行動力サクサクUP!脳内予習のススメ
習慣化、得意ですか?
まずは、質問します。
「みなさんは、行動を習慣化させるのは得意ですか?」
この問いに自信をもって「はい!」と答えられる方は心配ありませんが、今回は行動力、さらにはそれを習慣にまで落とし込むことが苦手な方へ、脳の仕組みを使い、サクサクと動けるようになる方法についてお伝えします。
不快→快の切り替わりが、習慣になるポイント
方法論の前に、大切なことをお伝えします。何事も始めてから2週間の間は、「何が何でもやろう!」と決意と行動すること。行動は2週間で習慣化、さらにその後の一週間で定着化すると言われています。最初だけは少々「がんばること」が必要です。
そして最初の行動は往々にして「不快」から始まります。不快が「快」に切り替わるタイミングが、大体2週間以降。「快」に変わればさらに継続しやすく、習慣化、そして定着化しやすくなります。しかし、環境の変化などで継続をやめてしまうこともあります。せっかく定着した新しい習慣がゼロになってしまう。でも、気軽に捉えてください。やめてしまっても、ゼロになっても、あなたがやりたければ、またやればいいのです。
あなたが「やりたい」と思ったことは、やるメリットがあるからです。そのメリットに注目して、それをやったらどうなるか?やらなかったらどうなるか?の先にある自分のイメージをして、継続してみましょう。次の章では、脳の傾向を使った、動けるようになる方法「脳内予習」についてお伝えします。
サクサク動く!脳内予習
①やることを3つ書く
まずは、翌日のやることToDoを書きます。ToDoを書く際は、普段のルーティン作業を省き、最大3つまでを書くように提案しています。
例えば、明日は、
・押し入れの一角を1時間だけ整理整頓する
・郵便局に行って、お金を下ろしてくる
・仕事の資料・テキストを作る
②スケジュールを書き込む
次に、ToDo3つを「いつやるか」「何時くらいにやるか」手帳またはノートに書きこみます。スマホのカレンダーなどでスケジュール管理している方は、頭の中で考えていただいてもOKですが、推奨はメモ帳でもいいので書き出すことです。書き出す作業が、よりやることを明確にします。
③脳内予習する
最後に、書き出したToDoを前日の夜、寝る前に一日の流れを脳内イメージで予習をするのです。
上記の例えでいえば、家族を送り出してから、午前10時から押し入れの整理をはじめて、11時に終了している自分をイメージします。「あぁ~、予定通り終わった!」と、あなたが声を出して何か言っている様子をイメージするとよりgoodです。
お昼食べてから、郵便局に行く場面をイメージします。帰ってきてから、珈琲を飲んで少し休憩し、午後3時から資料作りをします。ここでも「よし!結構進んだわ!」なんて言っている姿をイメージできたらいいですね。イメージのポイントは、あなたが実際にやっているイメージを見るのではなく、あなたの目を通して、その映像をみているようにしてみてください。
そして最後、次の日の朝目覚めてすぐに、昨夜と同じようにすべてをやり遂げている自分をイメージしてみましょう。脳が一度予習した事は、その通りに動きたくなるように仕組みができているのです。
なりたい自分になろう
本当に理想の自分になりたいとき、手法は色々とあります。「目標とか立てると、できない自分にがっかりするから、目標は立てない」という方もいます。脳内予習の考え方でいうと、「最初から出来ない自分をしっかり脳内イメージしている」ということなのです。もったいないですよね。
行動できている自分
サクサク動いている自分
バリバリ仕事をしている自分
痩せて美しくなっている自分
明日のあなたはどうなりたいですか?そのためにどんな行動をしますか?
今夜と明日の朝に脳内予習して、なりたい自分を手に入れてください。