悩みや不安を小さくする方法
悩みや不安の正体
今日のテーマは「悩みや不安を小さくする方法」について。
悩みや不安とは、まだ起きていないことに対して自分自身で勝手に妄想ストーリーを作っているようなものです。しかし、実際に「悩むな!不安をなくせ!」と言われても、なかなかできるものではありませんね。
将来の経済のことであったり、子供の将来のこと、結婚できなかったらどうしよう、子供が出来なかったらどうしよう、このままこの仕事を続けられるのかな、やりたいことがあるけれど失敗したらどうしよう・・・など。
要は、まだ経験していない未来に対して感じてしまうものです。きっと誰でもご経験があることでしょう。
このような悩みや不安は、なくすまではいかなくとも、小さくすることはできます。次の章では、その方法を具体的にお伝えします。
悩みや不安を小さくする方法
悩みや不安を小さくする方法、それは、トライアンドエラーを繰り返しながら動く!行動する!進む!そして、大切なのは、止まらないことです。
結婚できなかったらどうしよう、であるならば、結婚するためにできることをどんどん計画して実行していくこと。
結婚だけにとらわれるよりも、あなた自身がキラキラ輝いて楽しいことをしていたら、男性はあなたを見つけてくれます。それも含めて、結婚するためにあなたが今できることを全てしてみるのです。
経済的不安や老後のことが不安であるならば、「特に何が不安なのか?」を明確にしてみましょう。
経済的に不安ならば、すぐにでもファイナンシャル・プランナーに相談して計画してみることもできますし、週末起業できるように情報収集して、自分のスキルを磨いてみるなどできます。
起業をしたけど、なかなかうまくいかない、という不安があったとしても、トライ&エラーをしながら、うまくいくまでやり方を変え、続けていくことです。
たとえ亀の歩みであっても、やめなければ到達することになります。しかし、進む道が間違っていれば、あなたが最初に設定したゴールにはたどり着きません。
だから、まずゴールを見て、自分の現時点を見る。道筋を確認し、間違えていたら軌道修正する。それらを繰り返しながら、ただただ進む、行動する、動くのです。
動かないから不安になる
動くことで、不安はどんどん小さくなっていきますし、動いている間はそんなに悩みや不安に意識がないようになります。
往々にして、止まってしまう時間ができた時に、不安に関することを思い巡らしたり、浸ってしまう、その時間が悩みや不安をどんどん大きくしていきます。
フォーカスしたものは増大する、というのは普遍の法則です。
では、どれだけ悩もうが、不安を抱えようが、結局同じ未来がやってくるとしたらどうでしょうか?頭を抱え胃を痛くしてその未来を待つのと、「結果は未来でしかわからないから」と悩まずに過ごすのはどちらがいいでしょうか?
そう考えてみると、おのずとどちらがいいか見えてくることでしょう。
「それが難しい・・・」
「それができたら苦労はしません」
「そんなに簡単なことではないです」
と、なかなか思考をチェンジできない人の多くが、行動を起こさずに「出来ない」と思いこんで止っているだけ、結局、悩みたいのです。
とはいえ、とにかくやみくもに行動だけしても、無駄なエネルギーを使うことになります。無駄を省くために、いろんなものを削ぎ落とし、行動しやすく、思考はシンプルに。
その上で、考えることを決して止めず、現実的なプランを組むことも必要です。ただし、現実的なプランばかりですと、これまた不安が大きくなります。
つまり、ある程度のプランを立てたのなら、あとは動くのみなのです。
結局、最後はうまくいくから
いかがでしたでしょうか。誰であっても人生の中で一見、望まぬようなことに直面することはあります。
なぜ「一見」という表現を使ったかというと、長い目でその経験を見てみると、どの嫌な経験も、それらなくしては今の自分は形成されていない、と思えませんか?
そして、どんな悩みや不安があっても、軽やかとはいかずとも、結局これまで乗り越えて来ている、ということに気づくことでしょう。
渦中の時は、もがいて、見えぬ未来に不安と恐れを抱えていても、「結局最後は乗り越えていくんだ」と信じていたほうが、そのままならぬこともハラリとかわしていけるものです。
本当は、あなたも私もすべてを知っているのです。悩んでいても、結局最後はうまくいく、ということを。
だから、安心して動いてください。動いて思い通りにいかないなら、それらも経験として楽しむようなつもりで。
悩みや不安を100%なくすよりも、それらを小脇に抱えながらどんどん進み、行動し続けましょう。それが、悩みや不安を少なくする最もシンプルな方法なのです。