いていました。しかし、ここ10数年は風邪も引いていません。
さらに最近は、細かなところまでスキマ時間を有効的に使えるようになってきました。そのキッカケがあります。それは、お米を鍋で炊くようになったこと。かれこれ6〜7年になります。
たったこれだけのことなのに、何かが変わった感が満載でした。
炊飯から生まれた「7分」活用術
私はご飯が大大大好きでして、炊飯ジャーがない生活だけは考えられませんでした。ところが今は、もういらないのです。
欲しい土鍋に出会うまでは、安い1000円くらいの鍋で美味しくご飯を炊く練習をずっとしていました。すると、たくさんのベネフィットがあったのです。
それが、スキマ時間を活用できるようになったこと、です。それが生活全体に伝染し、さらに自己管理ができるようになっていきました。
例えば、鍋で米を炊いているときは、中火で7分、弱火で7分、蒸らし7分(蒸らす時間がないときはそのまま食べますが)7分が3回でした。これが当時の安い鍋で一番美味しく米を炊ける時間であることがわかり、タイマーをかけるのです。
何かを成し遂げるには、中途半端な7分という時間ですが
7分間でここの片付けをしてしまおう。
7分間ですべての部屋を掃除機かけよう。
7分間でメール返信を済ませよう。
7分間でトイレを掃除しよう。
7分間でエクササイズをしよう。
このように、私にとってこの7分間は、本当に貴重な時間となりました。
しかも、7分以内にそれを終わらせてやる!と思ったら、急ぎ足になり、一つ一つの行動が素早くなっていくことにも気づきました。
逆算思考が管理能力を高める
炊飯話は続きますが、お米を炊こう!と思ってもすぐには炊けませんね。吸水時間が必要であり、私の場合は最低2時間以上とっています。
例えば「7時に夕食をとりたいから、6時半から炊き始めたい」となると、その2時間前だから4時半には米を研いで吸水する時間が必要です。
しかしその時間には家にいません。ならば家を出る前の2時に米を研いでおこう、と予定の逆算をし始めます。そう、無意識に逆算思考が定着するのです。
逆算で物事を考えるのは、脳科学的にもボケ防止に効果があります。そして何よりも、ゴール設定から物事を考えるコーチング思考でもあり、これが管理能力を高めていくのです。
今ではそんなスキマ時間を利用して、忙しいながらも、ゆっくりする時間さえ買い取れています。
たった一つの作業の逆算思考がどんどん伝染して、なんとなく数分単位で何かを成し遂げる癖がついてくるのです。
習慣化の力〜はじめは意識的にやる~
さて、数分単位で行動とか行動力とか先送りをやめる・・・などのようなコーチングベースは、気疲れしそうでしょうか?
実は、思うだけでやれないとか、できないと思っている人にとっては息苦しさを感じることでしょう。コーチングに出会う前の私のように・・・
しかし、習慣化というのは、努力してもできるようになることなのです。無意識に朝は歯を磨く、みたいなこと。
ですから、これらを無意識でできるようになるためには、最初は意識してやるしかありません。
体が本当に疲れている時は、がんばらないで休むことも必要ですが、がんばらない・やりたいことだけやる・自堕落OK・・・ それは人生の中でそういうとき「も」ある、ということ。そういうときばかりではありませんから。
死ぬまでそういう自分にOKを出していたら、逆に疲れます。みなさんも経験ありませんか?何もしないでゴロゴロしていたら逆になんか体が疲れた・・・という感覚を。
しかし、いろいろと予定を詰め込んでそれをこなせた時の爽快感!心地よい疲れというのはそういうことです。
小さなことでいい!まずはやってみよう
人は、潜在意識レベルで、ちゃんと生きたい。できればがんばって何かを成し遂げたいと思っている生き物であり、その奥底にある自分の気持ちを汲み取ってあげられるかどうかです。
家事やりたくない、ダラダラしていたい、仕事もしたくない・・・というのは自分の心の奥底の声ではなくて表層部の声、またはエゴの声です。
それらが潜在意識からの声だと、間違った解釈をしてしまうことがあります。しかし、本当ならバリバリ動きたい!家事はやりたくないときもあるけど、本当は楽しんでやりたい!
何事も本当なら、サクサク動けたら嬉しいし、そうなれたらいいな~、と思っているものです。
小さなことからでかまいません、それができると、それだけで脳内では快楽物質が出てきます。まずは小さなことから、タイマーをセットしてやってみてください。
すると、3分でできたこと、5分間でできたこと、7分でできたことなどが重なり、もっともっとやりたくなっていきますよ。